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【仮想通貨】izumi Finance(IZI)の特徴・購入方法・将来性を解説!

8 min

大手取引所のBybitでは2021年の秋以降、多くのIEOイベントを行って新しいトークンを発行しています。

そんななか、Bybitローンチパッドの第7弾プロジェクトとして上場したのがizumi Finance(IZI)です。

しかし、izumi Financeは新規トークンということもあり「IEOに興味はあるけど、IZIのプロジェクトやトークンの詳細については知らない」という人も多いでしょう。

そこで本記事では、izumi Financeの特徴やトークンの概要などを解説します。

なお、この記事は2021年12月18日時点の情報です。

izumi Financeの特徴や将来性をまとめると…
  • izumi FinanceはUniswap V3に流動性を提供するためのサービス
  • 流動性マイニングの報酬を増加させる独自の仕組みがある
  • DEXなどのDeFi関連サービスは近年注目されており、将来性も期待できる
  • 独自トークンのIZIはBybitでBITをコミットすることで購入可能

Bybitで実際にIZIを購入する方法や、IZIの価格上昇が期待できるタイミングについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
Bybitの口座開設がお済みでない方は以下のボタンより登録可能です。

izumi Financeとは?

それではまず、izumi Financeとはどんなプロジェクトなのかを紹介します。

Uniswapで流動性を提供するためのサービス

izumi Financeは、Uniswap v3で流動性を提供するためのサービスです。

UniswapのようなDEX(分散型取引所)では、中央管理者が存在しないため、ユーザー同士が流動性を提供することによって取引が成立しています。

この流動性提供というシステムを拡大させて、ユーザーがより稼ぎやすいよう開発されたのがizumi Financeです。

なお、izumi Financeはマルチチェーンへの対応も予定しているとのこと。

DEXはイーサリアムなどのブロックチェーンを基盤に構築されていますが、従来のDEXだと、基本的には同じチェーン同士のトークンを取引できるように開発されています。

そのため、異なるチェーンのトークンを交換する際は、そのチェーンに対応しているDEXに切り替える必要がありました。

しかし、マルチチェーンに対応していればわざわざ他のDEXに切り替えなくても、同じDEX内で異なるトークン同士の取引ができます。

izumi Financeはイーサリアムブロックチェーンでサービスを提供したあと、ゆくゆくはマルチチェーンに対応させてサービスを拡大させることも視野に入れているようです。

報酬を増加させる独自の仕組みを採用している

Uniswapのように、誰かが流動性を提供することで取引が成立する仕組みをプールといいます。

DEX内にある流動性プールに多数のユーザーが仮想通貨のペアを預け入れ、その通貨ペアを交換したいユーザーがいれば、そのプールにある通貨を使って取引するシステムです。

その際、流動性を提供した側のユーザーは、自分が預け入れたプールで取引が行われると取引手数料の一部を受け取れます。

このような報酬システムを流動性マイニングと呼びますが、izumi FinanceではLiquidBoxという独自の仕組みを導入しており、流動マイニングで得られる報酬を増加させられるのが特徴です。

公式サイトでは、LiquidBox上で流動性マイニングを行った場合、年利300%以上が期待できるとも記載されています。

直接Uniswapに通貨を預け入れることもできますが、Uniswapizumi Financeの独自システムを介して流動性をマイニングを行うことで、ユーザーはより高い利回りを得ることが可能です。

変動損失を抑える仕組みを導入している

izumi Financeでは、変動損失を抑える仕組みを導入しているのも特徴です。

変動損失とは、DEX内で仮想通貨を預けている間にその通貨の価格が大きく変動し、実際にホールドするよりも価格が低くなって手元に戻ってくるリスクのことです。

変動損失は流動性マイニングを行うときに発生しやすく、一定期間トークンを預けていたのに、思ったような利益を得られないことも珍しくありません。

しかし、izumi Financeはこの変動損失を抑制するシステムも導入しているため、ユーザーは低リスクで流動性マイニングを行えます

izumi FinanceのトークンIZIとは?

