2021年12月7日に、Bybitのローンチプールイベントとして登場したDeHorizon(DEVT)というトークンをご存知でしょうか。
DEVTは、近年徐々に需要が高まっているメタバース系銘柄として注目されています。
しかし、DEVTはまだ取り扱いが始まったばかりの新規銘柄なので「興味はあるけど具体的なプロジェクトの内容やトークンの特徴などは知らない」という人も多いはず。
そこで本記事ではDeHorizonのプロジェクト内容や、Bybitで実際にDEVTを購入する方法を紹介します。
なお、この記事は2021年12月24日時点での情報です。
- DeHorizonはブロックチェーンを利用したメタバース系のゲームプラットフォーム
- まだテスト段階ではあるものの、既にいくつかのゲームを開発している
- ゲームの人気が出れば、今後の将来性も期待できる
記事の後半では、DEVTの価格上昇が期待できるタイミングも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
DeHorizonとは?
それではまず、DeHorizonとはどんなプロジェクトなのかを紹介します。
メタバース系のゲームプラットフォーム
DeHorizonは、メタバース系のゲームプラットフォームです。
メタバースとは、コンピュータのネットワーク上に構築された仮想空間のことをいいます。
通常のコンピュータゲームをプレイする際は、GoogleやAppleといったオンラインプラットフォームを経由する必要がありますよね。
しかし、DeHorizonではそういったものを介さず、イーサリアムやバイナンスなど複数のブロックチェーンを利用してさまざまなゲームに接続できます。
将来的には、次世代のメタバースプラットフォームとなることを目標にしているようです。
いくつかのゲームを開発している
DeHorizonは、既にいくつかのゲームを開発しています。
公式サイトで発表されている主なゲームプロジェクトは、以下の通りです。
- DeVerse:ステージ上でプレイヤーがチームに分かれ、どちらのチームがより多くのスコアを獲得できるかを競うバトルゲーム
- DeTournament:プレイヤーはシングルモード、もしくはマルチモードのいずれかにて宝探しなどのイベントに参加できるバトルロワイヤルゲーム
- DeQuidditch:ドラゴンに乗って、対戦相手よりも多くのポイントを獲得することを目指すファンタジースポーツゲーム
主流なメタバースと同じく、他プレイヤーとの交流やコミュニケーション、各イベントへの参加などができるようですね。
チームバトルやドラゴンに乗ったレースなど、本格的なメタバースゲームもプレイできます。
ゲームはテスト段階のため今後の進展に期待
ブロックチェーンを活用したさまざまなゲームを開発しているDeHorizonですが、公式サイトを確認したところ、ゲームはまだテスト段階のようです。
2021年12月24日時点だと、実際のプレイもまだできないようなので、今後の進展に期待しましょう。
ただ、公式サイトでは以下のように、ゲームの概要やテスト動画などは確認できます。
具体的にどんなゲームを開発しているのか気になる人は、ぜひ公式のゲームページをチェックしてみてください。
DeHorizonのトークンDEVTとは?
続いて、DeHorizonの独自トークンであるDEVTについて解説します。
概要
トークン名 | DeHorizon |
---|---|
トークンシンボル | DEVT |
トークン総額 | 300,000,000DEVT |
DEVTはDeHorizonが独自で発行している、ERC20系のトークンです。
配布総額は3億枚で、このうち0.08%にあたる24万DEVTは、既にBybitのローンチプールにて配布されています。
なお、DEVTの配布割合については公式サイトに以下の表が掲載されていました。
トークンセールやマーケティングなど、各種イベント・コミュニティなどによって配布割合が決まっているようです。
発行の目的
DEVTは、DeHorizonプロジェクトの運用や開発を促進するために発行されました。
独自トークンをユーザーに配布し、メタバースを快適にプレイできるようにすることを目的にしているようです。
また、DEVTはガバナンストークンとしての役割もあります。
ガバナンストークンとは、プロジェクトの運用や新しい機能に関する投票に参加するためのトークンのこと。
簡単にいうと、DEVTを保有してチームのメンバーになった人は、DeHorizonの開発や運用に関する投票に参加可能です。
その他、DEVTを保有しているユーザーにはエアドロップも行われています。
エアドロップとは、ユーザーに対して各種トークンを無料で配布するイベントのことです。
つまり、DEVTを保有しているだけでユーザーはトークンを受け取れるチャンスがあります。
以上のことをふまえると、DEVTの主な発行目的はプロジェクトの促進やユーザーへの報酬付与、ユーザーを投票に参加させることだと考えられます。
使用用途
一般ユーザーの場合、DEVTは主にトレードで使うことになるでしょう。
DEVTは他の仮想通貨と同じように売買ができるので、たとえばBybitでDEVTの取引を行うと、実際に利益を獲得できます。
取引所によってはステーキングなどができる場合もあるので、各種イベントに参加してみるのも1つの活用方法です。
また、先述したようにDEVTにはガバナンストークンとしての機能もあります。
購入したDEVTを売却せずに保有しておき、DeHorizonの投票に参加してプロジェクトの運用に関わることも可能です。
投票には外部ウォレットの接続や一定数量のDEVTの保有など特定の条件が必要ですが、興味のある人はそういったトークンの使い方も検討してみるといいでしょう。
なお、DEVTはメタバース関連のトークンですが、実際にゲーム内で使われるかどうかは発表されていません。
DEVTとは別に、各ゲームで使われるトークンとしてDVT・DTT・DQTは公式サイトにて公表されています。
DEVTのさらなる用途や機能が実装される可能性もあるので、今後の展開にも注目しておきたいですね。
DEVTの購入方法は?
