仮想通貨界隈で大きな話題を呼んでいる、STEPNというNFTゲーム。
歩いたり走ったりすることで仮想通貨を稼げるMove to Earnゲームとして人気を集めており、ユーザーの数も急上昇しています。
しかし、NFTゲームに詳しくない人からすると、具体的な仕組みや稼ぎ方、トークンの情報など気になることもたくさんありますよね。
そこで本記事では、STEPNの特徴や独自トークンの購入方法、将来性について解説します。
なお、この記事は2022年4月10日時点での情報です。
- STEPNは運動して稼げるNFTゲーム
- アプリでNFTシューズを保有して歩いたり走ったりすることで、ゲームの独自トークンを獲得できる
- シューズにはレベルやレア度があり、いろいろな稼ぎ方の戦略がある
- 最近のNFTゲームのなかでもとくに注目度が高く、今後の将来性にも期待大
STEPN(GMT・GST)の価格上昇が期待できるタイミングについてもお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
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50,000ドル相当のGMTが山分けになるので、必ず参加しておきましょう!
目次
STEPN(GMT・GST)のプロジェクト概要
それではまず、STEPNがどういったプロジェクトなのかを紹介します。
運動して稼げるMove to Earnゲーム
STEPNは「Move to Earn」と呼ばれる、身体を動かすことで実際に仮想通貨を稼げるNFTゲームです。
具体的にはアプリ内でシューズのNFTを購入し、そのシューズを保有した状態で、現実世界で歩いたり走ったりすることで仮想通貨を稼げます。
ゲームはソラナブロックチェーンを基盤につくられており、従来のブロックチェーンゲームに比べると、処理速度が速く低コストなのが特徴。
ゲームで使うシューズには以下4つの種類があり、それぞれで適正速度や稼げるトークンの量に差があります。
- Walker(ウォーカー)
- Jogger(ジョガー)
- Runner(ランナー)
- Trainer(トレイナー)
さらに各シューズにはレベルやレア度があり、ゲームをするうえではどのシューズをメインとして使うのかも重要です。
STEPNのロードマップは以下の通り。
ゲームを始めるにはSOLを使って自分でシューズを購入する必要がありますが、将来的にはシューズのレンタル機能の実装も予定されています。
2022年4月以降は、ダークモードの搭載やバイナンスチェーンへの対応など、新機能の実装も続々と予定しているようです。
なお、現時点だとSTEPNはβ版のみがリリースされており、一部の機能には制限がかかっています。
完成版のリリース日時に関する詳細は不明ですが、ゲームの開発が進めば完成版の情報も公開されるはずなので、今後に期待しておきましょう。
靴の所有数とエナジーがゲームのカギ
STEPNにはエナジーというものがあり、運動した時間と比例してエナジーが減少します。
そしてエナジーがゼロになると、運動しても稼げなくなる仕組みです。
1エナジーを消費するごとに、5分間のウォーキングやランニングができます。
つまり、2エナジーなら1日10分、4エナジーなら1日20分の運動が可能です。
エナジー上限は、靴の所有数によって決まります。
靴の所有数 | エナジー上限 | 運動できる時間 |
---|---|---|
1~2足 | 2 | 10分 |
3~8足 | 4 | 20分 |
9~14足 | 9 | 45分 |
15~29足 | 12 | 60分 |
30足 | 20 | 100分 |
靴を多く所有しているほうが1日にたくさん運動でき、より多くのトークンを稼げるということですね。
なお、靴のレア度がアンコモン以上になると、上記のエナジー上限に1エナジーが加算されます。
稼ぎ方にいろいろな戦略がある
STEPNにはいろいろな稼ぎ方があるのも魅力の1つです。
代表的な稼ぎ方は、先述したように歩く、もしくは走ることでゲームトークンを稼ぐというもの。
それ以外にも、STEPNには2つのシューズ同士を掛け合わせて新しいシューズを生み出す、MINTという機能があります。
MINTを使ってシューズを増やせば、稼ぐトークンの獲得量を増やすことが可能です。
また、MINTをするにはGSTというトークンを消費しなければならないのですが、現時点だとMINTで必要なGSTの価格よりも、売買されているシューズ価格のほうが高くなっています。
そのため、MINTを繰り返してひたすら新しいシューズを売る、というのも戦略の1つです。
上記の他、シューズを1足や3足でゲームを続けるのか、それとも9足や15足まで増やすのかなど、人によって戦略は異なります。
レベル上げやMINTを優先するのか、リスクを回避するために先に原資回収を終わらせるのかも、大事なポイントになるでしょう。
STEPNの仕組み上、いろいろな戦略を練りながらゲームができるのも醍醐味の1つといえそうですね。
運営が優秀とされている
他のNFTゲームに比べると、STEPNの運営陣は優秀とされています。
たとえばSTEPNでは2022年4月から、新しくアクティベーションコードによる招待制度を導入しました。
