Bybitローンチパッドの参加方法

仮想通貨BitDAO(BIT)とは?【購入方法・将来性などを解説!】

15 min

大手取引所のBybit(バイビット)が主体となって支援している、BitDAO(ビッダオ)という組織をご存知でしょうか。

BitDAOはDeFi分野の発展を目的に掲げており、世界中の投資家や仮想通貨トレーダーたちから注目されているプロジェクトです。

また、BitDAOの独自トークンであるBITはBybitに上場していて、Bybitにて行われるトークンセールや各種イベントの基軸通貨になっています。

しかし、仮想通貨や海外の取引所にあまり詳しくない人からすると、BitDAOの詳しいプロジェクト内容や、BITトークンの特徴・購入方法などが分からないことも多いでしょう。

そこで本記事では、BitDAOのプロジェクト概要やBITトークンの購入方法、将来性などを徹底解説します。

なお、この記事は2022年2月15日時点での情報です。

BitDAOの特徴や将来性をまとめると…
  • BitDAOはDeFi分野のプロジェクトを支援するための分散型組織
  • BITトークンはBybitで購入できる
  • DeFiは近年非常に注目されており、Bybitで基軸通貨になっていることをふまえるとBITの将来性は期待大
  • BITを保有する予定の人は、BybitのローンチパッドやByFiセンターで運用するのがおすすめ

BitDAOはBybitが主導しています。
まだBybitへの登録がお済みでない人は今のうちに口座開設しておきましょう。

BitDAO(BIT)とは?

それではまずBitDAOとはなんなのか、DeFiやBitDAOとの関係性も含めて解説します。

DeFiとの関連性

BitDAOはそもそも、DeFi分野のプロジェクトを支援するために立ち上げられた分散型の組織です。

DeFiは中央管理者のいない金融サービスのことで、日本語だと分散型金融と呼ばれています。

ETHのブロックチェーン技術を基盤としており、国内の仮想通貨取引所などとは違い、金融資産の管理を自律的に行えるのがDeFiの特徴。

そんなDeFi分野のプロジェクトに目をつけたのがBitDAOです。

BitDAOは、将来性の期待できるDeFi関連のプロジェクトを見つけて、それらに出資や支援などを行っています。

有望なDeFi関連の事業に投資を行い、そこから利益やリターンを得ることでさらに大きなプロジェクトへの支援を進め、DeFiシステムを発展させることを目的としています。

