大手取引所のBybitでは2021年の下半期あたりから、さまざまな仮想通貨銘柄が上場しています。
そして2022年2月17日に、Alchemy Pay(ACH)というトークンの取扱いが始まりました。
Alchemy Payは仮想通貨と法定通貨の交換ができる決済サービスで、仮想通貨トレーダーの間でも徐々に注目されています。
しかし、日本だと知名度はまだ低いので、Bybitに上場したことは知っているものの、プロジェクトやトークンの詳細を把握してから投資するかどうか判断したい人も多いはず。
そこで本記事では、ACHの特徴や購入方法、将来性などを紹介します。
なお、この記事は2022年2月21日時点での情報です。
- Alchemy Payは仮想通貨と法定通貨を交換して決済ができるサービス
- BinanceやTron Foundationといった大手企業と提携している
- 事業やサービスがさらに拡大すれば、今後の将来性も期待できる
ACHの価格が上昇するタイミングも記載しているので、かなり参考になるはずですよ。
目次
Alchemy Pay(ACH)のプロジェクト概要
まずは、Alchemy Payのプロジェクト概要を紹介します。
仮想通貨と法定通貨の交換サービス
Alchemy Payは、仮想通貨と法定通貨のブリッジ機能を果たす決済サービスです。
簡単にいうと、仮想通貨と法定通貨を交換できるサービスを提供しています。
たとえばショッピングストアにAlchemy Payのサービスを導入すれば、そこで買い物をする人は法定通貨だけでなく、仮想通貨での決済ができるとのこと。
その他、個人間での通貨交換サービスにも対応しています。
このサービスを使えば、フリマサイトで購入した商品代金を仮想通貨で支払ったり、ネットショッピングを仮想通貨で決済したりなども可能です。
時代の最先端をいく画期的な技術として、多くの人から注目を集めています。
大手取引所のBinanceと提携している
Alchemy Payは2021年8月に、世界最大手の取引所であるBinanceとの提携が発表されたことでも話題になりました。
そのあと、2021年11月には分散型アプリケーション運用システムであるTron Foundation(TRX)との統合も発表。
大手の取引所や仮想通貨サービスとの提携が続いて発表されており、今後の事業展開にも注目が集まっています。
なお、Alchemy Payと提携したBinanceでは、独自決済サービス「Binance Pay」を導入している加盟店にて、40種類以上の仮想通貨の決済が可能になる予定です。
決済サービスにAlchemy Payを導入している取引所やサービスも順調に増えており、プロジェクトのさらなる発展が期待されています。
支払いサービスの向上やサポートも目標にしている
Alchemy Payはプロジェクトのビジョンとして、大規模な支払いサービスの向上や、各企業や取引所における決済プラットフォームのサポートを目標にしているようです。
また、分散型アプリのコスト削減や手数料支払いシステムの発展、提供しているサービスのリスク管理なども目的に掲げています。
ゲームにAlchemy Payのサービスを導入するプロジェクトも進めているようなので、今後はさらなる事業の拡大が期待できるでしょう。
Alchemy Pay(ACH)のトークン情報
続いて、Alchemy Payの独自トークンであるACHについて解説します。
概要
項目 | Alchemy Payの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | Alchemy Pay |
トークンシンボル | ACH |
トークン総額 | 10,000,000,000ACH |
ACHは、ERC20系のトークンです。
供給総量は100億枚が予定されています。
Alchemy Payのホワイトペーパーには、トークンの配布割り当ても掲載されていました。
総供給量のおよそ4割は、Alchemy Payのサービスを利用した企業や消費者へのトランザクション報酬として配布されます。
その他、パートナー企業への報酬や、プロジェクト・コミュニティの運営などにも割り当てられているようです。
発行の目的
ACHは主に、仮想通貨と法定通貨の決済サービスを世界中に拡大させるために発行されました。
プロジェクトの基軸通貨となるACHがあることで、企業と消費者の決済システムだけでなく、個人間での支払いでもAlchemy Payのサービスが利用できるようになります。
また、ACHはパートナー企業やコミュニティメンバーへ報酬を与える役割もあるようです。
独自トークンを報酬として配布することにより、プロジェクトをより発展させることを目的にしているのでしょう。
使用用途
ACHのメイン用途は、他の仮想通貨と同じくトークンとしての売買です。
ACHは既に多数の取引所に上場しており、投資銘柄の1つとして取引をすれば利益を獲得できます。
トレードで得た利益は日本円への換金も可能です。
また、ACHはガバナンストークンとしての機能も付与されています。
ガバナンストークンとは、プロジェクトの運用や方針に関わる投票に参加する際に必要なトークンのことです。
つまり、ACHを保有している人はAlchemy Payプロジェクトの投票イベントに参加できます。
上記の他、ACHホルダーには各種インセンティブや紹介報酬なども与える予定のようです。
ACHを単純なトレード用銘柄として使うのもいいですが、売却せずに保有しておき、投票やイベントに参加してみるのも1つの使い道でしょう。
Alchemy Pay(ACH)の購入方法は?
