2021年の下半期以降、大手取引所のBybitでさまざまなローンチプールイベントを行っているのをご存知でしょうか。
そして2021年12月に新しく上場したのが、RunNode(RUN)というトークンです。
しかし、これまでにはなかった通貨のため「興味はあるけど詳しいプロジェクト内容やトークンの特徴は知らない」という人も多いはず。
そこで本記事では、RUNの特徴や購入方法を紹介します。
なお、この記事は2021年12月29日時点での情報です。
- 主にSolanaブロックチェーンの基盤環境の改善や、開発者を支援するためのプロジェクト
- 採用プロジェクトやユーザーの数は順調に増加している
- RUNの将来性はプロジェクトが成功するかどうかに左右される
記事の後半では、RUNの将来性や価格上昇が期待できるタイミングも解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
RunNodeとは?
まずは、RunNodeの概要について紹介します。
基盤環境を整えることで開発者を支援する仕組み
RunNodeは仮想通貨の基盤環境を整えることで、開発者を支援するために立ち上げられたプロジェクトです。
仮想通貨には、ノードと呼ばれるコンピュータ端末やAPIなどさまざまなシステムが関係しています。
RunNodeは、こういった基盤のシステムを改善するのが特徴。
Web2.0を他のシステムに接続する機能も備えており、Web3.0やメタバースなどにも活用されるようです。
また、将来的にはステーキングサービスなどを開始してユーザーに報酬を付与し、それらをDeFiで利用できるようにすることも目標としています。
主にSolanaのプロジェクトで活用される
RunNodeは、主にSolanaブロックチェーンを基盤としたプロジェクトで活用されます。
Solanaブロックチェーンは分散型アプリケーションが構築できるなどの機能を持ち、その特徴がイーサリアムに類似していることから「イーサリアムキラー」とも呼ばれるチェーンです。
ただし、Solanaブロックチェーンは開発環境に問題があるため、それらを改善するためにRunNodeが利用されます。
RunNodeを使うことにより、使いやすさ・速度の速さ・稼働時間の長さなど、より優れた開発ツールの構築を目指しているとのこと。
また、イーサリアムをはじめとする他のブロックチェーン開発者をSolanaのブロックチェーン上に誘導することも目標にしています。
採用プロジェクトやユーザーの数は増加している
RunNodeの公式サイトを参考にすると、採用プロジェクトやユーザーの数は週を追うごとに増加しているようです。
上記のグラフを見る限りでは、最初のプロジェクトを採用してからおよそ6週間で、ユーザーの数は10倍以上になっています。
今後はこういった結果を基にしつつ、ユーザー経験やコードの改善を優先的に行っていく予定とのこと。
プロジェクトとしては短期間のうちに著しい成長を遂げているので、今後のさらなる発展に期待したいですね。
RunNodeのトークンRUNとは?
続いて、RunNodeの独自トークンであるRUNについて紹介します。
概要
トークン名 | RunNode |
---|---|
トークンシンボル | RUN |
トークン総額 | 1,000,000,000RUN |
RUNの配布総額は10億枚です。
このうち、2億8,100万のRUNトークンがエコシステムの開発やステーキングプールの報酬に割り当てられています。
上記の他、390万枚のRUNトークンはBybitのローンチプールイベントにて配布中です。
発行の目的
RUNトークンは、主にプロジェクトの促進やDAO(分散型自立組織)での活用、ユーザーへの報酬付与などを目的として発行されました。
ブロックチェーンの基軸通貨であるSolanaには別のトークンを発行できる機能があり、RUNもこの機能を利用して発行されています。
RunNodeでは、エアドロップやステーキングなどで段階的にRUNトークンをユーザーに配布し、SolanaのDeFiエコシステムで流動性を高めることを目的としているようです。
また、RUNにはガバナンストークンとしての役割もあります。
ガバナンストークンとは、プロジェクトの運用や方針に関わる決定権を持ったトークンのこと。
RUNを保有しているユーザーは、RunNodeのプロジェクト開発や方向性などの投票に参加できます。
以上のことをふまえると、RUNはユーザーに報酬を与えたり投票に参加させたりすることで、プロジェクトをより発展させるために発行されたトークンといえるでしょう。
使用用途
RUNにはさまざまな用途がありますが、主な使い道は以下の通りです。
- 従来のトレード
- 投票イベントでの活用
- DeFiでのステーキング
- エアドロップ
RunNodeのプロジェクトによほど本格的な投資をする場合を除き、一般ユーザーは従来のトレードやステーキングなどがRUNの主な使い道になるでしょう。
また、購入したRUNトークンを保有しておき、エアドロップを受け取るといった用途もあります。
なお、将来的にはNFTのマーケットプレイスや各プロジェクトの投資などにもRUNを活用する予定のようです。
トークンの新しい用途についても随時発表するとのことなので、今後の展開にも期待しておきましょう。
RUNの購入方法は?