Bybitとの関係性

先ほどの項目で、BitDAOはDeFi分野のプロジェクトを支援するために設立された組織だと解説しました。

しかし、DeFiプロジェクトの支援を行うためには膨大な資金や人材が必要なので、BitDAOは世界中の投資企業や投資家から資金を集めています。

そんなBitDAOに多額の出資をして、プロジェクトを主導しているのがBybitです。

BybitはBitDAOのプロジェクトをサポートするために、年間でおよそ1,000億円規模の出資を行うことも発表しました。

また、BitDAOに出資するためには「Bybitと交流があること」「BitDAOへの貢献を誓約する」という2つのルールが設けられています。

このことからも、BitDAOへの支援や出資はBybitが主導となっているのが分かりますね。

他にもBitDAOに出資をしている企業や投資家は存在しますが、そのなかでもとくに大きな出資や支援を行っているのがBybit、と認識しておくといいでしょう。

ちなみに、以下の記事ではBybitの登録方法を紹介しているので、まだBybitに登録していない人は参考にしてみてください。

Bybitへの登録は以下のボタンより行えます。
3分ほどで完了しますよ。

BitDAO(BIT)の仕組み

出典元:BitDAO

続いて、BitDAOの仕組みについて解説します。

イメージとしては、まずパートナーとなる投資家や企業から融資をしてもらい、その資金を元にプロジェクトの提案や意思決定などを行います。

その後プロジェクトを実行に移して、新しいパートナーとの結合やトークンスワップ、報酬の獲得などを実施。

上のイラストのような流れで各プロジェクトに支援やサポートを行い、共同開発なども進めながらさらなる発展を目指します。

もしBitDAOが支援するプロジェクトが大きく成長すれば、BitDAO自体の保有資産も上がるという仕組みです。

BitDAO(BIT)のトークン情報

BitDAOは、独自のガバナンストークンであるBITを発行しています。

ガバナンストークンとは、ネットワークの運用や開発についての方針を、ユーザーや関係者による投票で決定するためのトークンです。

BITの基本情報は以下の通り。

トークン名称BitDAO
シンボルBIT
コントラクトアドレス0x1A4b46696b2bB4794Eb3D4c26f1c55F9170fa4C5
発行上限枚数100億BIT
公式サイトhttps://www.bitdao.io/

BITは発行上限枚数に対して、供給量の割り当てが決まっています。

それぞれの割り当てはこちら。

  • プライベートセール:5%
  • ローンチ時のパートナーへの分配:5%
  • BitDAOのトレジャリーが保有:30%
  • Bybitによる供給:15%
  • Bybitがロック:45%

プライベートセールは2021年8月16日22:00から2億枚分の供給が開始され、既に完売しています。

プライベートセールによるBITの供給は、SushiSwapのプラットフォームであるmisoを介し、IDOとして行われました。

IDOとは、分散型取引所がユーザーとの間に入って資金調達を行う方法のことです。

BITのIDOはダッチオークション形式で、購入用の通貨として使用できたのはSUSHI・もしくはETHの2種類。

IDOでBITを早期購入した人には、購入順に応じて一定のエアドロップボーナスが配布されました。

なお、BitDAOへの出資には世界的にも有名なPayPalの創始者であるピーター・ティール氏や、イギリスの億万長者として知られるハワードアラン氏などが参加しています。

日本だと、ユーチューバーとして活躍している青汁王子こと三崎優太さんが、日本円でおよそ3億3,000万円分のBITを購入したことを本人のYouTubeチャンネルで公表していました。

この他、世界の名だたる有名企業や投資家などがBitDAOのプロジェクトに参加しており、今後もさらに注目されることが期待されています。

BitDAO(BIT)はどこで買える?購入方法は?

2022年2月時点だと、BITが購入できるのはDEX(分散型取引所)、もしくは海外の仮想通貨取引所のどちらかです。

ここでは、それぞれの取引所でBITを購入する方法を紹介します。

DEX(分散型取引所)での購入方法

BITの売買が行える主要なDEXは、以下の2つです。

ここでは、SushiSwapでBITの売買を行う方法を紹介します。

メタマスクへの登録

SushiSwapを利用するためには、最初にメタマスクに登録する必要があります。

そのあとメタマスクとSushiSwapを接続して、BITの売買を行うという流れです。

まずはメタマスクのWeb版公式サイトを開き、ページ上部にある「ダウンロード」のボタンをクリックしましょう。

各デバイスに応じたダウンロードボタンが表示されるので、パソコンでメタマスクをダウンロードする場合は「Chrome」の項目にチェックを入れ、インストールを押します。

