2022年3月、海外取引所のBybitに新規上場したTernoa（CAPS）。
TernoaはNFTに特化したブロックチェーンプラットフォームで、NFTのデータ管理や送信ができる技術を提供しています。
しかし、他の仮想通貨に比べるとTernoaの認知度は低く、プロジェクトや通貨の詳細を知らない人がほとんどですよね。
そこで本記事では、Ternoaの特徴やCAPSトークンの購入方法、将来性などを詳しく解説します。
なお、この記事は2022年4月8日時点での情報です。
- TernoaはNFTに特化したブロックチェーンプラットフォーム
- タイムカプセル技術などを提供しており、ユーザーはより安全かつ便利にNFTの管理・送信ができる
- Dappsという分散型アプリもローンチされている
- NFTの需要の高さやプロジェクトの内容を考えると、将来性にも期待大
記事の後半ではCAPSトークンの価格が上昇するタイミングもお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
Ternoa（CAPS）のプロジェクト概要
まずは、Ternoaが行っているプロジェクトの概要について解説します。
NFTに特化したブロックチェーンプラットフォーム
Ternoaは、NFTに特化したプロックチェーンプラットフォームです。
NFTは日本語だと「非代替性トークン」と呼ばれ、特定の所有者がいることを証明できる、偽造不可能なデジタルデータのことをいいます。
プロジェクトの主な目的は、ユーザーが資産やデータの管理・送信をより安全かつ便利に行えるようにすることのようです。
Ternoaのロードマップはこちら。
プロジェクトはまだフェーズ1の段階で、現時点ではメインネットワークやガバナンス、基本的なNFT機能の構築などを行っています。
将来的にはNFTの拡張や安全性の確立、より高性能なブロックチェーン技術への移行なども視野に入れているようですね。
タイムカプセルというデータの保存技術を採用
Ternoa最大の特徴は、タイムカプセルというデータの保存技術を採用している点です。
USB・ハードディスク・ストレージクラウドといった従来のデータ保存デバイスは、破損や紛失の可能性があります。
また、ストレージクラウドはセキュリティ面にも問題があり、外部からのハッキングで個人情報やデータが流出する恐れがありました。
一方、Ternoaが導入しているタイムカプセル技術では、データや資産をカプセル化することでプライバシーの保護やハッキングなどのセキュリティ問題を改善しています。
また、データの管理・送信はアプリやプラットフォーム上で行えるため、デバイスのように物理的な破損や紛失の心配もありません。
Ternoaの公式サイトには、タイムカプセルの具体的な仕組みや流れも記載されています。
すべて英語なので分かりづらいですが、タイムカプセル技術を活用することでデータを特定の人に送信したり、第三者からの介入を防いだりなどが可能のようです。
さらに、データ管理や送信プログラムの自動化も可能にしているとのこと。
タイムカプセルは「Ternoa Wallet」と呼ばれる、専用のアプリケーションで作成できます。
アプリはiOSとAndoroidの両方に対応しており、スマホを持っている人なら誰でも利用可能です。
分散型アプリもローンチされている
Ternoaは、複数のDapps（分散型アプリ）もローンチされています。
たとえば「Secret NFT」は、アーティストが作ったNFTを、Ternoaのブロックチェーン技術を利用して保護できるよう開発されたNFTマーケットプレイスです。
Secret NFTではNFTを非表示にできるシークレット機能や、NFTビューをぼかす機能など、さまざまな機能が使えます。
その他、プレイすることで仮想通貨を稼げる「Play to Earn」と呼ばれるゲームなどもあるようです。
Ternoaの公式サイトで、ローンチされている各Dappsの詳細が確認できるので、気になる人はぜひチェックしてみるといいでしょう。
Ternoa（CAPS）のトークン情報
続いて、Ternoaの独自トークンであるCAPSについて紹介します。
概要
| 項目 | CAPSの詳細情報 |
|---|---|
| トークン名 | Ternoa |
| トークンシンボル | CAPS |
| トークン総額 | 2,500,000,000CAPS |
CAPSは、Ternoaのネイティブトークンおよびガバナンストークンです。
総発行枚数は25億CAPSで、トークンの配布割合は以下の通り。
各種トークンセールやチームメンバーへの報酬の他、マーケティングやエアドロップなどにも割り当てられているようです。
