世界でも大手の取引所として知られるBybitのByFiセンターの一つにローンチプールというプロダクトがあるのをご存知でしょうか。
ローンチプールは特定の通貨を預け入れることにより新しいトークンを獲得できるプロダクトで、これまでにもさまざまなトークンが配布されてきました。
そして2022年1月19日より新たに、元素騎士オンライン(MV)のローンチプールがBybitで始まります。
MVはメタバースを基軸にしたゲーム銘柄ですが、新しいトークンなのでゲームや通貨の詳しい特徴を知らない人も多いですよね。
そこで本記事では、元素騎士オンラインのゲーム内容や将来性、MVトークンの購入方法などを解説します。
なお、この記事は2022年1月15日時点での情報です。
- 元素騎士オンラインはメタバース・NFT・GameFiなどの要素を組み合わせたゲーム
- プレイスタイルは主に3つあり、無料で遊べるのはもちろん、ゲームを進めて仮想通貨を稼ぐことも可能
- 将来性はゲームがどれだけ人気を集めるかによって決まるが、期待値は高い
Bybitの口座をお持ちでない方は今のうちに開設しておきましょう。
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目次
元素騎士オンラインとは?
まずは、元素騎士オンラインの概要について紹介します。
メタバースを基軸にしたオンラインゲーム
元素騎士オンラインは、日本の3DMMOゲーム「Elemental Knights Online」がライセンス元となって開発されたオンラインゲームです。
Elemental Knights Onlineは、スマートフォン・Nintendo Switch・PlayStation4など多くのハードで発売されており、アジアを中心に10年以上愛されてきました。
本作は、そんなElemental Knights OnlineにメタバースやNFT、GameFiといった要素を組み込んだゲームとして注目を集めています。
※GameFi:NFTゲームのこと。
プレイヤーは3DMMOという技術を用いた仮想空間上で、世界中の仲間とファンタジー世界の冒険をしたり、経済活動を行ったりすることが可能です。
ゲーム内の世界は「META WORLD」と呼ばれ、個性と特殊な能力が備わった限定オシャレ装備や、数が限定された特殊アイテムなど、さまざまなNFTを持ち込んで遊べます。
また、アイテムやモンスターの配置、仮想通貨を使ったゲーム内でのやり取りなど、幅広い遊び方があるようです。
3つのプレイ方法がある
元素騎士オンラインは、以下のように3つのプレイ方法があるのも特徴です。
- Free to Play
- Play to Earn
- UGC to Earn
Free to Playでは、誰でも無料でアカウントを作成してゲームをプレイできます。
無料とは思えないほどクオリティは高く、はじめてゲームをプレイする初心者にもおすすめのモードです。
Play to Earnは、ゲームを進めることで実際に仮想通貨などを稼げます。
ゲームで手に入れたNFTアイテムやトークンは、売買することも可能です。
人によっては、ゲームの稼ぎだけで生計が立てられることもあるとのこと。
UGC to Earnでは、ユーザーがメタバース内に土地やアイテムなどを作り出し、市場を形成できます。
空間内の建物や構造・NFTアイテムの製造・モンスターの配置などを、プレイヤーが自分でカスタマイズできるシステムを計画しているようです。
ゲーム内で使われる通貨は2種類
元素騎士オンラインのゲーム内で使われる通貨は、MVトークンとRONDトークンの2種類があります。
MVは、主にゲーム内でメタバースを構成するために使う通貨です。
RONDは、ゲームで経済を循環させるための基軸通貨で、ステーブルコインのような特徴を持ちます。
ゲームを進めて仲間と活動したりダンジョンを冒険したりなど、一定の条件を満たすことでRONDを獲得できるようです。
獲得したRONDはDEX(仮想通貨取引所)で交換できるため、実際の利益にもなります。
元素騎士オンラインのトークンMVとは?