以下の画面に移り、上部にある「Chromeに追加」のボタンをクリック。

拡張機能を許可するかどうかの確認ページが表示されたら、「拡張機能を追加する」を押します。

メタマスクがインストールできると、以下の画面に自動で切り替わるはずです。

あとは「開始」ボタンを押して、画面の案内に従いながら各種登録を進めればOKです。

なお、メタマスクを登録する際は通常のパスワードとは別に、「シークレットキーフレーズ」という12の単語を使ったカギのようなものが設定されます。

シークレットキーフレーズは、メタマスクのパスワードを忘れたときや他のデバイスと同期するときなどに必要なものです。

紛失してしまわないよう、メモやスクリーンショットなどを使って保存しておきましょう。

メタマスクにETHを入金

メタマスクに登録したら、次はBITを売買するための資金をメタマスクに入金する必要があります。

SushiSwapでBITを購入する場合、基本的にはETHを使うので、Binanceなど他の取引所でETHを準備しておきましょう。

メタマスクのページを開いて、アカウントの下に表示されている「0x」から始まるアドレスをコピーします。

あとはこのアドレスをBinanceなどの送金ページに貼り付けて、ETHを送金すればOKです。

ETHを送金する際のネットワーク規格は、基本的には「ERC20」を選択してください。

なお、SushiSwapで実際にBITの売買を行うときは、ガス代というネットワーク手数料のようなものが発生します。

そのため、自分が交換したい金額+手数料分のETHを送金するようにしましょう。

メタマスクのページを開いて、送金したETHが反映されていれば入金完了です。

このとき、ネットワークや送金アドレスを間違うと資金が失われる可能性があるので、不安な人は少額から出金してみることをおすすめします。

メタマスクとSushiSwapを接続

続いて、メタマスクのアカウントとSushiSwapを接続します。

SushiSwapの公式サイトを開いて、ページ左上にある「Connect to a wallet」をクリック。

すると以下のようにウォレットの選択画面が表示されるので、そのなかから「MetaMask」を選びます。

右側にメタマスクのアカウント候補が表示されたら、自分が接続したいアカウントを選び、「次へ」を押しましょう。

アカウントのアドレスなどを確認して、問題なければ「接続」ボタンをクリックします。

これでメタマスクとSushiSwapの接続は完了です。

SushiSwapで通貨のスワップ(交換)

ここまでの作業が終わったら、あとはSushiSwapで実際にBITのスワップを行うだけです。

SushiSwapの公式サイトを開いて、ページ上部にある「Swap」のボタンを選択。

「Swap From」という項目は購入するための通貨を選択するボタンなので、なにも表示されていない場合は「Select a token」を押してETHを選んでおきましょう。

次に「Swap to」の項目がBITになるよう設定します。

同じく「Select a token」のボタンを押して、BITのコントラクトアドレスを入力しましょう。

BITのコントラクトアドレスは、CoinMarketCapなどで確認できます。

表示されたBIT(BitDAO)トークンを選択してください。

以下のようにETHとBITの設定ができたら、交換したい通貨の数量を入力してスワップボタンを押します。

最後にガス代などをチェックし、問題なければ「確認」ボタンを押してBITの購入は完了です。

はじめて売却する場合は「Approve」と表示されるので、そのままApproveボタンを押せばBITの購入ができます。

もしエラーなどが出て購入できない場合は、右横にある設定ボタンを押してスリップぺージを少し上げたり、ガス代を上げたりしてみてください。

ちなみに、購入したBITを売却したいときは上記とは逆の手順で、「Swap From」にBITを設定し、「Swap to」でETFを選びましょう。

あとはスワップと確認ボタンを押せば、BITの売却ができます。

仮想通貨取引所での購入方法

DEX以外に、海外の仮想通貨取引所で購入する方法もあります。

DEXはメタマスクの利用などが必要でややハードルが高いため、初心者は一般的な取引所で購入するのがおすすめです。

BITの売買ができる取引所としては、以下のようなものがあります。

なお、現時点では日本でBITを取り扱っている取引所はありません

上記の取引所ならどこを利用してもいいですが、今回は日本人ユーザーが多く使いやすい、BybitでBITを購入する方法を紹介します。

日本の取引所からBybitに資金を入金

BybitでBITを購入するには元となる資金が必要なので、まずは資金を入金しましょう。

Bybitの入金方法は他の取引所からの送金・クレジットカード・銀行振込などがありますが、ここではもっとも一般的な他の取引所から仮想通貨を送金するやり方を解説します。