ここからは、ACHの購入方法を解説します。
Bybitの現物取引
ACHは既にBinance・Coinbase Exchange・Huobi Globalなど多数の取引所に上場しており、各取引所の口座開設が済んでいれば購入可能です。
利用する取引所はどこを選んでもいいですが、今回は日本人ユーザーが多いBybitでACHを購入する方法を紹介します。
Bybitの場合、ACHは2022年2月17日に上場していて、現時点だとACH/USDTペアの現物取引のみで売買が可能です。
Bybitで現物取引をする際はまずログインして、ページ上部にある「Trade」のメニューから「ACH/USDT」ペアを探してクリックします。
そうすると以下のトレード画面が表示されるので、ページ右側にある「Buy(買い)」か「Sell(売り)」のどちらかを選択し、その下の注文方法も設定しましょう。
注文方法は、以下3つのいずれかを選べます。
- Limit(指値注文)
- Market(成行注文)
- Conditional(条件付き注文)
注文方法を設定したら、実際に購入するACHの数量や注文価格を入力してください。
あとは下の「Buy ACH」や「Sell ACH」をクリックすれば、トークンの売買が完了します。
積立ステーキング
ACHは先述した現物取引で購入する他、Bybitの積立ステーキングで増やすことも可能です。
積立ステーキングとは、特定のトークンを預け入れると、元本が保証された状態で利回りを獲得できるプロダクトのこと。
BybitではByFiセンターという独自サービスのなかに積立ステーキングがあり、2022年2月18日19:00~3月8日19:00までの期間限定で、ACHのステーキングイベントを実施しています。
イベントの内容は、1,000~10万枚まで任意数量のACHをBybitに預け入れると、最大30%の年間利回りを獲得できるというもの。
前提条件として1,000枚以上のACHを持っている必要がありますが、保有しているトークンを預けるだけでACHが増やせるお得なサービスです。
Bybitの積立ステーキングは期間限定で行われることが多いので、もしACHを保有する機会のある人はぜひ参加してみるといいでしょう。
また、BybitではACHの上場を記念して、以下のようなイベントも開催しています。
- キャッシュバックイベント:ACHを初回入金すると、先着順で入金額の5%がキャッシュバックされる
- 取引イベント:一定額以上のACHを取引すると、各条件に応じたACH賞金がもらえる
どのイベントも期間限定なので、ACHの保有量を増やしたい人はぜひ詳細をチェックしてみてください。
Bybitの口座をお持ちでない方は以下のボタンより開設可能です。
登録は3分ほどで完了します。
Alchemy Pay(ACH)の将来性は?
ACHの将来性は、プロジェクトが今後どれだけ注目されるかによって決まるでしょう。
Alchemy Payは、仮想通貨と法定通貨の交換ができる非常に便利な決済サービスです。
今までは法定通貨のみでしか支払いができなかったサービスも、Alchemy Payを導入することにより仮想通貨での支払いもできるようになります。
BinanceやTron Foundationといった大手企業とも提携しており、仮想通貨界隈でも話題となりました。
仮想通貨投資をしている人達からの注目度も高いプロジェクトのため、その独自トークンであるACHの将来性も期待されています。
とはいえ、Alchemy Payはまだ始まって間もないプロジェクトです。
これから発展する可能性がある反面、思ったように伸びない可能性もあります。
プロジェクトの成長度合いは仮想通貨自体の需要にも左右されるので、Alchemy Payに関する情報をしっかりリサーチしながら、投資するかどうか判断してみるといいでしょう。
なお、ここで紹介している内容はあくまでも筆者独自の見解であり、Alchemy Payの将来性を保証するものではありません。
Alchemy Pay(ACH)の価格上昇が期待できるタイミングは?
