2022年5月5日、大手取引所のBybitが行うローンチパッド枠で新しく上場したAurigami(PLY)。
Aurigamiは仮想通貨の貸し借りが行えるプラットフォームで、高利率が狙えることでも注目されています。
ただ、まだ立ち上げられて間もない新規プロジェクトのため、Aurigamiの具体的な特徴やトークン情報については知らない人がほとんどですよね。
そこで本記事では、Aurigamiの概要やPLYトークンの購入方法、将来性などを解説します。
なお、この記事は2022年5月6日時点での情報です。
- Aurigamiは仮想通貨の貸し借りができるプラットフォーム
- 各プールに独自トークンのPLYを預けると年間利回りがもらえる
- 利回りとは別にPLYも獲得可能
- プロジェクトには有名なベンチャーキャピタルが出資しており、将来性への期待値は高い
PLYの価格上昇のタイミングもお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
Aurigami(PLY)のプロジェクト概要
まずは、Aurigamiがどんなプロジェクトなのか紹介します。
仮想通貨の貸し借りができるプラットフォーム
Aurigamiはオーロラ(AURORA)ブロックチェーン上に構築された、仮想通貨の貸し借りができるプラットフォームです。
ユーザーはAurigami内でPLYという独自トークンを預け入れると、その見返りとして仮想通貨が獲得できます。
また、プール内にある仮想通貨を借りることも可能です。
Aurigamiで仮想通貨の貸し借りをするには、メタマスクなどの外部ウォレットを接続する必要があります。
プールは合計で8種類
Aurigamiで仮想通貨の預け入れができるプールは、現時点だと以下の8種類です。
USDCやUSDTといったステーブルコインの他、ラップドトークンにも対応しています。
ラップドトークンとは、ある仮想通貨の価値に連動させたトークンのことです。
たとえばBTCはビットコインブロックチェーン上でしか稼働せず、イーサリアムブロックチェーンでは使えません。
そこでイーサリアムブロックチェーン上でも使えるよう、BTCの価格と連動して作られたのがWBTC(ラップドビットコイン)です。
簡単にいうと、各通貨に対応したステーブルコインのようなものですね。
プールはそれぞれで年間利率が決まっており、高いものだと7%を超えています。
なお、預けるトークンはそれぞれのプールに表示されている通貨ではなく、Aurigamiの独自トークンであるPLYです。
たとえばUSDCのプールにPLYを預けると、年利6.93%分のUSDCがもらえます。
また、利子として付与される通貨とは別に、プラスαでPLYトークンも獲得できるようです。
プロジェクトには大手の企業が出資している
Aurigamiの公式サイトには、プロジェクトに出資している企業が掲載されています。
仮想通貨の投資会社として有名なDragonfly Capitalや、シンガポールを拠点に暗号資産金融サービスを提供するAMBERなどが出資しているようです。
他にも名だたる企業が、Aurigamiのプロジェクトをバックアップしています。
Aurigami(PLY)のトークン情報
続いて、Aurigamiの独自トークンであるPLYについて解説します。
概要
項目 | PLYの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | Aurigami |
トークンシンボル | PLY |
トークン総額 | 10,000,000,000PLY |
PLYの総発行枚数は、100億枚が予定されています。
総供給量のうち約40%は流動性マイニングの報酬に使われ、その他は投資家やチームメンバーへのインセンティブなどで配布されるようです。
発行の目的
PLYは、Aurigamiのガバナンストークンとして発行されました。
ガバナンストークンとは、プロジェクトの方針や運営に関わる投票権を付与されたトークンのことです。
つまり、PLYはAurigamiのプロジェクトを円滑に進めるために発行されたと考えられます。
また、投資家やAurigamiのユーザーに独自トークンの報酬を与えることも、発行目的の1つといえるでしょう。
使用用途
PLYの主な用途は、Aurigamiを通じたトークンの貸し借りです。
AurigamiにPLYを預け入れて年利を獲得するのが、メインの使い道になるでしょう。
PLYはガバナンストークンとしての機能もあるので、購入したPLYをそのまま保有しておき、Aurigamiの投票に参加するという使い方もあります。
一般ユーザーが投票する機会は少ないかもしれませんが、Aurigamiのプロジェクト運営に直接関わってみたい人は、投票への参加も検討してみるといいですよ。
また、PLYを扱っている取引所であれば、他の仮想通貨と同じように単純な取引用の通貨としても使えます。
売買で得た利益は日本円にも換金できるので、あまり仮想通貨に詳しくない人は、まずPLYでトレードをしてみるのも1つの方法です。
Aurigami(PLY)の購入方法は?