送金元となる取引所は国内・海外を含め、どこを使ってもかまいません。

国内ならGMOコインBITPOINTなど送金手数料が無料の取引所を選ぶと、資産を極力減らさずに入金できますよ

送金元の取引所を決めたら、Bybitで入金用のアドレスを取得します。

Bybitにログインしたら、右上の資産ページをクリックして以下のページを開いてください。

左上のほうにある「Deposit」ボタンを押すと、入金する通貨とチェーンタイプを選ぶ画面が表示されます。

通貨とチェーンタイプを選んだら「Acknowledge」をクリック。

そうすると以下のように入金用アドレスが表示されるので、それをコピーします。

スマホでQRコードを読み取り、そのまま入金用ページを開くことも可能です。

次に送金元となる取引所の送金用ページで、コピーした入金用アドレスを貼り付けます。

送金用ページの表示方法は、各取引所の公式サイトやマニュアルを確認してみてください。

あとは送金ボタンを押して、Bybitに着金していることが確認できれば入金完了です。

入金した通貨をUSDTに換金

Bybitでは、USDT・BTC・USDCのいずれかでBITを購入できます。

今回は、保有用の通貨としてはもっとも定番のUSDTでBITを購入すると仮定しましょう。

USDT以外の通貨を入金した場合は、まずUSDTに換金します。

以下5種類のいずれかで入金したときは、両替機能を使ってUSDTへの換金が可能です。

  • BTC
  • ETH
  • EOS
  • XRP
  • DOT

両替機能を使うときは、まずアカウントの資産ページで換金したい通貨をデリバティブアカウントに移動させます。

そのうえでデリバティブアカウントの資産ページを開き、右横にある「Exchange」ボタンをクリックしてください。

そうすると以下の画面に移るので「From」の欄に交換元となる通貨、「To」の欄にUSDTを設定します。

交換したい通貨の数量を入力して「Convert」ボタンを押せば、両替完了です。

ただし、両替機能を使うときは各通貨ごとに両替できる最低額・上限額が決められているので、事前に確認しておくといいでしょう。

両替できる5種類以外の仮想通貨を入金した場合は、現物取引にてUSDTへと換金する必要があります。

トップページにある「Trade」の項目で、USDT建てペアのなかから自分が入金した通貨を選びましょう。

あとは「Sell」のボタンを使い、成行注文や指値注文で通貨を売却すれば、売った分の通貨をUSDTとして資産ページに保有できます。

現物取引でBITを購入する

USDTを保有している状態になったら、実際にBITを購入しましょう。

BITは現物取引とデリバティブ取引の両方で扱われていますが、今回は現物取引で売買する方法を紹介します。

まずトップページにある「Trade」からUSDTの項目にカーソルを合わせ、右側に出てきた通貨のなかから「BIT」を選んでクリック。

以下の画面が表示されたら、右側にある「Buy」の項目を選択して、購入したいBITの数量を入力してください。

取引方法は、Limit・Market・Conditionalのうちどれかを選択できます。

数量と取引方法を決めたら、下にある「Buy BIT」のボタンをクリックしましょう。

最後に現物の資産ページを確認して、購入したBITが反映されていれば購入完了です。

BTCやUSDC建てで取引する際も、同じやり方で購入できます。

Bybitへの登録は以下のボタンより無料で行えます。

BitDAO(BIT)の将来性は?5年後の価格予想は〇〇円!

続いて、BitDAOの将来性について解説します。

BitDAOは、近年注目されているDeFiとの関連性が高いプロジェクトです。

仮想通貨銘柄は数え切れないほどありますが、なかでもDeFi銘柄は今後の金融業界に成長や変革をもたらす分野といえるでしょう。

また、BitDAOはDeFiだけでなく、既存のCeFi(中央集権型金融)の発展にも多大な影響を与えています。

さらにBybitでは、BITがIEOや各種イベントの基軸通貨にもなっており、今後の期待値は計り知れません。

仮想通貨トレーダーの一部からは「BITはBybitの独自トークンになるのでは」という声も挙がっていて、もし本当にそうなれば、BITの価格は天井知らずになる可能性もあります。

