2022年3月下旬、大手取引所のBybitに新しく上場したことで話題を呼んだRadio Caca(RACA)。
Radio Cacaは近年注目されることの多い、NFTやメタバース関連の銘柄です。
しかし、日本ではまだ知名度は低く、Radio Cacaの詳しいプロジェクト内容やトークン情報は知らない人も多いでしょう。
そこで本記事では、Radio Cacaの特徴や購入方法、これからの将来性などを解説します。
なお、この記事は2022年4月8日時点での情報です。
- Radio Cacaはブロックチェーンを基盤にしたNFT・メタバース系ゲームを提供するプロジェクト
- 現時点だとメタモンとユニバーサルメタバースという2つのゲームがある
- ゲームをプレイして仮想通貨を稼ぐことも可能
- ゲームやプロジェクトの内容を考えると、需要が広がる可能性は高い
RACAの価格上昇が期待できるタイミングもお伝えするので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
Radio Caca(RACA)のプロジェクト概要
まずは、Radio Cacaがどんな仮想通貨なのかを紹介します。
ブロックチェーンゲームを開発しているプロジェクト
Radio Cacaは、ブロックチェーンゲームを開発している仮想通貨プロジェクトです。
主に「Play to earn」と呼ばれる、プレイすることで実際に仮想通貨を稼げるゲームを開発しています。
現時点でRadio Cacaが開発しているゲームは以下の2つ。
- Metamon(メタモン)
- Universal Metaverse(ユニバーサル・メタバース)
それぞれでゲームの内容や仕組みは全く異なります。
また、Radio Cacaは「Maye Musk Mystery Box NFT」というNFTコレクションの発行や管理にも関わっているようです。
モンスターを集めてバトルするMetamon(メタモン)
それでは、Radio Cacaが開発しているブロックチェーンゲームの詳細をそれぞれ見ていきましょう。
Metamon(メタモン)は、モンスターを育成してバトルさせるゲームです。
日本でいうポケモンに似たゲーム性があり、ゲーム内で登場するモンスターがメタモンと呼ばれています。
メタモンはNFT化されていて、マーケットプレイスでの売買が可能。
メタモンには運・勇気・強さといった計5つのパラメータが割り振られており、その値が高いほど強いモンスターになるようです。
バトルはターン制で、各メタモンの固有スキルや技を使って戦います。
バトルを行うと、経験値とメタモンフラグメントを獲得可能です。
経験値はメタモンのレベルアップに使います。
メタモンフラグメントはゲーム内で卵を孵化させるのに必要なもので、卵がかえるとメタモン、もしくはポーションを獲得できるとのこと。
なお、現時点だとバトルはNPC(ノンプレイヤーキャラクター)対戦のみが実施されており、他プレイヤーとのオンライン対戦はできません。
火星をテーマにしたUniversal Metaverse(ユニバーサル・メタバース)
Universal Metaverse(ユニバーサル・メタバース)は、火星を舞台にしたメタバースゲームです。
メタバースとは、コンピュータやインターネット上に構築された仮想空間のことをいいます。
ユニバーサルメタバースでは、プレイヤーが仮想空間内を散策しながら建物や車を作ったり、土地の売買をしたりなどが可能です。
メタバース内にあるアイテムや土地はメタモンと同じくNFT化されており、マーケットプレイスで取引もできるとのこと。
なお、ユニバーサルメタバースではRACAの他、U-RACAという独自トークンも使います。
U-RACAはウォレットにRACAを追加することで獲得でき、NFT取引や手数料の支払いなどに使えるようです。
ユニバーサルメタバースは開発途中の段階で、現時点だとアルファ版が公開されています。
2022年6月には、メインネットワークのローンチが予定されているようです。
Radio Caca(RACA)のトークン情報
続いて、Radio Cacaのトークン情報を解説します。
概要
項目 | RACAの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | Radio Caca |
トークンシンボル | RACA |
トークン総額 | 500,000,000,000RACA |
RACAは、Radio Cacaのネイティブトークンおよびガバナンストークンです。
ガバナンストークンとは、プロジェクトにおける投票権を与えられたトークンのこと。
RACAを保有している人は、Radio Cacaが開発しているゲームの方針やプロジェクトの運営に関する投票に参加できます。
トークンの総発行枚数は5,000億枚で、配布割合は投資家への報酬・チームメンバーへのインセンティブ・流動性の提供などにそれぞれ振り分けられているようです。
発行の目的
RACAトークンは、ゲームの開発やプロジェクトの運用を促進させるために発行されました。
ゲームの基軸通貨を発行し、プレイヤーがNFTを購入したり、新しいゲームを開発したりなどができるようにすることを目的にしているようです。
また、投資家やチームメンバーへの報酬の付与や、ガバナンスの管理・運営などもRACAが発行された理由として挙げられます。
使用用途
RACAトークンは主に、Radio Cacaのゲームやメタバース内で使えます。
具体的には、RACAを使ってNFTを購入したり、独自トークンのU-RACAを交換したりなどができるようです。
また、RACAは将来的にステーキング機能の追加が予定されています。
そのため、購入したRACAを売却せずに保有しておき、ステーキングをして利回りを得るといった使い方も可能です。
上記の他、RACAを扱っている取引所で、従来の仮想通貨と同じくトレード用の通貨としても使えます。
Radio Caca(RACA)の購入方法は?
