大手取引所のBybitでは2022年2月18日19:00より、MOB LAND(SYNR)のローンチプールを開始しました。
MOB LANDはパソコンやスマホで遊べるゲームで、自分だけのマフィアチームを作って対戦しながら仮想通貨を稼げます。
以前はSYN CITYという名前のゲームでしたが、2022年2月に現在のMOB LANDへと名前を変更したようです。
MOB LANDは史上初のメタバース・マフィアゲームとして注目されていますが、日本だとまだまだ知名度は低く、ゲームの内容やトークンについて知らない人も多いはず。
そこで本記事では、MOB LANDのプロジェクトや独自トークンであるSYNRの購入方法、将来性などを解説します。
なお、この記事は2022年2月20日時点での情報です。
- SYNRはNFTやメタバースを掛け合わせたゲーム銘柄
- ゲームの内容としては、マフィアチームを結成しながら他プレイヤーやNPCと対戦できる
- プロジェクトやトークンの将来性は、ゲームが人気を集めるかどうかによって決まる
プロトレーダー視点でSYNRの価格が上がるタイミングもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
目次
MOB LAND(SYNR)のプロジェクト概要
まずは、MOB LANDが行っているプロジェクトの概要について解説します。
パソコンやスマホで遊べるマフィアゲーム
MOB LANDは、パソコンやスマホで遊べるマフィアゲームです。
ゲームの内容は、メタバースの世界で自分だけのマフィアチームを結成しながら、領土を奪っていくというもの。
チームは最大4人のマフィアメンバーから構成でき、全国の他プレイヤーやNPCとの対戦もできます。
マフィアは基本的に無料で作成可能で、各キャラクターの専用スキルを駆使しながらバトルを繰り広げる仕組みです。
2022年2月20日時点だとまだゲームは正式にリリースされておらず、実際にプレイもできません。
具体的なリリース日時もまだ発表されていないので、今後の情報に注目しておきたいですね。
なお、公式サイトでは以下のロードマップが掲載されていました。
2021年から2022年の前半にかけてはNFTのプレセールやIDOなどを実施、そのあとはゲームのフルローンチやファーミング機能の追加などを予定しているようです。
キャラクターや武器はNFTとして売買可能
MOB LANDのゲーム内で育成・獲得したキャラクターや武器は、NFTとして売買できます。
予定では、世界中のユーザーがアクセスできる分散型のNFTマーケットプレイスを構築するとのこと。
ゲームに関連する一部のNFTは、既にBinanceやOpenseaなどNFT用のマーケットプレイスで販売されているようです。
ただし、どんなキャラクターや武器がNFTとして登場するかなどの具体的な情報はまだ公表されていないので、今後のニュースもチェックしておくといいでしょう。
チームメンバーには中国の企業などが参加
MOB LANDのプロジェクトに関わるチームメンバーには、中国の企業をはじめとするさまざまな組織が参加しています。
公式サイトの情報によると、マーケティング事業を展開しているRoy Liu氏と、SamsungとDisneyの元副社長であるMihai Pohontu氏が共同設立したプロジェクトとのこと。
MOB LANDのサイトには、パートナー企業一覧も掲載されています。
仮想通貨の価格追跡サービスを提供しているCoinMarketCapや、資金調達事業を行っているCoinlistなど、数々の有名企業もパートナーになっているようです。
MOB LAND(SYNR)のトークン情報
MOB LANDは、SYNRという独自トークンを発行しています。
ここからは、SYNRトークンの基本情報や特徴などを見ていきましょう。
概要
項目 | MOB LANDの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | MOBLAND |
トークンシンボル | SYNR |
トークン総額 | 10,000,000,000SYNR |
SYNRは、ERC20をベースにしたMOB LANDの独自トークンです。
SYNRの配布総額は、100億枚が予定されています。
このうち、Bybitのローンチプールで410万枚のSYNRを配布するようです。
トークンの配布割合は以下の通り。
各種配布イベントの他、マーケティングやコミュニティ運営、流動性提供への報酬などに割り当てられるようです。
発行の目的
SYNRは、ゲーム内での基軸通貨として使うことを目的に発行されました。
ゲームのメイントークンとなるSYNRを開発し、MOB LANDを「Play to Earn」ゲームとして提供することを目的にしているのでしょう。
また、SYNRはガバナンストークンとしての役割もあります。
ガバナンストークンとは、プロジェクトの運用や開発に関する投票権を付与されたトークンのことです。
SYNRを保有しているゲームユーザーやコミュニティメンバーは、MOB LANDのプロジェクト方針や開発についての投票に参加できます。
独自トークンに上記のような機能を持たせて、プロジェクトやゲームをさらに発展させることが、SYNRを発行した理由といえるでしょう。
使用用途
SYNRは主に、ゲーム内のトークンとして使えます。
ゲームではアイテムや特典などを割引価格で購入するためのsSYNというトークンがあり、SYNRをステーキングすることでこのsSYNを獲得できるようです。
SYNRをステーキングしてゲームキャラクターを育成したり、利回りを獲得したりといった使い方もできます。
また、先述したようにSYNRにはガバナンストークンとしての機能もあるため、MOB LANDのDAOで投票に参加することも可能です。
ゲームやコミュニティに参加しない場合は、他の仮想通貨と同じく取引所でそのまま売買もできます。
SYNRにはさまざまな使い道があるので、トークンを使ってどんな投資をしたいかを考えながら、自分に合った用途を探してみるといいでしょう。
MOB LAND(SYNR)の購入方法は?