以上のことをふまえると、BitDAOはこれからさらなる成長が期待できるプロジェクトだといえるでしょう。

あくまでも個人的な見解ですが、5年後のBITの価格予想は控えめに見積もっても600円です。

Bybitに上場したあと、およそ2か月ほどで130円台から350円近くまで2.5倍以上の価格になったことを考えると、800円以上の価格も視野に入るのではないでしょうか。

もちろん仮想通貨市場全体の相場状況やBTCの価格影響にもよりますが、今よりも価格が大きく上昇する可能性は高いと考えられます。

長期的な将来性を考慮すると、価格がそれほど高騰していない今のうちからBITを仕込んでおくといいかもしれませんね。

なお、ここで紹介した内容は筆者独自の意見であり、BITの将来性を保証するものではありません。

相場状況のチェックや資産管理などを行いつつ、自己判断のうえでBITの売買を検討してみてくださいね。

BitDAO(BIT)の運用方法

ここからは、保有しているBITを使って資産を運用する方法を紹介します。

Bybitで資産運用

もっともおすすめなのは、BybitでBITを運用する方法です。

BybitではBITを基軸にした各種イベントを頻繁に開催しており、初心者でも気軽に参加できます

①ローンチパッド

ローンチパッドは、Bybitが行っているIEOイベントです。

IEOとは、取引所を介して新しいプロジェクトのトークンを発行するトークンセールのことをいいます。

ローンチパッドで上場したトークンは上場後に価格が跳ね上がる可能性が高く、大きな利益を狙いやすいのが特徴です。

新しいトークンはBITと交換する形で購入でき、BITを保有しているBybitユーザーなら誰でも参加できます。

2022年2月12日時点だと、BybitはこれまでにBITを含めて9種類のローンチパッドを実施しており、すべてのトークンの価格が大きく上昇しました。

なかには瞬間的に100倍以上の価格にまで上場したトークンもあります。

とくに難しい作業やルールはないので、BITを購入する機会のある人はぜひ参加してみるといいですよ。

②ByFiセンター

ローンチパッドと同じく初心者にもおすすめなのが、BybitのByFiセンターで資産を運用する方法です。

ByFiセンターはBybitが独自に提供している資産運用サービスで、以下4種類のプラダクトのなかから好きなものに参加して資産を増やせます

  • 積立ステーキング
  • 二重資産マイニング
  • DeFiマイニング
  • ローンチプール

とくに積立ステーキングは、特定の通貨を預け入れるだけで一定額の利回りがもらえるプラダクトで、初心者でも参加しやすいのが魅力。

BTCやUSDTといった常時扱われている通貨をはじめ、期間限定でBITや他の銘柄のステーキングが行われることもあります。

2022年2月11日には新しく、最大年間利回り4%でBITの積立ステーキングが始まりました。

今のところ、ステーキング終了までの期間は1,000日以上と表示されているので、長期間に渡りBITでの資産運用ができます。

また、積立ステーキングに似た仕組みのローンチプールに参加するのもおすすめです。

ローンチプールでは、BITなど特定の通貨を預け入れることにより、新しいトークンが獲得できます。

こちらも期間限定で開催されることが多いので、定期的にチェックしてみてください。

他の二重資産マイニングやDeFiマイニングも資産を増やせるチャンスがあるため、あわせて参加を検討してみるといいでしょう。

DEXでイールドファーミング

BITの運用方法として、イールドファーミングに参加するのもありです。

イールドファーミングとは、DEXと呼ばれる分散型取引所で特定の通貨を預けて、流動性を提供する代わりに報酬がもらえるサービスのことをいいます。

ステーキングと似たような仕組みですが、イールドファーミングの場合は預け入れたトークンだけでなく、そのDEX独自のトークンも獲得できるのが特徴です。

たとえばSushiSwapでは、OnsenというプラットフォームでBITのイールドファーミングに参加できます。

ファーミングを行うためにはまず2つの通貨を預け入れて、SLPトークンという流動性を提供したことを証明するような通貨を獲得しなければなりません。

そしてSLPトークンをSushiSwap内でさらに預け入れることで、独自トークンやその他のトークンを報酬としてもらえる仕組みです。

