大手取引所のBybitでは2021年の後半から、ローンチパッドという独自のIEOイベントを数多く行い、さまざまな新規トークンを発行しています。
そして2022年1月13日よりBybitローンチパッドの第9弾プロジェクトとして、Monster Galaxy(GGM)のIEOが始まりました。
GGMはモンスター対戦ができるゲーム系銘柄ですが、これまでにはなかった新しいトークンなので、詳しいプロジェクトの内容や特徴を知らない人がほとんどですよね。
そこで本記事では、Monster Galaxyの特徴やGGMの購入方法、将来性などを徹底解説します。
なお、この記事は2022年1月14日時点での情報です。
- Monster Galaxyはモンスター対戦ができるスマホ用の仮想通貨ゲーム
- ゲームをプレイすれば独自トークンのGGMを獲得可能
- GGMの将来性はゲームが成功するかどうかに左右されるものの、期待度は高い
今や遊びながら稼げる時代です。
ゲームをしながら仮想通貨を獲得したい方はぜひ最後までお読みください。
目次
Monster Galaxyとは?
まずは、Monster Galaxyがどういったプロジェクトなのか紹介します。
モンスター対戦のスマホ用仮想通貨ゲーム
Monster Galaxyは、モンスター対戦ができるスマホ用の仮想通貨ゲームです。
アメリカとカナダを拠点にしている、日本アニメ愛好家団体の「GAIA CLUB」によって開発されました。
世界中で有名なポケモンとモンスターハンターから着想を得て開発されたゲームとされています。
Monster Galaxyは2012年にも一度公開されており、今回発表されたのはそのリメイク版です。
以前公開されたときから注目されており、公式Facebookでは120万人を超えるフォロワーを集めています。
MOGAを集めてバトルに勝つとトークンがもらえる
Monster Galaxyを実際にプレイする際、プレイヤーはMOGA(モガ)と呼ばれるモンスターを捕まえて、他プレイヤーのMOGAと対戦させます。
バトルに勝利すると、Monster Galaxyの独自トークンであるGGMを獲得可能です。
捕まえたMOGAを保管しておくには、専用のボールが必要とのこと。
ゲームのつくり自体もポケモンによく似ているため、日本人でも楽しんでプレイできそうですね!
また、クエストモード・インスタンスモード・チャレンジモードなどさまざまモードがあり、幅広い楽しみ方ができるようです。
MOGAはNFTとして売買可能
Monster Galaxy内に登場するMOGAは、NFTとして発行されます。
そのため、獲得したMOGAは売買することも可能です。
MOGAはゲーム内の仮想通貨ストアや、主要なNFTマーケットプレイスで取引できるとのこと。
一部のマーケットプレイスでは、レアなモンスターが獲得できるブラインドボックスのセールイベントなども行っているので、気になる人は公式サイトの情報もぜひチェックしてみてください。
Monster GalaxyのトークンGGMとは?
続いて、Monster Galaxyの独自トークンであるGGMについて解説します。
概要
トークン名 | Monster Galaxy |
---|---|
トークンシンボル | GGM |
トークン総額 | 1,000,000,000GGM |
ローンチパッド割り当て総額 | 10,000,000GGM |
GGMはERC20系のトークンで、配布総額は10億枚です。
このうちの1%にあたる1,000万枚が、Bybitのローンチパッドに割り当てられています。
Bybitへの上場時は、1GGMあたり1ドルのレートが適用されるとのこと。
また、Monster Galaxyの公式サイトでは以下のロードマップも掲載されていました。
ゲーム内で配布される他、ステーキングやチームメンバーへの報酬、各種セールイベントなど、それぞれで配布割合が決められているようです。
発行の目的
GGMは、主にMonster Galaxyのゲーム内で使うために発行されました。
GGMをゲーム内で配布することで、多くのユーザーを獲得することを目的としているのでしょう。
その他、ステーキングやセールイベントなどの報酬としてGGMを使うことにより、コミュニティやプロジェクトをスムーズに進行させることも、GGMが発行された目的と考えられます。
使用用途
GGMには、主に以下の用途があります。
- ゲーム内トークンとしての利用
- 従来のトレード用通貨として使う
- ステーキング
Monster Galaxyは、遊びながら報酬を稼げる「Play-to-Earn」というジャンルに分類されるゲームです。
プレイヤーはゲームを進めるとGGMを獲得できる他、保有しているGGMでボールを買ったり、エネルギーを補給したりなどにも使えます。
もし実際にゲームをしない場合は、従来の仮想通貨と同じくトレード用の通貨として使うことも可能です。
もちろんトレードで得た利益は、日本円にも換金できます。
また、保有しているGGMをステーキングするという使い道もあります。
ステーキングとは、対象となる仮想通貨を保有してネットワークに参加することで、一定の報酬を得られるサービスのこと。
普通に仮想通貨を売買するよりも低リスクで資産を増やせる可能性が高いため、長期でGGMを保有しようと考えている場合は、ステーキングを行うのも1つの方法です。
GGMの購入方法は?