発行の目的
CAPSは主に、Ternoaのネットワークの構築やメンバーへの報酬付与などを目的に発行されました。
ネットワークの手数料などを支払える通貨を発行し、ユーザーがTernoaをより使いやすくすることを目的にしているようです。
また、NFTの暗号化やストレージの作成など、Ternoaプラットフォームのシステム自体を稼働させることもトークンを発行した理由といえます。
使用用途
CAPSトークンのメイン用途は、Ternoaのネットワーク手数料の支払いや、NFTの売買です。
ユーザーはTernoaの手数料をCAPSで支払える他、基本的にはNFTの売買もCAPSで行います。
タイムカプセルの作成をする際も、CAPSが必要になるようです。
CAPSにはガバナンストークンとしての機能もあるので、CAPSを保有しておき、Ternoaの運営や方針に関わる投票に参加するという使い道もあります。
また、保有しているCAPSをステーキングして、利回りを得ることも可能です。
Ternoa（CAPS）の購入方法は？
Ternoaは海外を拠点にしている一部の取引所で購入できます。
既にいくつかの取引所に上場していますが、今回は日本人ユーザーの多いBybitでCAPSを購入する方法を見ていきましょう。
BybitでCAPSを購入したい場合は、まずトップページにログインして、上部にある「Trade」のメニューから「CAPS/USDT」ペアを選びます。
以下の画面が開いたら、ページ右側にある設定項目で購入したいCAPSの数量や注文方法を決めてください。
注文方法は、下記3つのうちどれかを選べます。
- Limit（指値注文）
- Market（成行注文）
- Conditional（条件付き注文）
すべて設定し終えたら、下にある「Buy CAPS」をクリックしましょう。
以上でCAPSの購入は完了です。
保有しているCAPSを売りたいときは「Sell」のページに切り替えて、購入するときと同じ手順を踏めば売却できます。
Bybitでは現時点だと、CAPSの現物取引しか扱っていません。
ただ、今後レバレッジ取引に対応する可能性もあるので、Bybitの公式サイトやSNSで最新情報もチェックしてみてください。
なお、BybitでCAPSを購入するにはUSDTという通貨が必要です。
USDTは以下のような方法で準備できます。
- 他の取引所からBybitに仮想通貨を送金してUSDTに交換する
- クレジットカードでの入金
- E-checkというサービスを使った銀行振込
いつでもCAPSの売買ができるよう、早めにUSDTも準備しておくといいですよ。
Bybitの口座をお持ちでない方は今のうちに開設しておきましょう。
登録は無料で、3分ほどで完了します。
Ternoa（CAPS）の将来性は？
Ternoaの将来性は、プロジェクトがどれだけ注目されるかにかかっているでしょう。
Ternoaが行っているのは、データをNFTにして安全かつ便利に保管・送信できるプロジェクトです。
NFT分野のプロジェクトは2021年あたりから多くの人に注目されており、いまや仮想通貨界隈では大きな存在になりました。
米国の投資会社ジェフリーズは、世界のNFT市場は2025年に800億ドル（約9兆2000億円）に達すると予測しています。
実際に2021年は、NFTをベースにしたゲームやプロジェクトが流行し、それらに関連した仮想通貨も話題になりました。
最近では有名人もNFTを扱うようになり、NFTアートや作品が高額で取引されることも珍しくありません。
そういった人たちがNFTを管理・取引する際、Ternoaのようなデータ保存に特化したプラットフォームの活用性は、広がる可能性が高いと考えられます。
Ternoaの知名度はまだ低いものの、これからTernoaの需要や性能の高さが認められることになれば、プロジェクトも拡大していくでしょう。
とはいえ、Ternoaは開発途中のプロジェクトなので、機能の拡大や発展などにも注目しておきたいですね。
なお、ここで紹介した内容はあくまでも筆者独自の見解であり、Ternoaの将来性を保証するものではありません。
Ternoa（CAPS）の価格上昇が期待できるタイミングは？
ここからは、CAPSの価格上昇が期待できるタイミングについて解説します。
Ternoaのプロジェクトや技術が注目されたとき
CAPSの価格が上がりやすいタイミングとして、Ternoaのプロジェクトや技術が注目されたときは狙い目になるでしょう。
仮想通貨はそれぞれで独自の強みや特徴があり、それらが注目を集めるとトークンの価格も高騰します。
これは仮想通貨トレーダーや投資家がプロジェクトの将来性に期待を持ち、その独自トークンに投資をするためです。