これはゲームを招待制にすることで投機目的の新規ユーザーを減らし、トークン価格の極端な暴騰・暴落を避けるためだとされています。
ゲームでは複数のスマホを所持してアプリを使う「マルチアカウント」の対応もされており、該当するユーザーは実際にアカウントの停止処置なども行われているようです。
また、2021年にはSTEPNと同じようにプレイすることで稼げる「Axie Infinity」というゲームが流行しました。
一時期は大きな盛り上がりを見せていたAxie Infinityですが、ゲームトークンの需要低下による売り圧の高まりや、新規ユーザーが頭打ちになったことでトークンの価格は急落。
ゲーム内容が単純作業の繰り返しだったこともあり、現在はゲーム自体もやや衰退しています。
その点、STEPNのトークンはレベル上げ・靴の修理・MINTなど活用の幅が豊富です。
さらに運動しないと稼げないことから、投機目的の投資家が参入するのを防げるなど、Axie Infinityを教訓にした仕組みだといわれています。
こういった運営陣の優秀さも、STEPNが人気を集めている理由だといえるでしょう。
STEPNのトークン情報(GMT編)
STEPNはGMT・GSTという、2つの独自トークンを発行しています。
ここからは、それぞれのトークン情報や使用用途を見ていきましょう。
概要
項目 | GMTの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | Green Metaverse Token |
トークンシンボル | GMT |
トークン総額 | 6,000,000,000GMT |
GMTは、STEPNのゲームトークンおよびガバナンストークンです。
ガバナンストークンとは、プロジェクトに関する投票権を与えられた通貨のことをいいます。
総発行枚数は60億枚で、トークンの配布割合はこちら。
STEPNアプリで配布される他、各種トークンセールや投資家・チームメンバーへの報酬などにも割り当てられているようです。
発行の目的
GMTは、STEPNの基軸になる通貨をつくり、ゲームやプロジェクトを発展させるために発行されました。
GMTを使ってゲーム性を向上する他、プロジェクトに出資をしている投資家やチームメンバーに報酬を与えることも目的のようです。
また、GMTはガバナンストークンなので、投票権を付与した通貨を流通させることで、プロジェクトの運営や管理をスムーズに行うことも発行目的といえるでしょう。
使用用途
GMTの主な使用用途は以下の通りです。
- 靴の最終的な強化
- GMTを保有してSTEPNの投票に参加する
- ステーキングをして利回りを得る
STEPNでシューズのレベルを28以上にするにはGMTが必要です。
そのため、シューズをより高いレベルにして強化する際は、GSTだけでなくGMTも使います。
GMTを保有しておき、STEPNの投票イベントに参加するのも1つの方法です。
GMTにはステーキング機能もあるので、取引所にGMTを預け入れて利回りを得るという使い道もあります。
また、2022年4月9日に運営からGMTの新たなユースケース(機能や使い道)が発表されました。
主なユースケースはこちらです。
- レアシューズのMINT
- GMTを稼ぐにはGMTバーン(GMTを消費すること)が必要
- 今後はシューズの5や10のレベル上げにもGMTが必要になる
- ステータスの振り直し
- 靴のネーミング
上記の他、GMTをバーンすることで双子の靴が生まれる確率が上がったり、GSTの獲得上限値がアップしたりなど、計10通りのユースケースがあるとのこと。
STEPNのトークン情報(GST編)
次に、GSTトークンの詳細を解説します。
概要
項目 | GSTの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | Green Satoshi Token |
トークンシンボル | GST |
トークン総額 | 上限なし |
GSTは、STEPNのゲームトークンです。
GMTとは違って、ガバナンス機能はありません。
また、発行枚数に上限はなく、ゲーム内でユーザーが獲得する限り無限に供給される仕組みです。
発行の目的
GSTは、STEPNをMove to Earnゲームとして確立するために発行されました。
ゲーム内の独自トークンをつくり、ユーザーが実際にゲームをプレイして仮想通貨を稼げるようにすることを目的にしています。
また、ゲームのなかでいろいろな機能や役割をもつ通貨を発行し、ユーザーがより楽しめるゲームにすることも、GSTが発行された理由の1つでしょう。
使用用途
GSTはSTEPNのゲーム内で、以下のような使用用途があります。
- シューズのレベルアップ
- リペア(シューズのエナジー回復)
- MINTをする際の費用
- ソケットのアンロック
- ミステリーボックスの開封速度を速める
稼いだGSTをゲームで使わず、そのまま他の仮想通貨に交換することも可能です。
また、GST・GMT共にそれぞれのトークンを扱っている取引所なら、他の仮想通貨と同じくトレード用の通貨として使い、利益を狙うという使い方もあります。
STEPN(GMT・GST)の購入方法は?
