「bybitのAPIを活用したいけれど、イマイチわからない…」
「bybitで仮想通貨を自動売買したいけれど、どうすればいいの?」
この記事を読んでいる方のほとんどがこのように感じているのではないでしょうか?
そこでこの記事では、
- bybitのAPIキーの取得手順
- 具体的なAPIの活用事例(bitcopyと連携して自動売買)
上記をステップバイステップで解説していきます。
どことなく難しそうと感じるかもしれませんが、手順通りに進めていけば、APIを活用して仮想通貨の自動売買取引ができるレベルに到達します。
初心者にもわかりやすいように画像付きで解説していくので、最後までしっかりとついてきてくださいね。
bybitのアカウントを持っていない人は、先に登録を済ませておきましょう。
3分程度で簡単に登録できます。
APIとは「Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)」の略称で、アプリケーションやソフトウェアとプログラムをつなぐものという意味があります。
このAPIを使うことで、bybitと何かしらのプログラムを繋げることが可能となります。
とはいえ、なかなかイメージが湧かないと思うので、APIを活用することで具体的に何ができるのかをご紹介しておきます。
- 自動売買(システムトレード)
- ミラートレード
- 収支計算
上記はあくまで一例ですが、APIを活用することでbybitが便利に使えるようになるという解釈を持っておけば大丈夫です。
目次
bybitのAPIの取得手順
まずは、bybitのAPIキーの発行方法を解説します。
bybitのAPIキーの取得方法は以下の通りです。
- bybitアカウントにログインする
- API管理画面で新しいキーを作成する
- APIキーの設定を行う
- Googleの二段階認証コードを入力する
- 発行されたAPIキーを安全な場所に保管する
初心者でもわかるように画像付きで詳しく解説していきます。
- STEP
bybitアカウントにログインする
まずはbybitのアカウントにログインします。
画面右上にユーザー名が出るので、カーソルを移動させて、APIをクリックしましょう。
その後、APIの管理画面に切り替わります。
- STEP
API管理画面で新しいキーを作成する
APIの管理画面に移動後、画像の赤枠にある『新しいキーの作成』をクリックします。
その後、APIキーの設定画面に切り替わります。
- STEP
APIキーの設定を行う
各項目を設定し、『確定』を押してください。
なお、詳細な設定方法はプログラムごとに異なるため、各プログラムの公式サイトで確認するようにしてください。
※後ほど実例を交えて詳しく解説しますので、ご安心ください。
- STEP
Googleの二段階認証コードを入力する
Google二段階認証コードの入力を求められるので、アプリに表示される6桁の数字を入力してください。
二段階認証コードの導入方法がわからない方は、bybitの公式ブログにやり方が記載されているので、そちらをご覧ください。
- STEP
APIキーが発行されるので、キーを安全な場所に保管する
Google二段階認証の入力が成功すると、APIキーとAPIシークレットキーが発行されます。
画面を閉じる前に、必ず安全な場所にキーを保管するようにしましょう。
なお、APIキーに関しては、再表示ができないので注意してください。
キーを控えたら、『理解しました』をクリックしましょう。
これで無事APIキーが発行されました。
bybitの公式サイトにも明記されていますが、APIキーは各アカウントにつき5つまでしか保有できないので注意してください。
なお、APIキーの新規追加や削除もこの画面で操作することが可能なので、覚えておきましょう。
bybitのAPIの活用事例|bitcopyで自動売買してみよう
この章では、bybitのAPIの活用事例を解説していきます。
今回ご紹介するのは、『bitcopy』というサービスです。
外部サービスであるbitcopyとbybitをAPIで紐づけることにより、仮想通貨の自動売買やミラートレードが可能になります。
- bybitでbitcopy専用のAPIキーを発行する
- bitcopyのアカウントを作成する
- APIキーを入力し、bitcopyとbybitを紐付ける
- 自動売買システムやトレーダーを選ぶ
- 自動売買取引をスタートさせる
それでは早速、具体的な設定方法をお伝えしていきます。
- STEP
bybitでbitcopy専用のAPIキーを発行する
bybitのアカウントにログイン後、API管理画面に移動します。
『新しいキーの作成』をクリックし、上の画像のように設定して、bitcopy専用のAPIキーを作成します。
発行されたAPIキーとAPIシークレットキーをパソコンのメモ帳にコピペしておきましょう。
サードパーティアプリとは、当事者ではなく、第三者が提供する外部アプリのことです。
当事者であるbybitにとっては、bitcopyはあくまで第三者となります。
今回は、bybitのAPIを使用して、サードパーティアプリのbitcopyと紐付けを行うという話になります。
- STEP
bitcopyのアカウントを作成する
次にbitcopyの公式サイトでアカウントを作成します。
名前とメールアドレスを入力するだけなので、簡単に登録できます。
なお、bitcopyのシステムは無料で使えるので安心して登録してください。
- STEP
APIキーを入力し、bitcopyとbybitを紐付ける
bitcopyにログイン後、管理画面の左側にある『口座』をクリックしてください。
その後、『+口座登録』という青色のボタンを押してください。
上の画像を参考にして、設定を完了させてください。
問題なければ、保存を押しましょう。
口座一覧に情報が反映されていれば、bitcopyとbybitの紐付けが成功です。
なお、最初のうちはbybitの残高が0BTCとなっていますが、15分〜30分程度経過すれば反映されます。
ちなみにbitcopyとbybitを紐付けしたからといって、勝手に取引されることはないので安心してください。
- STEP
自動売買システムやトレーダーを選ぶ
管理画面の左側にある『ランキング』をクリックしてください。
自動売買システムやトレーダーが成績順に並んでいるので、気に入ったユーザーを選び、『フォロー』というオレンジのボタンを押しましょう。
- STEP
自動売買取引をスタートさせる
倍率を決めて、『フォロー』という青色のボタンを押すことで全ての設定が完了します。
この段階から自動売買がスタートとなります。
倍率は自由に設定可能ですが、慣れるまでの間は推奨倍率で取引することをおすすめします。
なお、成績の良い自動売買システムやトレーダーをフォローすることで利益を上げられる可能性が高まりますが、完全放置することなく定期的にチェックするようにしましょう。
あくまで、投資は自己責任という言葉を忘れないようにしてください。
まとめ
今回はbybitのAPIキーの発行手順に加え、具体的な活用事例(bitcopyと連携させた自動売買システムの構築)をご紹介しました。
APIを活用することで、元々使いやすいbybitがさらに便利になるので、ぜひこの機会に挑戦してみてください。