SushiSwapの場合、以下のようにBITとWETHの通貨ペアでイールドファーミングを行えます。

報酬としては、SushiSwapの独自トークンであるSUSHIとBITの両方を獲得可能です。

ただし、DEXは従来の取引所とは違い、メタマスクなど外部ウォレットの接続や特殊な操作が必要です。

また、DEXでイールドファーミングをする際は、トークンを預け入れるよりもそのままガチホしていたほうが得になってしまう、インパーマネントロス(変動損失)も考慮しなけばなりません。

通常の取引所を利用するよりも難易度が高いため、DEXでのイールドファーミングは中級者以上におすすめの運用方法といえるでしょう。

【時系列で学べる】BitDAO(BIT)の重要ニュース

ここからは、BitDAOに関する重要ニュースを時系列ごとに紹介します。

【2021年8月】MISOにてトークンセールを開催

2021年8月にあった重要ニュースといえば、やはりMISOにてBITのトークンセールが開催されたことでしょう。

MISOは先述したSushiSwapの独自プラットフォームで、定期的に新しいトークンの発行イベントを行っています。

BITはBybitのローンチパッド枠として扱われていますが、厳密にはIEOではなく、MISOのIDOにて発行されたトークンです。

MISOでBITのトークンセールが開催されるニュースが発表された際は、仮想通貨界隈でも大きな話題となりました。

【2021年9月】Bybitに上場

MISOでトークンセールが行われたおよそ1か月後の2021年9月、BITはBybitに上場します。

それまでBybitでは新しいトークンの発行などはあまり行っておらず、初のローンチパッドとして多くの人から注目を集めたイベントです。

BybitはBIT上場を記念して、ユーザーへの限定特典や無料プレゼントイベントなども行っていました。

【2021年11月】ブロックチェーンゲーミング組織の設立が可決

BITがBybitに上場して価格も順調に上がっているなか、2021年11月にはブロックチェーンゲーミング組織に関するニュースが流れます。

このニュースはBitDAOとForteのパートナーシップにより、「Game7」という5億円規模のブロックチェーンゲーミング組織の設立が提案され、可決されたというもの。

Game7はゲーム業界におけるブロックチェーン技術を加速させる組織で、映画・音楽をはじめとするエンターテイメント業界全般でも注目されています。

Warner Music Group・Aleo・Avalancheといった有名企業もコミュニティパートナーに加わっており、大きな話題となりました。

【2021年12月】MISOのエアドロップボーナス配布開始

2021年12月には、MISOで配布されたBITの先行購入者向けに、エアドロップボーナスの配布が開始されます。

報酬はSushiSwapの独自トークン・SLPで配布されました。

エアドロップボーナスは、BITを早く購入した人ほどより多くの報酬が獲得できる仕組みです。

このエアドロップボーナスを目的にMISOのトークンセールに参加した人も多かったので、TwitterなどのSNSでもエアドロップの獲得報告をしている人が多数いました。

【2021年12月】教育向け自律分散組織であるEduDAOの設立を発表

2021年12月には、BitDAOとそのパートナーであるミラナ・ベンチャーズが「EduDAO」という教育向け自律分散組織の設立を発表しました。

EduDAOは、カリフォルニア大学バークレー校・MIT・ハーバード大学・オックスフォード大学など、世界のトップ大学8校がパートナーとなり設立されています。

初期資本は3,300万ドルで、そのうち1,100万ドルを毎年のプロジェクト助成金や研究、製品開発の資金に充てるとのこと。

また、資金はブロックチェーンやWeb 3.0技術の学術研究にも使われるようです。

【2022年1月】BITの価格フィードをChainlinkに提供

2022年1月、BitDAOコミュニティがBITの価格フィードをChainlinkに提供するというニュースも話題にあがりました。

発表された内容としては、ChainlinkのオラクルネットワークとBitDAOが統合したとのこと。

内容が複雑で分かりづらいですが、簡単にいうとChainlinkとBitDAOが統合したことにより、BITがDeFiプラットフォームにおける担保として普及可能になったというものです。