ここからは、GGMの購入方法を紹介します。
IEO
GGMは、BybitのIEOに参加することで購入できます。
IEOとは、取引所を介して新しいトークンを発行するイベントのことです。
取引所によってIEOの参加方法は異なりますが、Bybitの場合はBITという銘柄と交換する形でGGMを購入します。
そのため、GGMを購入するには前提としてBITの現物を保有していなければなりません。
IEOの参加方法は、計測期間・コミット期間・配布期間の3つのステップに分かれています。
具体的な流れは以下の通りです。
- BybitでBITを購入し、現物アカウント・デリバティブアカウント・ByFiアカウントのいずれかに保有しておく
- 保有しているBITの数量が5日間に渡り、スナップショットとして記録される
(日本時間の2022年1月13日9:00~2022年1月18日8:59) - コミット期間中に「今すぐコミット」のボタンを押し、一定数量のBITをロックする
(2022年1月18日12:30~19:59) - コミットしたBITの数量に応じたGGMと、残りのBITが現物アカウントに配布される
(2022年1月18日20:00~20:59)
実際に獲得できるGGMの数量は、以下の計算式によって算出されます。
獲得できるGGMの枚数=(コミットしたBIT÷参加者全員がコミットしたBIT)×ローンチパッドに割り当てられたGGMの枚数
購入できるGGMの枚数は単純にコミットした数量ではなく、他の参加者がコミットしたBITの割合に応じて決まります。
さらに1人あたりが獲得できるGGMは14,000枚までと決められているので、コミットしたBITの全数量に応じたGGMが購入できるとは限りません。
とはいえ、より多くのBITをコミットしたほうが購入できるGGMの枚数も増えることは間違いないため、GGMを多く購入したい人はなるべくBITの保有枚数を増やしておくといいでしょう。
なお、ByFiアカウントに保有しているBITについては、ローンチプールにあるBITの数量のみが計測されます。
二重資産マイニングや積立ステーキングといった、ByFiアカウント内の他のプロダクトにあるBITは計測対象にならないので、注意が必要です。
上場後
IEOでの配布期間が終わると流動性の条件に達し次第、GGM/USDTの現物取引が始まります。
現物取引の開始時刻は、日本時間の2022年1月18日21:00を予定しているとのこと。
上場後にGGMをすぐに売却しようと考えている人は、上記の時間を見計らって取引できるよう待機しておくといいでしょう。
ただし、現物取引は必ずしも予定時刻通りに始まるとは限りません。
Bybitが行ってきた過去のIEOでは、流動性に問題が発生し、予定していた時刻よりも数十分遅れて現物取引が開始されたケースもあります。
もし何かのトラブルによって現物取引の上場が遅れる場合、Bybitの公式Twitterなどでアナウンスが流れることが多いので、そちらもチェックしておくといいですよ。
ちなみに、GGMの現物取引はUSDTペアなので、上場したあとでGGMを購入するためにはUSDTが必要です。
もし長期的にGGMの保有や取引をする場合は、Bybitの口座開設とあわせてUSDTも準備しておくといいでしょう。
Bybitの口座開設がお済みでない方は以下のボタンより登録可能です。
3分ほどで完了しますよ。
GGMの将来性は?
GGMの将来性は、Monster Galaxyのゲームがどれだけ成功するかに左右されます。
GGMはゲーム銘柄なので、ゲームの人気度合いや需要によってトークン自体の価値が決まるといっても過言ではありません。
もしMonster Galaxyが多くの仮想通貨トレーダーやゲーム好きから注目を集めてユーザー数も増えれば、GGMの価格もそれに比例して上がる可能性が高いでしょう。
逆にゲームがあまり注目されなかった場合、GGMの価格上昇は期待できなくなります。
Monster Galaxyの正式なリリースは2022年3月を予定されており、現時点ではどれくらいのユーザーがゲームをプレイするかは分かりません。
ただ、2012年にゲームの開発が発表されて以降、長年注目されているプロジェクトなので、期待値は高いです。
今後、Monster Galaxyがどれだけ人気を集めるかにもぜひ注目しておくといいでしょう。
なお、ここで紹介している内容はあくまでも筆者独自の見解であり、GGMの将来性を保証するものではありません。
GGMの価格上昇が期待できるタイミングは?