izumi Financeは、IZIという独自トークンを発行しています。

ここからは、IZIトークンの詳細について見ていきましょう。

概要

トークン名izumi Finance
トークンシンボルIZI
トークン総額2,000,000,000IZI
ローンチパッド割り当て総額11,250,000IZI

IZIのトークン総額は20億枚です。

そのうち、約0.5625%にあたる1,125万IZIがBybitのローンチパッドに割り当てられています。

Bybitに上場後は、1枚あたり0.04ドルのレートが適用されるようです。

なお公式サイトを確認したところ、IZIのトークン配布に関して以下のようなロードマップが掲載されていました。

エアドロップやパートナーシップなど、各イベントや報酬制度によって配布されるトークンの割合が決まっているようですね。

IZIトークンを獲得したい人は、こういったトークンの配布割合も確認しておくといいでしょう。

発行の目的

IZIは、izumi Financeのユーティリティトークンとして発行されました。

ユーティリティトークンとは、何らかの実用性を持たせるためのトークンで、特定のサービスや機能の付与などに使われます。

IZIの場合、ユーザーへの報酬付与や各種ツールの支払いといった役割はもちろん、ガバナンストークンとしての機能も付与されているようです。

ガバナンストークンは、プロジェクトの運用や開発についての方針を、ホルダーの投票によって決めるためのトークンのこと。

つまり、ユーザーに対してさまざまなサービスや報酬を与える他、ユーザーが投票に参加できるようにすることも、IZIの発行目的といえるでしょう。

使用用途

IZIの主な使用用途は、以下の通りです。

  • 流動性マイニングを行う
  • IZIを使ってトレードを行う
  • 各種ツールの使用料を支払う
  • ガバナンストークンとして活用する
  • 保有してエアドロップを獲得する

Uniswapをあまり使わない人は、IZIを使ったトレードがメインの用途になるでしょう。

IZIはユーティリティトークンですが、従来の仮想通貨と同じように取引所でトレードもできます

今回IZIはBybitに上場しますが、たとえば上場後にIZIの現物取引をすれば、実際に利益を獲得することも可能。

トークンの保有者に特定の通貨を配布するエアドロップイベントも予定しているようなので、IZIを長期間保有する予定のある人は、そういったイベントに使うのも1つの方法です。

Uniswapを使う機会が多い場合は、DEX内で流動性マイニングを行い報酬を得たり、各種ツールの使用料をIZIで支払ったりなど、さまざまな使い道があります。

ガバナンストークンとしても活用できるので、もしIZIを保有する機会があれば、いろいろな用途を試してみてもいいかもしれませんね。

IZIの購入方法は?

それではここから、IZIを実際に購入する方法を紹介します。

IEO

IZIは今回、BybitのIEOプロジェクトとして上場します。

IEOとは、取引所を介して新しいトークンを発行するイベントのことです。

BybitのIEOで新規トークンを購入するためには、BITというトークンを保有していなければなりません

そして自分の保有しているBITと交換する形で、新しいトークンを購入する仕組みです。

IEOは大きく分けて、計測期間・コミット期間・配布期間の3つのステップに分かれています。

具体的な流れは、以下を参考にしてみてください。

  1. BybitでBITを購入し、自分のアカウントに保有しておく
    (現物アカウント・デリバティブアカウント・ByFiアカウントのいずれか)
  2. 保有しているBITの数量が5日間にわたって計測される
    (日本時間の2021年12月15日9:00~12月20日8:59)
  3. コミット期間中にコミットするBITの数量を入力して「コミットボタン」を押し、BITをロックする
    (2021年12月20日12:30~19:59)
  4. コミットしたBITの数量に応じたIZIと、残りのBITが現物アカウントに配布される
    (2021年12月20日20:00~20:59)

実際に獲得できるIZIの数量は、以下の計算式に基づいて決められます。

獲得できるIZIの数量=(コミットしたBIT÷参加者全員がコミットしたBIT)×本イベントに割り当てられたIZIのトークン数

なお、1人のユーザーが獲得できるIZIの数量には上限があり、最大でも10,000IZIです。

そのため、コミットしたBITの数量がすべてIZIの購入に割り当てられるとは限りません。

参加者全員がどれくらいのBITをコミットしているかも確認しながら、自分がコミットするBITの数量を決めるといいでしょう。

ちなみにByFiアカウントの計測については、ByFiアカウントにあるBIT残高、もしくはByFiアカウントでローンチプールに預け入れているBITの残高のみがカウントされます。

ByFiアカウントでローンチプール以外のプロダクトに預け入れているBITはカウントされないので、その点には注意が必要です。

上場後

BybitのIEOではIZIの配布が終わったあと、流動性の条件に達し次第、新たな現物取引ペアとして「IZI/USDT」の取り扱いが始まります。

上場時間は、配布期間が終わった直後の2021年12月20日21:00頃(日本時間)を予定しているようです。

現物取引が開始されると、他の銘柄と同じようにトレードができます。

上場直後にIZIを売却する予定の人は、このタイミングを狙って取引するといいでしょう。

ただし、BybitのIEOで新規トークンの現物取引が始まる際は、必ずしも予定時刻丁度に取引できるとは限りません。

前回のIEOで上場したREALというトークンは、流動性の提供に問題が発生し、予定時刻よりもおよそ50分ほど遅れて現物取引が始まりました。

その他、何らかの原因で上場時刻が遅延することもあるので、すぐに売却したい場合はBybitの公式サイトで最新情報なども確認しつつ待機しておくのがおすすめです。

まずはBybitの口座開設が必要です。
登録はわずか3分ほどで完了しますよ。

IZIの将来性は?