ここからは、RACAの購入方法を紹介します。
RACAは日本の取引所では扱われていませんが、一部の海外取引所には上場済みです。
RACAの売買ができる取引所はいくつかありますが、今回は日本人ユーザーからの評価が高いBybitでの購入方法を見ていきましょう。
BybitでRACAを購入する場合、まずトップページを開いて、上部にある「Trade」のメニューから「RACA/USDT」ペアを選びます。
以下の画面が表示されたら、右側の項目で購入したいRACAの数量入力や注文方法の選択をしてください。
注文方法は、下記の3種類から選択できます。
- Limit(指値注文)
- Market(成行注文)
- Conditional(条件付き注文)
数量の入力などが終わったら、下にある「Buy RACA」のボタンをクリック。
以上でRACAの注文は完了です。
購入したRACAを売りたいときは同じ手順で、Buyではなく「Sell」のページに設定して入力すると売却できますよ。
現時点だと、Bybitで対応しているのはRACAの現物取引のみですが、今後レバレッジ取引に対応する可能性もあります。
手元にある資金より大きな金額で取引したい人は、レバレッジ取引に関する情報が出ていないかにも注目しておくといいでしょう。
なお、Bybitは海外の取引所なので、RACAの売買をする際はUSDTという通貨が必要です。
USDTは以下3つの方法で準備できます。
- 他の取引所からBybitに仮想通貨を送金してUSDTに換える
- クレジットカード入金
- E-checkというサービスを使った銀行振込
取引したいときにいつでも実行できるよう、USDTの準備も早めに済ませておくことをおすすめします。
まずはBybitの口座開設をしておきましょう。
登録は3分ほどで完了します。
Radio Caca(RACA)の将来性は?
Radio Cacaの将来性は、メタモンやユニバーサルメタバースがどれだけ人気を集めるかで決まるでしょう。
仮想通貨はどの銘柄においても、独自で行っているプロジェクトの需要が、その通貨の将来性に直結します。
とくにゲーム銘柄の場合、ゲームのユーザー数や人気度合いがプロジェクトの未来を決めるといっても過言ではありません。
Radio Cacaはまだ知名度が低いですが、育成・バトル要素のあるメタモンゲーム、さらにメタバースも開発しており、需要が広がる可能性は高いです。
これからゲームの人気が出て多くのユーザーを獲得できれば、プロジェクトも大きく拡大していくでしょう。
また、Radio Cacaが行っているのはNFTやメタバースを基軸にしたプロジェクトです。
近年、NFTやメタバースはどちらも非常に注目されており、これからの成長も期待されています。
とくにメタバース市場の拡大スピードは凄まじく、米国の調査会社Emergen Researchによると、世界のメタバース・VR市場は2028年に8,289億ドル規模にまで成長するとのこと。
日本でもメタバースを活用した広告ビジネスやVTuberの登場など、世間一般でも認知され始めています。
Radio Cacaはそんなメタバース・NFTのゲームを扱っているため、今後の将来性も期待できるのではないでしょうか。
なお、ここで紹介した内容はあくまでも筆者独自の見解であり、Radio Cacaの将来性を保証するものではありません。
Radio Caca(RACA)の価格上昇が期待できるタイミングは?