GMTとGSTは、一部の海外取引所に上場しています。
GMTはBinance、GSTはHuobi Globalなど、それぞれのトークンを扱っている取引所なら売買可能です。
今回はGMT・GSTの両方を扱っている、Bybitで購入する方法を紹介します。
たとえばGMTの現物を購入する場合、まずBybitにログインして、上部にある「Trade」のメニューから「GMT/USDT」ペアを選びましょう。
GMTの取引画面が開いたら、ページ右側の項目で購入したいGMTの数量や、注文方法を設定してください。
注文方法は、以下3種類より選べます。
- Limit(指値注文)
- Market(成行注文)
- Conditional(条件付き注文)
すべて設定し終えたら「Buy GMT」ボタンを押して、GMTの購入は完了です。
GSTの売買をする場合も、上記と同じ手順で行えます。
Bybitでのレバレッジ取引に関しては、GMTは対応済みですが、GSTは対応しておらず現物取引のみのようです。
今後はGSTのレバレッジ取引が始まる可能性もあるので、最新情報などもチェックしてみてください。
なお、BybitでGMT・GSTの取引をするにはUSDTという通貨が必要なため、事前に準備しておくといいでしょう。
まずはBybitの口座開設を済ませておきましょう。
登録は3分ほどで完了します。
STEPN(GMT・GST)の将来性は?
既に人気を集めているSTEPNですが、これからまだまだ伸びる可能性を秘めています。
仮想通貨界隈では「今からSTEPNを始めるのは遅いのでは」という声も挙がっていますが、STEPNはまだβ版しかリリースされておらず、あくまでも開発途中のゲームです。
今後は新しい機能の追加や完成版のリリースも控えており、先行者利益を得るチャンスはおおいにあるでしょう。
早い段階からSTEPNを始めた人のなかには、1日に10万円相当を超えるGSTを稼いでいる人も続出しており、稼げる金額も桁違いです。
また、STEPNは他のNFTゲームとは違って、仮想通貨を稼ぎながら気軽に運動不足を解消できるという魅力もあります。
ライフスタイルとも融合しやすく、コロナ禍で運動不足の人が多い現代においては、高い需要を保つ可能性が高いです。
こういったゲーム性や需要の高さを考えると、プロジェクトのさらなる拡大にも期待できるでしょう。
ただ、新規ユーザーや靴を購入する人の数が減った場合、プロジェクトがどういった方向に動くかは判断ができません。
ゲームの仕様変更による稼げる金額の減少や、ハッキングや開発のトラブルなどによって、初期費用が回収できないリスクもあります。
事前にどういったリスクがあるのかをしっかりと確認したうえで、STEPNやトークンに投資するかどうか判断するといいでしょう。
なお、ここで紹介した内容はあくまでも筆者独自の見解であり、STEPNの将来性を保証するものではありません。
STEPN(GMT・GST)の価格上昇が期待できるタイミングは?