ここからは、Bybitで実際にRUNを購入する方法を紹介します。
RUNはローンチプールイベントが開催されていた2021年12月23日に既に上場済みで、2021年12月29日現時点だと現物取引で購入可能です。
売買をする際は、他の銘柄と同じく成行注文・指値注文・条件付き注文のいずれかを選択できます。
購入したい価格帯や数量を設定したら、あとは「Buy」や「Sell」のボタンを押すだけなので、初心者でも簡単に売買できますよ。
ただし、RUNはUSDTペアでの現物取引しか対応していないため、購入するためにはUSDTが必要です。
もしBybitの口座にUSDTを保有していない場合は、銀行振込・もしくは他の取引所から仮想通貨を送金するなどして、事前に準備しておきましょう。
なお、現時点だとBybitで対応しているRUNの取引方法は現物取引のみで、レバレッジ取引には対応していません。
過去にローンチパッドで上場した新規銘柄は、現物取引が開始したあとにレバレッジ取引が始まったケースも多いです。
RUNについても、しばらくしてからレバレッジ取引にも対応する可能性が高いので、Bybitの最新情報もぜひチェックしてみてください。
Bybitの口座をお持ちでない方は以下のボタンより登録可能です。
3分ほどで完了しますよ。
RUNの将来性は?
RUNの将来性は、RunNodeのプロジェクトが成功するかどうかに左右されるでしょう。
仮想通貨の価格は長期的な目で見ると、プロジェクトの需要やユーザーからの注目度に影響される傾向があります。
RUNの場合、プロジェクトのメインになっているのはSolanaブロックチェーンです。
Solanaは他のプロックチェーンに比べると処理能力の早さや手数料の安さに優れており、現在では仮想通貨に関わる多くのネットワークやシステムで活用されるようになりました。
また、Solanaは近年注目を集めているDeFiとの関連性も高く、仮想通貨トレーダーの間でも度々話題にあがっています。
実際に2021年はSolanaの機能性や技術が高く評価され、価格は1年間で100倍以上に値上がりしました。
そして現時点では、時価総額ランキング5位に位置するほどの人気通貨になっています。
Solanaがこのまま人気を集め続け、RunNodeのプロジェクトもさらに進展すれば、RUNの将来性も期待できるでしょう。
ただし、仮想通貨の価格はプロジェクトの需要や注目度だけでなく、ビットコインの価格や市場全体の時価総額なども影響しています。
仮想通貨市場の価格が全体的に下落すれば、RUNの価格も下がる可能性があるので、そういった要素も考慮しつつ投資するかどうか検討してみるといいでしょう。
なお、ここで紹介している内容はあくまでも筆者独自の見解であり、RUNの将来性を保証するものではありません。
RUNの価格上昇が期待できるタイミングは?