TernoaはNFTに特化したプラットフォームなので、とくにNFTに興味のある人や、実際にNFTを保有している人から人気が出る可能性が高いでしょう。
ただし、Ternoaは他の仮想通貨に比べるとあまり認知されておらず、日本でもほとんど知られていないのが現状です。
CoinMarketCapの時価総額ランキングにおいても、現時点だと700位以下に位置しており、とても人気銘柄とはいえません。
逆に考えると、今後Ternoaが注目を集めれば、トークンの価格も大きく伸びる可能性を秘めているということです。
仮想通貨は注目を集め始めるとSNSでも話題になりやすいので、TwitterなどでTernoaの知名度や評価を調べつつ、値動きをチェックしてみるといいでしょう。
大手取引所に上場したタイミング
CAPSが大手取引所に上場したときも、価格が上がる可能性が高いです。
仮想通貨は有名な取引所に上場すると、短期間で価格が暴騰する傾向にあります。
これはユーザー数の多い取引所で売買されるようになると、通貨の流動性が上がり、それが価格にも影響するためです。
また、大手取引所への上場は世界中でニュースになることも多く、仮想通貨自体の知名度が上がるのも価格上昇の理由だとされています。
とくに世界最大手のBinanceや、取引高がトップクラスのFTXなどに上場すれば、より大きな価格上昇が狙えるでしょう。
CAPSは現時点だと、Bybit・Gate.io・Hotbitをはじめ一部の取引所には上場済みです。
しかし、Binance・FTX・Huobi Globalなど、上場していない大手取引所もたくさんあります。
さらに日本だと、CAPSを扱っている取引所はありません。
上記のような取引所でCAPSが扱われるようになれば、価格の高騰が狙えるでしょう。
ただ、取引所への上場で価格が上がるのは一時的な場合も多く、実際に上場したあとは価格が一旦落ち着くこともあります。
そのため、上場ニュースが出てから慌ててCAPSを購入してしまうと、タイミングが遅すぎて高値掴みになってしまう可能性も。
含み損を抱えることにならないよう、情報収集や資産管理も徹底したうえで売買の判断をしてくださいね。
重要なファンダメンタルズの発表
CAPSの価格上昇が期待できるもう1つのタイミングは、重要なファンダメンタルズが発表されたときです。
先述した要因の他、有名企業との提携や新しい機能の追加など、プロジェクトの発展に影響するファンダメンタルズが出ると、トークンの価格が上がることがあります。
CAPSはまだ開発段階のプロジェクトなので、今後新しい機能の追加やDappsの大型アップデートなどが実装される可能性はあるはず。
ユーザーにとってより利便性の上がるアップデートがあれば、トークン価格の高騰が期待できるでしょう。
また、Ternoaはブロックチェーン技術を開発しているPolygonや、海外取引所のGate.ioなど、有名企業とパートナーになっています。
これからさらに大手の企業と提携したり、Ternoaに出資する投資家が増えたりすれば、CAPSの価格が上昇する可能性も高いです。
なお、プロジェクトに直接影響するファンダメンタルズ以外に、仮想通貨市場全体の相場感もCAPSの価格に影響を与えます。
とくにBTCの値動きは他のアルトコインにも強く影響するので、上記のようなファンダメンタルズとあわせて、市場全体の相場やBTCの価格にも注目しておくといいでしょう。
仮想通貨で爆益をあげるためには、タイミングを逃さないことが大事です。
目の前に現れたチャンスをしっかりと掴むためにも、Bybitには今すぐ登録しておいてください。
まとめ
Ternoaは、NFTに特化したブロックチェーンプラットフォームです。
データや資産をカプセル化することでセキュリティやデータ管理の性能を上げている、タイムカプセル技術を採用しているのが特徴。
プラットフォーム内ではSecret NFTやPlay to Earnゲームといった複数のDappsもローンチされており、さまざまな活用方法があります。
NFT市場の成長や需要の高さを考えると、Ternoaのプロジェクトが今後拡大する可能性は高いでしょう。
なお、TernoaのネイティブトークンであるCAPSはBybitで購入できます。
BybitでCAPSの売買をするにはUSDTが必要なので、口座開設とあわせて資金の準備も早めに済ませておくといいですよ。
- CAPSトークンはBybitの現物取引で購入できる
- 売買をするにはUSDTが必要
- BybitでCAPSのレバレッジ取引に対応するかどうかは現時点だと不明
Bybitへの登録方法がよくわからないという方は以下の記事を参考にしてくださいね。