続いて、元素騎士オンラインの独自トークンであるMVについて解説します。
概要
トークン名 | Metaverse |
---|---|
トークンシンボル | MV |
トークン総額 | 2,000,000,000MV |
ローンチプール割り当て総額 | 不明 |
MVはPolygon/MATICというセカンドレイヤーのブロックチェーンを採用した、ERC20系トークンです。
総配布数量は20億枚が予定されており、その一部がBybitのローンチプールにて配布されます。
発行の目的
MVトークンは、主にゲームで使われるために発行されました。
ゲームの基軸通貨となるMVを開発することで、ユーザーがゲームをより楽しく円滑にプレイできるようにすることを目的にしているのでしょう。
ゲーム開始後のアップデートでは、ステーキング機能を実装してユーザーに報酬を与えることも予定しているようです。
また、MVトークンにはガバナンス機能も付与されており、トークンの保有者はゲームの方針に関わる投票にも参加できるとのこと。
以上のことをふまえると、MVトークンはゲームの発展やユーザーへの報酬付与、ゲームコミュニティの運営などを目的として発行された通貨だと考えられます。
使用用途
MVトークンは、ゲーム内でのアイテムやモンスターの購入などがメインの用途になるでしょう。
ゲームをプレイする際のMVの使い道としては、主に以下のようなものがあります。
- オシャレ装備の購入やパワーアップ
- MV専用の有料アイテムの購入
- ランド・モンスター・NPCを制作する権利の購入
- ゲーム内でトレードをする際に使う手数料
上記は一部の機能ですが、MVトークンには他にもさまざまな機能を実装する予定のようです。
また、保有しているMVをステーキングして報酬を得るという使い方もあります。
ステーキング機能の具体的な追加日程はまだ発表されていないので、今後の情報もぜひチェックしてみてください。
その他、MVを保有しておき、元素騎士オンラインの運営や方針に関わる投票に参加することも可能です。
一般ユーザーはガバナンスに参加する機会はあまりないかもしれませんが、本格的にゲームの運営に関わってみたい人は、ガバナンストークンとして使うことも検討してみるといいでしょう。
MVトークンの購入方法は?
MVトークンは、Bybitのローンチプールで獲得できます。
ローンチプールとは、特定の通貨を取引所に預け入れることで、新しく市場に上場する仮想通貨をいち早く獲得できるイベントのことです。
Bybitではこれまでに、WOO・DEVT・RUNといったさまざまな新規トークンをローンチプールで発行してきました。
そして2022年の1月に、ローンチプールで新たにMVトークンが上場します。
具体的なスケジュールは以下の通りです。
- 2022年1月19日:BybitでMVのローンチプール開始
- 2022年1月27日:BybitでMVが上場
Bybitのローンチプールに参加するにはKYC(本人確認)レベル1を完了させておく必要があるので、KYCがまだの人は早めに手続きを済ませておくといいでしょう。
なお、預け入れる通貨の銘柄に関してはまだ発表されていません。
参加ルールの詳細についてはBybitの公式ブログやSNSで発表されるはずなので、情報がチェックできるよう待機してきましょう。
まずはBybitへの登録を済ませておいてください。
口座開設は以下のボタンより行えます。
MVトークンの将来性は?
MVトークンの将来性は、元素騎士オンラインがどれだけ人気になるかで決まるでしょう。
MVはゲーム銘柄なので、ゲーム自体が注目されて多くのユーザーを獲得できれば、トークンの価格が上がる可能性も高くなります。
また、MVはメタバースとの関連性も高い通貨です。
メタバースとは、オンライン上に構築された3次元の仮想空間のこと。
メタバースはビジネスに使えるサービスとしても期待されており、仮想通貨界隈ではもちろん、仮想通貨をあまり知らない人からも注目されています。
メタバースの技術や将来性は非常に高く評価されていて、仮想通貨市場においては、ENJ・MANA・SANDといったメタバース銘柄の価格も飛躍的に上がりました。
最近ではメタバースのことを取り上げるメディアも増えてきており、数年後にはメタバースで100兆円規模の経済圏が誕生するともいわれています。
元素騎士オンラインはこれらの近代技術を駆使したプロジェクトともいえるので、MVの将来性もおおいに期待できるのではないでしょうか。
なお、ここで紹介している内容はあくまでも筆者独自の見解であり、MVの将来性を保証するものではありません。
MVトークンの価格上昇が期待できるタイミングは?