PLYトークンは、海外取引所のBybitで購入できます。
Bybitでは2022年5月5日にPLYが上場しており、現物取引で取引可能です。
現状だとPLYの現物取引のみしか扱っておらず、今後デリバティブ取引に対応するかどうかはまだ発表されていません。
実際にPLYを売買する際は、まずBybitにログインします。
次にトップページ上部にある「Trade」の項目にカーソルを合わせて、そこから「PLY/USDT」を選びましょう。
そうすると以下の取引画面に移るので、右側の項目で購入したいPLYの数量や注文方法を設定します。
注文方法は、以下3パターンのうちいずれかを選択可能です。
- Limit(指値注文)
- Market(成行注文)
- Conditional(条件付き注文)
仮想通貨取引に慣れている人は、指値注文で売買する価格を指定するといいですよ。
条件付き注文ではトリガー価格という、成行または指値で注文が執行されるよう条件を指定する高度な設定もできます。
すべての項目を設定したら、下にある「Buy(買い)」のボタンを押してPLYの購入は完了です。
売却をしたいときは上記と同じ手順で設定を行い、最後に「Sell(売り)」ボタンを押せば保有しているPLYを売れます。
なお、Bybitでは近日中に日本円での仮想通貨売買にも対応するようです。
現状だとPLYを購入するにはUSDTという通貨が必要ですが、近々日本円でも買えるようになるので、気になる人はそういった情報もチェックしてみてくださいね。
Bybitの口座をお持ちでない方は以下のボタンより開設できます。
登録は3分ほどで完了しますよ。
Aurigami(PLY)の将来性は?
Aurigamiの将来性については、これから少しずつプロジェクトが拡大していく可能性が高いでしょう。
Aurigamiの公式サイトを確認してみると、仮想通貨を預けて獲得できる利子は高いもので7%を超えており、安いプールでも6%前後です。
通常のステーキングで得られる年間利回りは2~3%程度がほとんどなので、比較するとAurigamiの利子はかなり高いことがわかりますよね。
そのため、他の取引所やDEXで通貨を預けていた人たちがAurigamiに参入する可能性は十分にあります。
また、Aurigamiのプロジェクトには既に有名企業が提携しており、さらに大手取引所のBybitにも上場済みです。
あまり注目されていない仮想通貨であれば、これほど知名度の高い企業や取引所が携わることはないでしょう。
上記のような面からも、Aurigamiは多くの人から期待されているプロジェクトといえそうです。
なお、ここで紹介している内容はあくまでも筆者独自の見解であり、Aurigamiの将来性を保証するものではありません。
Aurigami(PLY)の価格上昇が期待できるタイミングは?