BitDAOは、分散型資産や分散型技術の拡大をビジョンに掲げているので、目標に一歩近付いたニュースといえるでしょう。

【2022年1月】zkDAOの立ち上げを発表

2022年の1月には、BitDAOがイーサリアムブロックチェーンのレイヤー2スケーリングソリューションであるzkSyncの立ち上げを発表しました。

BitDAOはzkSyncの開発を支援するために、資金を出資する形で上記のプロジェクトを進めているようです。

提供資金は約2億ドルが予定されており、zkSyncがその資金管理やサポートを行うのではと想定されています。

Game7などに続く大きなプロジェクトへの出資ニュースだったので、こちらも話題となりました。

BitDAO(BIT)に関するよくある質問

ここからは、BitDAOに関するよくある質問とその回答を紹介します。

MetaMask(メタマスク)にBitDAO(BIT)を追加する方法

先ほどSushiSwapやメタマスクを使ってBITを売買する方法を紹介しましたが、SushiSwapで購入しただけだと、メタマスク上にBITの保有量などは表示されません。

メタマスクでも保有しているBITの数量などを確認するためには、新規トークンとして追加する必要があります。

まずメタマスクの画面を開き、画面中央あたりにある「トークンの追加」をクリック。

カスタムトークンのほうを選択して、CoinMarketCapなどでコピーしたコントラクトアドレスを貼り付けます。

トークンシンボルや桁数は自動で入力されるので、そのままで問題ありません。

「次へ」をクリックして以下の画面が表示されたら、「トークンの追加」を押します。

トップページに戻ってBITのトークンが反映されていれば、メタマスクへのBITの追加は完了です。

BITとBybitコインは同じ?

ネット上の噂だと「BITは事実上のBybitコインでは?」という声もありますが、現時点だとBITは正式なBybitの独自トークンではありません。

そのため、BITとBybitコインを全く同じものとは認識しないほうがいいでしょう。

ただし、今後BITがBybitに上場すれば、Bybitコインとして扱われる可能性もあります。

BITはまだ上場して間もないトークンでもあるので、仮想通貨界隈でこれからBITがどのような位置付けのコインとして扱われるのか、注目しておきたいですね!

BitDAOがBybitに上場していない今だからこそチャンスがあります。
絶好の機会を逃さないためにも、早めにBybitに登録しておきましょう。

まとめ

BitDAOは、DeFi分野のプロジェクトを支援するために立ち上げられた分散型組織です。

BitDAOの独自トークンであるBITはいくつかの取引所に上場しており、とくにBybitでは各種イベントやローンチパッドの基軸通貨になっています。

DeFiとの関連性が強いことや、Bybitへの上場により多くの人から注目されていることを考えると、将来性は十分に期待できるでしょう。

BITを購入する予定の人は、BybitのローンチパッドやByFiセンターでBITを運用しながら、資産を増やすのがおすすめです。

また、仮想通貨にある程度慣れている人は、DEXでBITのイールドファーミングに挑戦してみるのもいいでしょう。

BITの売買をしたいならBybitを利用するのがもっとも簡単でおすすめの方法なので、Bybitの口座開設がまだの人は先に登録を済ませておくといいですよ。

BITの購入方法まとめ
  • BITはDEX、もしくは仮想通貨の取引所で購入できる
  • 従来の取引所で購入する場合は、Bybitを利用するのがおすすめ
  • BybitでBITを購入する際は、まず資金の入金が必要
  • 次に入金した通貨をUSDT・BTC・USDCのいずれかに換金する
  • 換金できたら現物取引で実際にBITを購入する

Bybitの登録でつまずいている方は以下の記事を参考にしてください。
画像付きで詳しく解説しています。

関連記事