RACAを保有するなら、大きな利益を狙えるよう価格が高騰したときに売却しようと考えている人も多いはず。
そこで、RACAの価格上昇が期待できるのはどんなタイミングなのかを解説します。
ゲームが人気になったとき
RACAの価格が上がりやすいタイミングとしてまず挙げられるのは、Radio Cacaのゲームが人気になったときです。
将来性の項目でも解説したように、ゲーム系銘柄はゲームの人気や需要の高さがプロジェクトの拡大に直接影響します。
そしてゲームが人気になればなるほど、トークンの価格も上がりやすいです。
たとえば2021年を例に挙げると、Axie InfinityというNFTゲームが仮想通貨界隈で大流行しました。
こちらはAxie Infinityの独自トークンであるAXSの、2021年1月~12月までの値動きを表したチャート表です。
ゲームが注目されるのと比例してAXSの価格も上がり、1年足らずで300倍以上の値上がりをしています。
とくに2021年は仮想通貨がバブルだったこともあり、価格が暴騰したゲーム銘柄が多くありました。
Radio CacaもAxie Infinityのようにゲームで多くのユーザーを獲得できれば、RACAの価格も上昇する可能性が高いでしょう。
大手取引所に上場したタイミング
RACAの価格が上がるタイミングとして、大手取引所に上場したときにも要注目です。
どの銘柄にもいえることですが、仮想通貨は有名な取引所に新規上場すると、価格が暴騰する傾向にあります。
価格が上がる理由は、大手の取引所でより多くのユーザーに取引されることで流動性が上がり、それが通貨の価格にも影響を与えるためです。
とくに世界最大手のBinanceなど、トップクラスの取引所に上場するとメディアでも取り上げられるため、知名度の向上にも繋がります。
たとえば最近だと2022年3月21日、BSWというコインがBinanceに上場することが発表されました。
こちらは2022年3月9日~4月8日までの、BSWのチャート表です。
Binanceに上場した3月9日に、価格が大きく上昇しているのが分かりますよね。
そのあとも価格は上昇しており、現時点で上場前のおよそ4倍の価格を推移しています。
このように、大手の取引所で新しく扱われるようになると通貨の価格は高騰する可能性が高いです。
RACAはまだ海外でも一部の取引所でしか扱われておらず、Binanceなどには上場していません。
また、日本ではRACAの売買ができる取引所は1つもない状況です。
今後RACAがそれらの取引所に上場すれば、価格の高騰が期待できるでしょう。
ただ、上場により価格が上がるのは一過性で、そのあと価格がやや下落していくケースもあります。
価格が上がりきったときに購入すると高値掴みになってしまうこともあるので、売買するタイミングは慎重に見極めるよう注意しておきましょう。
仮想通貨市場全体の価格上昇
RACAの価格が上昇する時期として、仮想通貨市場全体の価格が上がったときも狙い目です。
仮想通貨はいわゆるバブルといわれるような、市場全体の価格が上昇する時期になると、BTCを含めたいろいろな銘柄の価格が上昇します。
たとえば2021年は数年ぶりの仮想通貨バブルが来たと話題になるほど、仮想通貨全体の時価総額が大きく上がりました。
それに比例してBTCやETHといった主要銘柄はもちろん、動物系コインや知名度の低いアルトコインなど、数えきれないほどの銘柄が史上最高値を記録しています。
RACAのようなNFT・メタバース銘柄も注目され、なかには1年で100倍以上の価格になった通貨もありました。
2022年に入ってからは仮想通貨全体の価格はやや落ち着いていますが、再度バブルのような時期になれば、市場の雰囲気につられてRACAの価格も上がる可能性が高いでしょう。
ただし、仮想通貨のバブルはいつまでも続くわけではなく、バブルが崩壊すると市場全体が暴落することもあります。
先述した大手取引所への上場と同じく、長期で保有するなら価格が既に上がっているときには安易に購入しないよう注意しなければなりません。
また仮想通貨のバブルには、インフレを引き起こすためにBTCなどの流通量を減らす、半減期も関係しているといわれています。
半減期は約4年に1回のペースで発生しており、次の半減期は2024年に発生する可能性が高いです。
他のファンダメンタルズとあわせて、こういった点にも注目しながら売買するかどうか判断してみてくださいね。
上記のタイミングを逃さないためにも、Bybitへの登録は今のうちに済ませておきましょう。
まとめ
Radio Cacaは、ブロックチェーンを基盤にしたNFT・メタバースゲームを開発しているプロジェクトです。
現時点だと、メタモンとユニバーサルメタバースという2つのゲームを展開しています。
どちらもゲームのプレイやNFTの取引などで、実際に仮想通貨を稼ぐことも可能です。
ゲームに興味のある人は、ぜひ公式サイトで詳細をチェックしてみるといいでしょう。
なお、Radio Cacaのネイティブトークン・RACAは海外取引所のBybitで購入できます。
BybitでRACAの売買をする際はUSDTが必要なので、口座開設とあわせてUSDTの準備も済ませておくといいですよ。
- RACAはBybitなど一部の海外取引所で購入できる
- BybitでRACAを購入する際はUSDTが必要
- 現時点だとBybitではRACAの現物取引のみに対応しており、レバレッジ取引については今後に期待
Bybitの登録でつまずいている方は以下の記事を参考にしてください。
どこよりもわかりやすく解説しています。