最後に、GGMの価格上昇が期待できるのはどんなタイミングなのかを解説します。
Bybitに上場した直後
GGMの価格が上がるタイミングとしてまず考えられるのは、Bybitに上場した直後です。
IEOはもともと発行前のトークンを安く購入するためのセールイベントなので、上場後は流動性が生まれ、価格は一気に上昇する傾向にあります。
たとえば前回のIEOで発行されたKASTAというトークンは、上場後に50倍近くまで価格が瞬間的に上がりました。
銘柄によって価格の上昇幅には差がありますが、10倍以上の価格に跳ね上がることも多いです。
長期で保有する予定ではない場合、上場直後に購入したGGMをある程度売りさばくのは、1つの取引方法としては有効でしょう。
ただし、銘柄によっては上場したあとも少しずつ価格が上がり続けることもあります。
将来性が期待されているトークンは、長期で値上がりするケースも考えられるので、どのタイミングで売買するかは慎重な判断が必要です。
ゲームの開発が進んで注目を集めたとき
ゲームの開発が進んで注目を集めたときも、GGMの価格が上がるタイミングとしては狙い目です。
GGMはゲーム関連の銘柄なので、トークン自体の価格もやはりゲームの人気や注目度に大きく左右されます。
たとえば2020~2021年にかけては、Axie InifiityというNFTゲームが多くの人から注目されました。
一時はネット上でも大きな盛り上がりを見せ、それに比例するようにAxie InifiityのゲームトークンであるAXSの価格も100倍以上に値上がりしています。
2021年は仮想通貨の市場全体がバブル相場だったこともありますが、他の通貨と比較してもAXSの上昇率は凄まじいものでした。
このように、ゲーム系の銘柄はゲーム自体に人気が出ると、トークンの価格も上昇する可能性があります。
GGMはまだ正式なリリースはされていないものの、Axie Inifiityのように多くのユーザーを獲得して注目を集めれば、価格高騰も期待できるでしょう。
他の取引所へ上場したタイミング
GGMの価格上昇が期待できるもう1つのタイミングは、他の取引所へ上場したときです。
仮想通貨はトークンの特徴やプロジェクトとはあまり関係なく、大手の取引所に上場すると価格が短期間で暴騰する傾向があります。
価格が上がる理由は、ユーザー数の多い取引所で売買されるようになると流動性が上がり、それが価格にも影響するためです。
なかでも、BinanceやFTXといった世界トップクラスの取引量を誇る取引所に上場すれば、1日で価格が数倍になるケースも珍しくありません。
たとえば2021年12月28日に、JOEという銘柄がBinanceに上場するニュースが発表されました。
そして2021年12月25日~2021年12月31日にかけての、JOEのチャート表がこちらです。
上場が発表された数分後には、価格が20倍に暴騰しているのが分かります。
こういった値上がりはいわゆるファンダメンタルズが要因なので、実際に上場したあとではなく、上場ニュースが発表されたタイミングで高騰するケースも多いです。
もし今後GGMが大手の取引所に上場すれば、上記ケースのように短期的な価格上昇が期待できるでしょう。
ただし、上場により価格が一旦上がったあとでGGMを購入すると、高値掴みになってしまい含み損を抱える可能性があります。
とくに上場ニュースを受けた値上がりの場合、価格が上がる前に通貨を購入しておかなければ、あまり利益は期待できません。
そのため、売買するタイミングを見極めるのはもちろん、他取引所への上場に関する情報収集もしっかり行っておくといいでしょう。
仮想通貨はタイミング命です。
絶好の機会を逃さないためにも、せめてBybitにはあらかじめ登録しておきましょう。
まとめ
Monster Galaxyは、モンスター対戦ができるスマホ用の仮想通貨ゲームです。
実際にゲームをプレイすれば、独自トークンのGGMを獲得できます。
GGMはゲーム内で使ったり、取引所で売買したりする他、ステーキングをして報酬を獲得することも可能です。
近年ゲーム銘柄は需要が高く、仮想通貨トレーダーからも注目されやすいので、Monster Galaxyのゲームが成功すれば、GGMの将来性も期待できるでしょう。
なお、GGMはBybitのローンチパッドで購入できます。
ローンチパッド終了後、日本時間の2022年1月18日21:00からはGGM/USDTペアの現物取引も始まるので、どのタイミングで取引するか事前に計画しておくといいですよ。
- BybitでBITを購入し、指定のアカウントに保有しておく
- 保有しているBITの数量が5日間に渡って記録される
- コミット期間中に、ロックするBITの数量を入力してコミットボタンを押す
- コミットしたBITの数量に応じたGGMが現物アカウントに配布される(残りのBITも払い戻される)
Bybitの口座開設方法がわからないという方は以下の記事を参考にしてください。
画像付きでわかりやすく解説しています。