ここからは、実際にSYNRを購入する方法を紹介します。
ローンチプール
SYNRはUniswapなど一部のDEX(分散型取引所)、もしくは大手取引所のBybitで購入可能です。
DEXは初心者には少し難易度が高いので、今回はBybitで購入する方法を見ていきましょう。
Bybitでは2022年2月18日からSYNRのローンチプールを開催しており、イベントに参加することでいち早くSYNRを獲得できます。
Bybitのローンチプールとは、特定の銘柄を預け入れることで新しいトークンの配当を受け取れるプロダクトのことです。
今回行われるBybitのローンチプールでは、期間内にBIT・もしくはSYNRをステーキングすることで、総額410万SYNRから一定数量のトークンが付与されます。
イベント期間は、日本時間の2022年2月18日19:00~2月24日19:00です。
BITとSYNRのどちらを預け入れるかによって配布される枚数などは異なり、それぞれの割り当ては以下の通り。
ステーキングする通貨 | BIT | SYNR |
---|---|---|
配当枚数 | 3,100,000SYNR | 1,000,000SYNR |
最小ステーキング額 | 100BIT | 100SYNR |
最大ステーキング額 | 20,000BIT | 20,000SYNR |
BIT・SYNRの両方をステーキングした場合、もらえるSYNR配当は上記の合計となります。
BITはBybitで簡単に購入できるので、SYNRを持っていない人はBITをステーキングして、SYNRを獲得するといいでしょう。
上場後
BybitではSYNRのローンチプールイベントを行っている最中の2022年2月23日19:00に、SYNR/USDT現物通貨ペアの取扱いが始まる予定です。
もちろん現物取引ペアとして上場すれば、ローンチプールで獲得したSYNRをBybitでそのまま売却することも可能です。
現時点で予定されているのは現物取引の上場のみで、デリバティブ取引に対応するかどうかの情報はまだ発表されていません。
なお、BybitでSYNRの現物を購入するにはUSDTが必要です。
もしローンチプールが終わったあとにSYNRを購入する予定の人は、Bybitの口座開設とあわせてUSDTも準備しておくといいでしょう。
Bybitの登録は以下のボタンより行えます。
口座開設料は無料です。
MOB LAND(SYNR)の将来性は?
SYNRの将来性は、MOB LANDのゲームがどれだけ人気を集めるかによって決まるでしょう。
仮想通貨の銘柄はそれぞれ仕組みや特徴がありますが、ゲーム関連の銘柄に関しては、やはりゲームの需要が高いほどその将来性も期待されます。
MOB LANDの場合、NFTを基盤にしたマフィアゲームとしてユーザーからの期待値は高めです。
また、MOB LANDの公式サイトでは史上初のマフィア・メタバースであることを謳っています。
メタバースとは、インターネット上に構築された仮想空間のこと。
アバターを使ったゲーム内での交流や買い物など、オンラインでさまざまなことができる技術です。
メタバース全体の市場規模は、2025年には1,600億ドル以上になるのではといわれており、近年ではNFTと並んで非常に注目されています。
実際に2021年は仮想通貨界隈でメタバースが話題になり、メタバースに関連する数々の銘柄の価格も上がりました。
そんなメタバースやNFTの技術を駆使して開発されたMOB LANDは、今後の将来性もおおいに期待できるのではないでしょうか。
なお、ここで紹介している内容はあくまでも筆者独自の見解であり、MOB LANDの将来性を保証するものではありません。
MOB LAND(SYNR)の価格上昇が期待できるタイミングは?