ここからは、DEVTの購入方法を紹介します。
今回はBybitでDEVTを購入する方法を見ていきましょう。
Bybitでは2021年12月7日から1週間にわたってDEVTのローンチプールイベントが行われ、イベント期間中に現物取引がスタートしています。
2021年12月24日時点では、DEVT/USDTの現物取引ペアとして購入が可能です。
Bybitの現物取引は、以下の画像のように成行注文・指値注文・条件付き注文のなかから注文方法を選べます。
相場状況やチャートをチェックしつつ、自分の投資スタイルに合った注文方法で購入するといいでしょう。
現時点だとDEVTの売買ができるのは現物取引のみで、デリバティブ取引ではまだ取り扱いがありません。
今後、デリバティブでDEVTのレバレッジ取引が始まる可能性もあるため、気になる人はそちらにも注目しておくといいですよ。
ちなみに、Bybitは海外の取引所なので、取引するためにはUSDTを保有しておく必要があります。
Echeckというサービスを使っての銀行振込、もしくは国内の取引所から仮想通貨を送金するなどして、Bybitで取引ができるよう準備しておくといいでしょう。
Bybitの口座開設がお済みでない方は今のうちに行っておきましょう。
DEVT以外の話題の通貨の売買もできるので、登録しておいて損はないですよ。
DEVTの将来性は?
DEVTはメタバース関連の通貨なので、トークンとしての将来性はゲームのプロジェクトが成功するかどうかにかかっています。
DeHorizon自体がまだ始まって間もないプロジェクトのため判断するのは難しいですが、今後ゲームが成功して人気を集めれば、独自トークンであるDEVTの将来性も期待できるでしょう。
また、メタバースは近年、需要のあるプロジェクトとして仮想通貨界隈では注目を集めています。
とくに2021年は仮想通貨がバブル期だったことも追い風となり、ENJ・MANA・AXSといった通貨を筆頭に、多くのメタバース系銘柄の価格が上昇しました。
通貨によっては、1年で50倍以上の価格になったものもあります。
2022年以降もメタバースが高い需要を保ち、DeHorizonのプロジェクトも成功すれば、DEVTもメタバース銘柄として将来性が期待できるでしょう。
ただし、投資の世界に絶対はありません。
もしDEVTが注目されたとしても、仮想通貨のバブル崩壊に巻き込まれるリスクもありますし、メタバースの需要が低くなる可能性もあります。
DEVTを購入する際は、そういった点も考慮しつつ投資するかどうか検討してみるといいでしょう。
なお、ここで紹介している内容は筆者独自の見解なので、あくまでも参考程度にしてみてください。
DEVTの価格上昇が期待できるタイミングは?