ここからは、GST・GMTトークンの価格上昇が期待できるタイミングについて解説します。
バーンが行われたとき(GMT)
GMTの価格上昇が期待できるタイミングとして注目したいのが、トークンのバーンが行われたときです。
バーンは日本語だと「焼却」とも呼ばれ、発行済み通貨の枚数の一部を減らし、永久に使えないようにする仕組みのことです。
バーンをすることで通貨の価値を上げて、価格を維持することを目的にしています。
STEPNのGMTもバーンを行い、トークンの流通枚数を減らす予定とのこと。
2022年4月2日には、STEPNの運営が得たおよそ33億円の利益を使い、1ヶ月ほどかけてGMTの買い戻しとバーンを行うことも発表されました。
今後もGMTのバーンは継続されていく予定のため、価格もそれに伴い上昇していく可能性が高いでしょう。
ユースケースの拡大(GMT)
GMTトークンのユースケースが拡大したときも、価格上昇が期待できます。
使用用途でも解説したように、GMTはこれまで明らかになっていた使い道に加えて、新しいユースケースが発表されました。
今後はシューズのレベル上げにGSTだけでなくGMTも必要になる他、ゲーム内のさまざまなシステムや機能にGMTを使うようです。
ただ、今ユーザーがプレイしているのはあくまでもβ版ゲームで、システムの仕様や機能が変更される可能性はあります。
とくにGMTは用途や機能がまだはっきりとしておらず、ゲームの開発が進むにつれてさらに多くの機能やユースケースが発表される可能性が高いです。
そうなればGMTの価値や需要が高くなり、トークン価格の高騰も期待できるでしょう。
トークンの消費量が増えるイベントの実施(GST)
GSTの価格上昇が狙えるタイミングとしては、トークンの消費量が増えるイベントの実施が挙げられます。
GSTは他の通貨と同じく、売り圧が高まれば価格が下落し、逆に買い圧が高くなれば価格が高騰する可能性が高いです。
そのため、GSTが必要になるイベントが行われるとトークンを買う人が増え、価格の上昇が期待できます。
たとえば、STEPNでは2022年3月29日~4月5日まで、MINTを行った際に双子のシューズが生まれる確率が2倍になるイベントを実施。
そしてMINTをするために多くのユーザーがGSTを消費し、価格が一時的に暴騰するという現象が起きました。
このように、GSTの消費量が増えるイベント、もしくは機能などが実装されると、トークンの価格も上がりやすいでしょう。
ただし、期間限定イベントの場合は価格上昇が一過性で終わる可能性もあるので、どういった立ち回りをするのかは慎重な判断が必要です。
STEPNの人気上昇による新規ユーザーの増加(GMT・GST)
GMT・GSTに共通して価格高騰が期待できるタイミングとして、STEPNの知名度や人気が上昇したときにも注目です。
STEPNに限らず、仮想通貨はプロジェクトの知名度が上がると、独自トークンの価格も上昇する傾向があります。
とくにゲーム系銘柄の場合、ゲームの人気やユーザー数がトークンの価格に直接影響しやすいです。
現にSTEPNはβ版のリリース後、ゲームが人気になったことで急激にユーザー数が増え、GMTとGSTどちらの価格も高騰しています。
とくにGMTはまだ詳しい機能や用途が発表されていないにもかかわらず、期待値の高さから大きく値上がりしました。
こちらはGMTのチャート表です。
CoinMarketCapのチャート表だとやや分かりづらいですが、Binanceでの上場時価格が約1円だったので、およそ300倍以上の値上がりをしています。
ゲームの人気や将来性を考えると、さらに新規ユーザーが増えれば、GMT・GSTの価格もまだまだ伸びる可能性が高いでしょう。
ただ、トークンはどちらも発行されたばかりで、ゲームのアップデートやメンテナンスなどによっても価格は変動している状況です。
そのため、むやみにトークンを購入するのではなく、資金管理や情報収集も徹底しながら売買するタイミングを見計らうといいでしょう。
上記のような大事なタイミングを逃さないためにも、今のうちにBybitには登録しておいてくださいね。
まとめ
STEPNは運動することで仮想通貨を稼げるNFTゲームです。
既に日本だけでなく世界中で多くのユーザーから注目されており、ゲームを始める人も続々と増えています。
独自トークンのGMT・GSTの価格も上がり続けているので、運動しながら稼ぎたい人はぜひSTEPNへの参入を検討してみるといいでしょう。
なお、GMTとGSTは海外取引所のBybitで購入できます。
BybitでSTEPNトークンの売買をする際はUSTDが必要なので、口座開設とあわせてUSDTも準備しておくといいですよ。
- GMT・GSTはBybitで購入できる
- 売買するにはUSDTが必要
- GSTのレバレッジ取引は現時点だと非対応(Bybitの場合)
Bybitの登録でつまずいている方のために、以下の記事に口座開設方法を詳しく記載しました。
どこよりもわかりやすくお伝えしているので、ぜひ参考にしてくださいね。