IZIの将来性は、プロジェクトが成功するかどうかや、DEXの需要がどれだけ高くなるかに左右されるでしょう。

仮想通貨の銘柄は、プロジェクト自体の機能や仕組みに需要があると判断されると、その独自トークンの価格も長期的に値上がりしていく可能性が高いです。

そのため、izumi Financeのサービスや機能に多くのユーザーが興味を持ち、価値が認められたらIZIトークンの将来性も期待できます。

また、izumi FinanceはDEXのなかでもUniswap V3で流動性を提供することを目的に立ち上げられたプロジェクトです。

近年、DEXをはじめとするDeFi関連のサービスは多くの仮想通貨トレーダーや投資家から注目を集めています。

実際に、2021年はLUNAやAVAXなど多数のDeFi銘柄が一気に知名度を上げ、価格も大きく上昇しました。

今後もDeFi分野が注目を集め続ければ、IZIもそれに関連する銘柄の1つとして、将来性が期待できるでしょう。

ただし、DeFiやDEXの需要が低くなれば、IZIの価値が下がる可能性もゼロではありません。

ビットコインや仮想通貨自体の需要が価格に影響を及ぼすこともあるので、多方面で情報を集めながら、IZIに投資するかどうか判断してみてください。

なお、ここで紹介している内容はあくまでも筆者独自の見解であり、IZIの将来性を保証するものではありません。

IZIの価格上昇が期待できるタイミングは?

最後に、IZIの価格上昇が期待できるタイミングを紹介します。

大手取引所への上場

IZIの価格上昇が期待できるタイミングとしてまず注目すべきは、大手の取引所に上場したときです。

仮想通貨の価格は、ユーザー数の多い取引所で取引されるほど値上がりしやすい傾向にあります。

これはユーザー数の多い取引高だと通貨の流動性が高く、短期間で多くの取引が行われるためです。

とくにBinanceFTXなどは世界トップクラスの取引所として知られており、こういった取引所へ上場した銘柄は、1日で2倍以上の価格になることもあります。

今回IZIが上場するのはBybitですが、もしそのあとにBinanceやFTXといった取引所への上場が決まれば、短期的な価格高騰が期待できるでしょう。

なお、上場したあとだけでなく、上場することが発表されたタイミングで価格が上昇することも多々あります。

情報を掴むのが早い人は、そのタイミングで取引することも多いです。

価格が上がる前に上場ニュースを把握するのはそうそうできることではありませんが、価格上昇のチャンスを逃したくない人は、こういった点にもぜひ注目しておくといいですよ。

Uniswapやizumi Financeの需要が高まったとき

IZIの価格上昇が期待できる2つめのタイミングは、Uniswapやizumi Financeの需要が高まったときです。

IZIの将来性でも解説したように、トークンとしての価値はizumi FinanceのプロジェクトやDEXの人気などに左右されます。

そのため、izumi Financeの知名度が一気に上がったり、Uniswapで機能のアップデートがありユーザーの数が増えたりすると、IZIの価格上昇も期待できるでしょう。

仮想通貨全体がバブル期になったタイミング

仮想通貨市場全体の価格が上がったときも、IZIの価格上昇が狙えるタイミングの1つです。

仮想通貨の世界では、特定の銘柄が値上がりすることもありますが、それとは別に市場全体の時価総額が上がることがあります。

このような時期はいわゆる仮想通貨バブルと呼ばれ、通貨のプロジェクトやアップデートなどはあまり関係なく、いろいろな銘柄の価格が上がることがほとんどです。

仮想通貨がバブル期に突入すると、好きな銘柄を購入して寝ているだけで、次の日には資産が増えているというケースも珍しくありません。

こうなると市場全体の雰囲気につられ、IZIの価格が上がる可能性も高いでしょう。

ただし、仮想通貨のバブルはいつまでも続くわけではなく、いつかは終わりがきます。

バブルが終わると一気に市場全体の盛り上がりがなくなり、アルトコインの価格も軒並み下がる可能性もあるので、タイミングは十分に見極めたうえで取引してくださいね。

上記のタイミングを逃さないために、Bybitへの登録はすぐにでも行っておきましょう。
口座開設は無料でできます。

まとめ

izumi Financeは、Uniswapで流動性を提供するためのサービスです。

流動性マイニングの報酬を増加させるなど、独自の仕組みを採用しているのが特徴。

独自トークンのIZIはユーティリティトークンとして発行されており、流動性マイニング・トレード・ガバナンストークンとしての活用など、さまざまな用途があります。

IZIはBybitで保有しているBITをコミットすることで購入可能です。

購入には計測期間・コミット期間・配布期間の3つのステップがあるので、ここで紹介した購入方法を参考にしながら、ぜひBybitのIEOに参加してみてください。

IZIの購入方法まとめ
  • BybitでBITを購入し、自分のアカウントに保有しておく
  • 保有しているBITの数量が5日間にわたって計測される
  • コミットするBITの数量を入力して「コミットボタン」を押し、BITをロックする
  • コミットしたBITの数量に応じたIZIと、残りのBITがアカウントに配布される

Bybitへの登録方法がわからない…という方は以下の記事を参考にしてください。
写真付きでどこよりもわかりやすく解説しています。

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