実際にRUNを購入する場合、できれば価格が上がったときを見計って売却したいですよね。
そこでここからは、RUNの価格上昇が期待できるタイミングを紹介します。
RunNodeのプロジェクトが注目されたとき
RUNの価格上昇が期待できるタイミングとしてまず考えられるのは、RunNodeのプロジェクトが注目されたときです。
RUNの将来性の項目でも解説したように、仮想通貨の価格はプロジェクトの需要や注目度によって大きく変動します。
RUNは上場したばかりの通貨なので知名度はまだ低く、トークンの具体的な特徴や仕組みなどもあまり知られていません。
しかし、これからRunNodeのプロジェクトが注目されて需要があると判断されると、RUNの価格が一気に上昇する可能性もあるでしょう。
RUNはSolanaとの関連性が深く、まだまだ未知の可能性を秘めているトークンでもあるので、今後の成長に期待したいですね。
他の取引所へ上場したタイミング
他の取引所に上場したときも、RUNの価格上昇が期待できるタイミングの1つです。
仮想通貨はプロジェクトの内容や仕組みなどにかかわらず、大手の取引所に上場すると短期間で一気に価格が高騰する傾向にあります。
これはユーザーの多い取引所で売買されると流動性が高くなり、価格に大きな影響を及ぼすためです。
とくにBinanceやCoinbase Exchangeといった世界トップクラスの取引所に上場すれば、ネット上でも大きな話題となるので、価格は飛躍的に上昇します。
たとえば、2021年12月23日にBinanceはPEOPLEという新しい銘柄の取り扱いを発表し、コインポストのネットニュースにも掲載されました。
そして2021年12月22日~12月29日までのPEOPLEの価格推移がこちらです。
チャート表を見ると、Binanceでの上場が発表された12月23日に30%以上の値上がりを見せているのが分かります。
このように、大手の取引所に上場した銘柄は価格が高騰する可能性が高いです。
今回RUNが上場したのはBybitですが、今後他の取引所への上場が決まれば、短期的な価格上昇が期待できるでしょう。
ただ、上場ニュースが要因となり注目を集めた場合、価格上昇するのはあくまでも短期的なもので、そのあとは徐々に価格が落ちつくケースが多いです。
例に挙げたPEOPLEも、23日以降は少しずつ価格が下落していますよね。
価格が上昇したあとの天井圏で購入すると高値掴みになってしまうこともあるので、タイミングは慎重に見極めるよう注意が必要です。
仮想通貨の市場全体が盛り上がったとき
RUNの価格上昇が期待できるタイミングとして、仮想通貨の市場全体が盛り上がったときにも注目してみてください。
仮想通貨はバブルと呼ばれるような市場全体の時価総額が上がる時期になると、アルトコインを含める多くの通貨が高値を更新します。
バブル期に突入した場合、通貨単体の需要や人気度がそれほど高くなくても、市場の雰囲気につられてほとんどの銘柄が値上がりしやすいです
実際に2021年は仮想通貨バブルといわれ、全体の時価総額も過去最高値を更新しました。
このような時期になると、RUNも他の通貨と同じく値上がりする可能性が高いでしょう。
ただし、仮想通貨のバブルはずっと続くわけではなく、いつかは終わりが来ます。
バブルが終わると価格が暴落することもあるので、高値でRUNを購入して含み損にならないよう、慎重に取引を行ってください。
仮想通貨の半減期にも注目
RUNの価格が上昇するタイミングを見極めたいなら、仮想通貨の半減期にも要注目。
半減期とは、仮想通貨のマイニング報酬が半分になる時期のことです。
ビットコインをはじめとする仮想通貨は、マイナーと呼ばれる人たちがマイニング作業(通貨の取引処理)を行うことで、新規の通貨が発行されています。
発行枚数の上限が決められている通貨の場合、マイニングがどんどん進むと需要を超える量の通貨が市場に流通してしまい、インフラを起こしかねません。
このようなインフラを防ぐための仕組みが半減期です。
半減期になると、マイニングで発行される通貨の数量が減り市場価値が高まるため、価格が上昇しやすいといわれています。
半減期が来たからといって、必ずしも価格が上昇するわけではありません。
ただ、半減期は先述した仮想通貨バブルにも関係しているので、価格を見通すための判断材料の1つとして覚えておくといいですよ。
なお、半減期は4年に一度のペースで訪れます。
これまで半減期は計4回訪れており、前回の半減期は2020年だったので、次の半減期として予想されているのは2024年です。
長期的に仮想通貨投資をする予定の人は、次回の半減期にも注目しておくといいでしょう。
仮想通貨で収益を得るにはタイミングが大事です。
絶好の機会を逃さないためにも、今のうちにBybitの登録だけは済ませておきましょう。
まとめ
RunNodeは主にSolanaブロックチェーンにおける基盤環境の改善や、開発者の支援をするためのプロジェクトです。
独自トークンであるRUNは従来のトレード以外にも、ステーキングや投票イベントでの活用などさまざまな使い道があります。
RUNの将来性は、RunNodeのプロジェクトが成功するかどうかにかかっているでしょう。
RUNの取引をしたい場合は、Bybitの現物取引で売買が可能です。
BybitでRUNを購入するにはUSDTが必要なので、保有していない人は事前に準備しておく必要があります。
現時点だと現物取引にしか対応していませんが、今後レバレッジ取引が始まる可能性もあるので、Bybitの最新情報もぜひチェックしてみてください。
- RUNはBybitの現物取引で購入できる
- 購入するためにはUSDTが必要
- 現時点では現物取引しか扱っておらず、レバレッジ取引に関しては今後に期待
Bybitの登録方法がわからないという人は以下の記事を参考にしてください。
画像付きで丁寧に解説しているので、お役に立てるはずですよ。