最後に、SYNRの価格上昇が期待できるタイミングを紹介します。
ゲームが注目を集めたとき
MOB LANDのゲームが注目されたときは、SYNRの価格上昇が期待できるでしょう。
将来性の項目でも解説したように、ゲーム銘柄はゲームの知名度が上がり多くのユーザーを獲得するほど、独自トークンの価格も上がりやすいという特徴があります。
たとえば2021年は、Axie InfinityというNFTゲームが世界中で流行しました。
内容としてはアクシーと呼ばれるモンスターを集めて戦わせるバトルゲームで、ゲームをプレイするといくつかの方法で仮想通貨を稼げます。
Axie InfinityはAXSという独自トークンがあり、ゲームが人気になったことでAXSの価格も急上昇しました。
こちらが2021年1月~2021年12月までのAXSのチャート表です。
年度の前半は50円前後を推移した価格が、11月には史上最高値の18,000円以上にまで上昇しています。
上昇率にすると、実に300倍以上です。
Axie Infinityのようなゲーム銘柄は、人気を集めると驚くほど価格が伸びることがあります。
MOB LANDもNFT、そしてメタバースを融合させたプロジェクトなので、価格が上がる可能性が高いです。
まだ正式にリリースはされていないため、どれだけ人気を集めるかの予測は難しいですが、ゲームに関する今後の情報やシステムのアップデートにも注目しておきたいですね。
大手取引所への上場
SYNRが大手の取引所へ上場したときも、トークンの価格上昇が期待できます。
仮想通貨は最初にどこかの取引所へ上場して、そのあと他の取引所に上場することがほとんどです。
そして新しく上場するのが有名な取引所だった場合、仮想通貨銘柄としての認知度が一気に上がり、価格が上昇する傾向にあります。
最近のケースでいうと2022年2月8日に、WOOという銘柄が世界最大手の取引所であるBinanceに上場するニュースが発表されました。
こちらが2022年2月7日・2月8日のWOOのチャート表です。
それまで大きな変動はなかった価格が、Binanceへの上場が発表された途端に20%以上の値上がりをしているのが分かります。
このように、大手の取引所に上場することが決まった銘柄は短期間で価格が高騰しやすいため、価格上昇を狙って売却するにはうってつけのタイミングです。
SYNRはまだDEXやBybit以外の取引所では扱われていないため、他の取引所へ上場すれば価格上昇が期待できるでしょう。
ただし、実際にトークンが他の取引所へ上場したあとは価格が落ち着き、下落に転じることも珍しくありません。
つまり、上場ニュースが流れてから仕込むのは、タイミングとしては遅すぎるということです。
大手の取引所へ上場することを見込んで事前にトークンを保有していれば問題ありませんが、そうでない場合は無理に購入せず、別の機会をうかがうなど冷静な判断をする必要があります。
仮想通貨全体の価格が上がったタイミング
SYNRの価格上昇が期待できるもう1つのタイミングは、仮想通貨市場全体の価格が上がったときです。
仮想通貨は市場全体が盛り上がると、BTCをはじめとするいろいろな銘柄がしばらくの間、上昇トレンドに入ります。
さらにバブル期といわれるほどの大きな上昇トレンドに入った場合、主要銘柄だけでなく草コインのような知名度の低い通貨の価格が上がることも。
なかには数か月ほどで1,000倍以上の価格になる銘柄もあります。
SYNRはまだまだ知名度の低い通貨ですが、仮想通貨が上記のようなバブル期になれば、他の銘柄につられて価格が高騰する可能性は高いでしょう。
ただし、仮想通貨のバブルはいつまでも続くわけではなく、いつかは終わりが来るものです。
バブルが終わると市場全体が下落ムードに入り、最高値の1/2以下まで価格が下がることもあります。
市場全体が盛り上がっていると楽観視し、なにも考えずにSYNRを購入すると高値掴みになることもあるので、売買するタイミングはしっかりと見極めなければなりません。
また、仮想通貨のバブルが起きる理由には株式や為替市場の影響、さらにBTCの流通量を半分に減らす半減期など、さまざまなことが関係しています。
こういった仮想通貨に関するイベントや、仮想通貨自体の需要なども考慮しながら、どのタイミングで取引するか判断してみてくださいね。
上記のタイミングを逃さないためにも、Bybitには早めに登録しておきましょう。
まとめ
MOB LANDは、自分だけのマフィアチームを構成して遊べるNFTゲームです。
ゲーム内でのキャラクターや武器はNFTとして売買できますが、詳細に関してはまだ発表されていない部分も多いので、今後の情報もチェックしておくといいでしょう。
MOB LANDの独自トークンであるSYNRは、Bybitで購入できます。
ローンチプールイベントの途中で、SYNR/USDTの現物ペア取引も始まる予定です。
BybitにSYNRの現物取引が上場すれば、他の銘柄と同じくUSDTペアとして売買可能になります。
SYNRが他の取引所へ上場するかどうかはまだ不明ですが、もしBinanceなど大手の取引所に上場すれば価格上昇も期待できるので、これからの展開にも要注目です。
- SYNRはBybitのローンチプールで獲得できる
- 現物取引が始まれば、他の銘柄と同じようにUSDTペアとして売買可能
- SYNRのデリバティブ取引については現時点だと未定
Bybitの登録でつまずいている方は以下の記事を参考にしてください。
どこよりもわかりやすく解説しています。