MVトークンを実際に購入する場合、できれば価格が上昇したタイミングで売却して利益を出したいですよね。
そこで、MVトークンの価格上昇が期待できるのはどんなタイミングなのかを解説します。
元素騎士オンラインがゲームとして話題になったとき
MVトークンの価格上昇が期待できるタイミングとしてまず注目すべきは、やはり元素騎士オンラインがゲームとして人気になったときでしょう。
将来性の項目でも解説したように、ゲーム銘柄はゲーム自体の人気や注目度によって価格が左右されます。
たとえば、Axie Infinityというゲームはここ数年間で多くの仮想通貨トレーダーから注目され、ゲームの独自トークンであるAXSの価格もそれに比例して上昇しました。
こちらはAXSの2021年1月~2022年1月までの価格推移を表したチャートです。
直近の数か月ではやや価格は下落しているものの、2021年11月には史上最高値を記録し、以前に比べると300倍以上に値上がりしているのが分かります。
このように、ゲームで多くのユーザーを獲得できたプロジェクトはそのトークンの価格も上がりやすく、数か月ほどで100倍以上の価格になることも珍しくありません。
元素騎士オンラインが今後AXSのように多くのユーザーから支持されるようになれば、MVトークンの価格が大きく上昇する可能性は高いでしょう。
逆に元素騎士オンラインがあまり注目されなければ、MVトークンの値上がりも期待できなくなります。
ゲームがどれだけ人気になり、どのタイミングでトークンの価格に影響するかを判断するのは難しいですが、ゲーム銘柄は短期間で一気に知名度が上がることも多いです。
そのため、早い段階からプロジェクトやゲームの特徴をチェックしておき、将来性があるとふんだ場合は、価格が上がる前にトークンを購入しておくのも1つの手段でしょう。
大手取引所へ上場したタイミング
MVトークンの価格上昇が期待できるタイミングとして、大手取引所へ上場したときも狙い目です。
仮想通貨はどの銘柄においても、有名な取引所への上場が決まると価格が上昇する傾向にあります。
これはユーザー数の多い取引所で扱われるようになると取引高や流動性が上がり、それが通貨の価格にも影響を及ぼすためです。
今回MVが上場するのはBybitですが、今後BinanceやFTXといった世界トップクラスの取引量を誇る取引所に上場すれば、トークンの価格も高騰する可能性が高いでしょう。
最近のケースでいうと、日本の取引所のBITPOINTで扱われているJASMYという銘柄がBinanceに上場するというニュースが、2021年11月21日に発表されました。
上場ニュースが発表された前後のJASMYのチャート表がこちらです。
それまでは価格が徐々に下がっていたにもかかわらず、Binanceの上場ニュースがあった11月22日に価格が2倍近くまで暴騰しているのが分かりますよね。
上記ケースのように、大手取引所への上場は通貨の価格に絶大な影響を与えます。
もしも上場する前にその銘柄を保有していれば、短期的に大きな利益が狙えるでしょう。
ただ、実際に他の取引所へ上場してからというよりは、どちらかというと上場ニュースが流れたタイミングで通貨の価格が上がることが多いです。
事前にどの取引所に上場するかを把握するのはプロの投資家でも難しく、タイミングが遅いと高値圏で通貨を購入し、含み損を抱えてしまうこともあります。
大手取引所への上場によるMVの価格上昇を狙う場合は、通貨の将来性を考慮したうえで、ネットの情報収集なども徹底しておくといいでしょう。
仮想通貨市場全体のバブルが起きたとき
MVトークンの価格上昇が期待できるもう1つのタイミングは、仮想通貨市場全体がバブル相場に突入したときです。
仮想通貨といえば、BTCがもっとも有名ですよね。
そして仮想通貨全体の市場価格が上がるバブル期になると、BTCを筆頭に他のアルトコインの価格も軒並み上昇する傾向があります。
こちらは2021年1月~2022年1月に渡る、仮想通貨全体の時価総額を表したチャートです。
2021年5月と2021年11月のそれぞれで、時価総額が高値を更新しているのが分かりますよ。
この2回のタイミングでBTCは史上最高値を更新しており、他のアルトコインも数多くの銘柄が高値を記録しました。
なかには1年足らずで、価格が1,000倍以上になった銘柄もあります。
また、誰も予想していなかった通貨がいきなり数十倍の価格になるケースも。
こういったバブル期になれば、市場の雰囲気につられてMVトークンの価格が上がる可能性も高くなるでしょう。
しかし、仮想通貨のバブルは永遠に続くわけではなく、いきなり価格が暴落することもあります。
とくにBTCが暴落すれば他のアルトコインも道連れになり価格が下がることが多いので、バブルだからといって安易に購入していいわけではありません。
MVトークンの将来性やそのときの価格、チャートなどもしっかり考慮したうえで、売買するかどうか判断してくださいね。
仮想通貨で爆益を得るにはタイミングが大事です。
絶好のチャンスを逃さないためにも、Bybitの登録だけは先に済ませておきましょう。
まとめ
元素騎士オンラインはメタバース・NFT・GameFiなどの要素を掛け合わせたオンラインゲームです。
ゲームには主に3つのプレイスタイルがあり、無料で始められるFree to Playや、ゲームを進めると仮想通貨を稼げるPlay to Earnなどをプレイできます。
また、UGC to Earnモードではユーザーが自分で土地やアイテムを作り出すことも可能。
ゲーム内で使われる通貨はMVとRONDの2種類があり、Bybitのローンチプールに上場するのはMVトークンのほうです。
なお、Bybitのローンチプールに参加するにはKYCレベル1を完了させておかなければならないので、まだの人は事前にKYCを済ませておきましょう。
MVのローンチプールに関する詳細ルールについては、Bybitの公式ブログやSNSも随時チェックしてみてください。
- MVトークンはBybitのローンチプールで購入できる
- ローンチプールの開始予定日時は2022年1月19日
- 上場予定日時は2022年1月27日
Bybitの口座開設でつまずいている…という人はぜひ以下の記事を参考にしてください。
どこよりもわかりやすく解説しています。