PLYトークンを購入したあと、価格が上がったタイミングで売却し、なるべく大きな利益を出したいと考えている人も多いはず。
そこでここからは、PLYの価格上昇が期待できるタイミングについて解説します。
Aurigamiのプロジェクトが人気を集めたとき
PLYトークンの価格が上がりやすいタイミングとしてまず注目すべきは、Aurigamiのプロジェクトが人気を集めたときです。
仮想通貨はどの銘柄においても、独自で行っているプロジェクトや通貨の仕組みが注目を集めて需要が高くなれば、トークンの価格もそれに比例して上がります。
仮想通貨のなかでは不動の存在であるBTCも、最初は1枚あたり10,000円にも満たない価格でした。
しかし、資産としての価値が徐々に多くの人に認められたことで、現在のような何百万円もの価格にまで上昇しています。
Aurigamiの場合、仮想通貨を預け入れると利子がもらえることを強みにしていますが、まだまだ知名度は低い状態です。
Bybitにもトークンが上場したばかりで、とくに日本ではAurigamiの名前を知っている人は少ないでしょう。
逆に考えると、これから知名度が上がればPLYトークンの価格も大きく上昇する可能性を秘めているということです。
もしAurigamiが有名なプラットフォームになれば、現状価格の数倍になることも考えられるので、今後の展開に期待しておきましょう。
大手取引所に上場したタイミング
大手の取引所に上場したとき、PLYの価格が高騰する可能性が高いです。
仮想通貨が価格を大きく上げるためには、有名な取引所への上場は欠かせない要因の1つとされています。
これは多くのユーザーがいる取引所で扱われるようになると、流動性が上がるためです。
また、有名な取引所への上場は世界中のメディアで取り上げられることが多く、それが先述した注目度のアップにも繋がります。
たとえば最近のケースでいうと、2022年4月26日にROSEという銘柄が、アメリカのCoinbase Exchangeに上場するニュースが発表されました。
以下は2022年4月21日~28日のROSEのチャート表です。
それまでは大きな値動きを見せていませんでしたが、上場ニュースを受けた直後に価格が1日で20%以上高騰していますよね。
仮想通貨の世界では上記のように、大手取引所への上場が後押しとなり価格が急激に上がることが多々あります。
とくに世界トップクラスのユーザー数を誇るBinanceやCoinbase Exchangeへの上場ともなると、トークンへの価格影響も絶大です。
PLYはBybitをはじめとする一部の取引所には上場していますが、まだほとんどの取引所では扱われていません。
今後、より多くの取引所に上場すればトークン価格の上昇が期待できるでしょう。
仮想通貨自体の需要増加
PLYの価格が上がる要因としてもう1つ考えられるのは、仮想通貨自体の需要増加です。
仮想通貨は市場全体の価格が上がるバブル期のようなものが、一定間隔で訪れることがあります。
市場が盛り上がる時期になると、BTCやETHを筆頭にさまざまな銘柄の価格が上がる可能性が高いです。
たとえば2021年は「数年ぶりの仮想通貨バブルが来た」といわれ、数えきれないほどの通貨が史上最高値を更新しました。
有名な通貨はもちろん、草コインと呼ばれる知名度の低い通貨も市場の雰囲気につられ、なかには数か月で100倍以上の価格になった銘柄もあります。
とくに金融緩和や分散型金融システムの普及などによって仮想通貨の需要が高まると、上記のような仮想通貨バブルが起きることが多いです。
2022年に入ってからは市場全体はやや落ち着いているものの、今後同じようなバブル期になれば、PLYトークンの価格も上がる可能性が高いでしょう。
絶好のタイミングを逃さないためにも、あらかじめBybitには登録しておきましょう。
まとめ
Aurigamiは、仮想通貨の貸し借りができるプラットフォームです。
各プールに独自トークンのPLYを預け入れると、それぞれに応じた年間利回りを受け取れます。
従来のステーキングよりも高利率のため、とくに通貨を預け入れて利益を得たい人から期待されているプロジェクトです。
なお、PLYトークンは海外取引所のBybitで購入できます。
いつでもPLYの売買ができるよう、口座開設とあわせて資金の準備も早めに済ませておくといいですよ。
- PLYはBybitの現物取引で購入可能
- 売買するにはUSDTが必要(近日中に日本円での取引にも対応予定)
- PLYのレバレッジ取引に対応するかどうかは未定
Bybitの登録でつまずいている…という方は以下の記事を参考にしてください。
どこよりもわかりやすく解説しています。