ACHの売買を検討しているなら、どんなときに価格が上がるのかも気になりますよね。
そこで、ACHの価格上昇が期待できるタイミングを紹介します。
Alchemy Payの提供するサービスの需要が高くなったとき
ACHの価格上昇が期待できるタイミングとしてまず考えられるのは、Alchemy Payが提供するサービスの需要が高くなったときです。
仮想通貨の価格というのは、その通貨が行っているプロジェクトの需要や成長度合い、注目度などに影響されます。
プロジェクトが注目されるとトークンの価格は上がりますが、逆にあまり話題に挙がらなければトークンの価格上昇も期待できません。
ACHの場合、決済サービスの銘柄として仮想通貨トレーダーの間では注目されています。
提携先も拡大しており、ゲーム市場でのサービス展開も予定しているようなので、今後さらに事業が広がれば需要も高くなるでしょう。
そうなるとユーザーの獲得やサービスの拡大にもつながり、ACHトークンの価格も上がると予測できます。
実際にAlchemy PayとBinanceの提携が発表された2021年8月には、ACHの価格はおよそ1か月で20倍以上になりました。
プロジェクトの需要によりトークンの価格に影響が出る場合、1~2日の短期間で高騰することもあれば、数か月~数年単位の長期的な価格上昇になることもあります。
もちろん短期間のトレードで利益を狙うのもいいですが、将来性を期待してACHに投資するなら、長期間での値上がりを狙うガチホ戦略を検討してみてもいいかもしれませんね。
ACHを扱う取引所がさらに増えたタイミング
ACHを扱う取引所がさらに増えたときも、トークンの価格上昇が期待できるでしょう。
どの銘柄にもいえることですが、仮想通貨はそれまでに扱われていなかった新しい取引所に上場すると、価格が急激に上がるという特徴があります。
上場する取引所が大手であればあるほど、価格の上昇率は高くなりやすいです。
これはユーザー数の多い取引所で取引されることでトークンの流動性が上がり、価格にも大きな影響を与えるのが理由とされています。
ACHは既にBinanceやHuobi Globalなどいくつかの取引所で扱われていますが、FTXやKuCoinといった一部の取引所にはまだ上場していません。
日本でACHを扱っている取引所も、現時点ではゼロです。
そのため、今後海外や日本の取引所にACHが上場すれば、短期的な価格の高騰が期待できます。
ただし、価格が上がるのは上場ニュースが発表されたタイミングであることが多く、実際に取引所へ上場したあとは価格が一旦下がるケースも珍しくありません。
価格が上がりきったときにトークンを購入すると、含み損を抱えてしまうこともあります。
もし購入するのが遅すぎた場合は焦って取引せず、情報収集をしながら別の機会をうかがうのも1つの戦略です。
仮想通貨市場全体の価格上昇
ACHの価格上昇が狙えるタイミングとしてもう1つ注目しておきたいのが、仮想通貨市場全体の価格が上がったときです。
2021年は仮想通貨バブルといわれ、市場全体が盛り上がりましたよね。
こちらは2021年1月~2022年2月にかけての、仮想通貨全体の時価総額を表したグローバルチャートです。
2021年5月と2021年11月に、全体の時価総額が高値を更新しているのが分かります。
そして上記2回のタイミングで、BTCを筆頭に数えきれないほどの銘柄が最高値を記録しました。
なかには1年足らずで100倍以上になった通貨もあります。
このように仮想通貨全体の価格が上がると、市場の雰囲気につられてアルトコインの価格も高騰することが多いです。
ACHはまだ知名度は低く、時価総額ランキングは200位前後を推移しています。
ただ、もし仮想通貨バブルのように市場全体が盛り上がる時期が来れば、他の銘柄と同じくACHの価格が上がる可能性も高いでしょう。
仮想通貨トレードではタイミングが非常に大事です。
絶好のチャンスを逃さないためにも、Bybitへの登録は今のうちに済ませておきましょう。
まとめ
Alchemy Payは、仮想通貨と法定通貨の交換ができる決済サービスです。
世界最大手の取引所であるBinanceや、分散型アプリケーション運用システムのTron Foundationをはじめ、有名企業との提携も進んでいます。
今後はさらなるサービスや事業の拡大が期待されているので、将来有望なプロジェクトといえそうです。
なお、Alchemy Payの独自トークンであるACHはBybitで購入できます。
BybitではACHの現物取引の他、積立ステーキングや各種イベントも実施しているので、ACHトークンを保有したい人はぜひ詳細をチェックしてみるといいでしょう。
- ACHはBybitの現物取引で購入できる
- 積立ステーキングや各種イベントでACHを増やすことも可能
- BybitがACHのデリバティブ取引に対応するかどうかは現時点だと未定
Bybitへの登録方法がわからない方は以下の記事を参考にしてください。
画像付きで詳しく解説しています。