DEVTを実際に購入する場合、できるだけ価格が高いときに売却して利益を出したいですよね。
そんな人のために、DEVTの価格上昇が期待できるタイミングを紹介します。
DeHorizonのゲームが人気を集めたタイミング
DEVTの価格上昇が期待できるタイミングとしてまず考えられるのは、DeHorizonのゲームが注目を集めたときです。
DEVTはメタバース系銘柄なので、独自に開発しているメタバースゲームが人気になるかどうかによって価格が大きく左右されます。
今後DeHorizonのゲームの人気が出てくれば、それと同時にDEVTの価格が上昇する可能性は高いでしょう。
DeHorizonでは現時点だと3つのゲームを発表しているため、公式サイトでゲームの最新情報などもチェックしてみるといいですよ。
ただし、DeHorizonのプロジェクトは始まったばかりで、ゲームもまだ正式にはリリースされていません。
すぐに人気が出るかどうかを判断するのも難しいので、プロジェクトの進行具合やゲームの情報も確認しつつ、価格上昇のタイミングを伺ってみるといいでしょう。
大手取引所への上場
DEVTの価格上昇が期待できる2つめのタイミングは、大手取引所へ上場したときです。
仮想通貨はどんな銘柄かにかかわらず、大手の取引所で新しく取引されるようになると、大幅に値上がりする傾向があります。
これはユーザー数の多い取引所で売買されるほど取引高が上がり、それに伴って価格も上がりやすくなるためです。
とくにBinanceやFTXなどの取引所は世界でもトップクラスの取引高を誇っており、こういった取引所への上場が決まれば、短期的な値上がりが期待できるでしょう。
たとえば、2021年12月23日にConvex Finance(CVX)という銘柄がBinanceに上場することが発表され、ネット上でも話題となりました。
そして実際にCVXの上場が開始された当日は、以下のように1日で10%以上の価格上昇を見せています。
チャート表を見ると、取引高も急激に上がっているのがわかりますよね。
価格上昇の要因が必ずしもBinanceへの上場であるとは言い切れませんが、上記のように取引所への上場をきっかけに短期的な値上がりが起きるケースは多々あります。
DEVTが今回上場したのはBybitですが、これから他の大手取引所に上場した場合、価格が高騰する可能性は高いでしょう。
ただし、こういったファンダメンタルズが要因で価格上昇した場合、一時的に大きく値上がりしたあと、一旦価格が落ち着くことも多くあります。
購入するのが遅くなると、高値掴みになってしまう可能性もあるので、売買するタイミングは慎重に見極めるよう注意してくださいね。
仮想通貨市場がバブル期になったとき
DEVTの価格上昇が起きやすいもう1つのタイミングは、仮想通貨市場全体がバブル期になったときです。
仮想通貨市場がバブル期になると、特定銘柄のプロジェクトや人気度合いなどはそれほど関係なく、多くのアルトコインの価格が上昇しやすくなります。
こちらは、2020年12月~2021年12月にかけての仮想通貨全体の時価総額を表したグローバルチャートです。
2021年5月と2021年11月に、全体の時価総額が高値を更新しているのがわかりますよね。
上記2回のタイミングでは、実際にビットコインをはじめとするさまざまな銘柄が史上最高値を記録しました。
なかにはおよそ1年間で、100倍以上の価格になった銘柄もあります。
こういった仮想通貨バブルが起きると、DEVTも市場全体の盛り上がりにつられて高値を更新する可能性が高いです。
なお、仮想通貨のバブルには半減期の影響もあるとされています。
仮想通貨の半減期とは、マイナーのマイニング報酬を半分にすることで、通貨の発行枚数を減らす時期のことです。
通貨の発行枚数が減ると、トークンの市場価値が高まり、価格上昇の要因になりやすいといわれています。
半減期だからといって必ずしも仮想通貨バブルが起きるわけではありませんが、価格の見通しを左右する1つの要因として覚えておくといいでしょう。
なお、半減期はその仕組み上、4年に1度のタイミングで訪れます。
前回の半減期は2020年に行われており、次の半減期は2024年頃と予想されているので、こういった点にもぜひ注目してみてください。
仮想通貨はタイミングが大事です。
目の前に現れたチャンスを確実に掴むためにも、DEVTが購入できるBybitにはあらかじめ登録しておきましょう。
まとめ
DeHorizonはイーサリアムやバイナンスなど複数のブロックチェーンを利用した、メタバース系のプラットフォームです。
まだテスト段階ではありますが、DeVerse・DeTournament・DeQuidditchといったいくつかのゲームを開発しています。
また、DeHorizonは独自トークンであるDEVTを発行しているのも特徴です。
DEVTはトレードやステーキング、ガバナンストークンとして保有しておくなど、さまざまな活用方法があります。
2021年はメタバース関連のプロジェクトや銘柄が注目されたので、今後DeHorizonのゲームが人気を集めれば、DEVTの将来性も期待できるでしょう。
なお、DEVTはBybitの現物取引にて購入できます。
2021年12月24日時点だと現物取引のみしかありませんが、これからレバレッジ取引が開始される可能性もあるので、その点にも期待したいですね。
- DEVTはBybitの現物取引で購入できる
- 2021年12月時点ではレバレッジ取引はできないので、今後に期待
- BybitでDEVTを購入するにはUSDTが必要
Bybitの口座開設でつまずいている方は以下の記事を参考にしてください。
画像付きでわかりやすく解説しているので、スムーズに登録できますよ。