2021年の後半から、多くのIEOプロジェクトやローンチプールを行っているBybit。
そんなBybitで、2021年11月21日にローンチプールとして上場したのがDtravelです。
Dtravelはブロックチェーンを基盤にした分散型のホームシェアサービスを提供しており、独自トークンのTRVLも発行しています。
しかし、Dtravelはまだ知名度がそれほど高くなく、具体的なプロジェクト内容やトークンについてはあまり知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、Dtravelの特徴や将来性、TRVLの購入方法などを解説します。
なお、この記事は2021年12月1日時点での情報です。
- Dtravelはブロックチェーンを基盤にした分散型のホームシェアサービス
- 他のホームシェアサービスに比べると手数料が安い
- 独自トークンのTRVLを保有している人は、プロジェクトの投票などにも参加できる
これからBybitでTRVLを購入しようと考えている人や、Dtravelに興味のある人は、ぜひ参考にしてください。
目次
Dtravelとは?
まず、Dtravelとはどういったプロジェクトなのかを紹介します。
Dtravelは分散型のホームシェアリングサービス
Dtravelは、ブロックチェーンを基盤にした分散型のホームシェアリングサービスです。
ブロックチェーンや分散型など難しそうな言葉で分かりづらいかもしれませんが、簡単にいうと、Dtravelは仮想通貨のブロックチェーン技術を基に開発されています。
それにより、中央で管理する組織や企業が存在しない状態で、ユーザーは宿泊場所の貸し借りなどが可能です。
もともとDtravelは「ブロックチェーンを基盤にした世界最大オンライン旅行代理店の構築」を目標に掲げ、人気のオンラインサービス「Airbnb」との提携を試みていました。
しかし、その提携は実現しなかったので、ブロックチェーン技術を活かした同サービスを開発したようです。
また、プロジェクト自体はTravala.com・Airbnb・Expediaの元幹部らと立ち上げたとのこと。
Kenetic CapitalやFuture Perfect Venturesをはじめとする、複数の企業や投資家から資金調達をしていることも発表されています。
手数料が安い
ユーザー同士で宿泊場所の貸し借りができるDtravelですが、その特徴の1つとして手数料の安さが挙げられます。
他のホームシェアサービスを利用した場合、中央で組織や企業が管理しているため、その仲介料として最大20%ほどの手数料が必要です。
しかし、分散型のホームシェアサービスとして成り立っているDtravelでは高額な仲介料などが必要なく、およそ7.5%ほどの手数料で利用できます。
また、他のサービスとは違って、ビットコインなどの仮想通貨で料金を支払えるのも魅力でしょう。
スペースを貸す人だけでなく、借りる側にもメリットがあるため、将来的にはAirbnbなどのライバルになるのではないかと注目されています。
ユーザーはサービスの運営方針の決定やガバナンスに参加できる
Dtravelは、自立分散型組織(DAO)として運営されています。
それにより、ホストとゲストの両方がプロジェクトの方向性・運用方針・管理体制の決定などに参加できるのも特徴です。
なお、プロジェクトの提案や投票に参加するためには、後述するTRVLという独自トークンを保有しておく必要があります。
一般ユーザーは投票に参加する機会はあまりないかもしれませんが、本格的にDtravelを利用するなら、こういった点にも注目してみるといいでしょう。
DtravelのトークンTRVLとは?
続いて、Dtravelの独自トークンであるTRVLについて紹介します。
概要
トークン名 | Dtravel |
---|---|
トークンシンボル | TRVL |
トークン総額 | 1,000,000,000 |
TRVLは、イーサリアム系のERC20トークンです。
総配布額は10億TRVLに設定されており、公式サイトを確認したところ、トークンの配布については以下のスケジュール表が記載されていました。
表を見る限りだと、20か月ごとに2.5億ほどのTRVLを配布する予定のようですね。
また、Travala.comの独自トークンであるAVAの保有者にも、TRVLのエアドップを行うことが報告されています。
なお、配布量の割合は各セールイベントやコミュニティによって異なるので、気になる人はそちらもチェックしておくといいでしょう。
発行の目的
TRVLは主に、ユーザーがDtravelの旅行・宿泊サービスをより利用しやすくするために発行されました。
Dtravelの利用者は、ビットコインをはじめとする仮想通貨や法定通貨の他、Dtravelで料金を支払うことが可能です。
また、TRVLにはガバナンストークンとしての役割もあります。
ガバナンストークンとは、プロジェクトの運用や開発に影響を与えられる、投票機能が付与されたトークンのことです。
つまり、一定数量のTRVLを保有しているユーザーは、Dtravelの運営や今後の方針に関わる投票に参加できます。
その他、トークンを使ってユーザーの利益を調整したり、外部からDtravelのコミュニティやユーザーを保護するといった役割も。
たとえば、早い段階でDtravelのコミュニティに参加してプロジェクトの成長に貢献したユーザーなどには、各プログラムを通して一定数量のTRVLが付与されます。
使用用途
一般ユーザーの場合、TRVLは主にトレードで使うことになるでしょう。
TRVLはDtravelの独自トークンですが、TRVLを扱っている取引所なら、他の仮想通貨と同じように売買ができます。
トレードを行えば実際に利益が獲得でき、もちろん日本円に換金することも可能です。
また、先述したようにTRVLはDtravelの旅行サービスを利用した際の料金の支払いや、ガバナンストークンとしての用途もあります。
TRVLはまだ発行されたばかりの通貨ですが、今後新しいサービスや機能が追加される可能性もあるので、その点にもぜひ注目してみてください。
TRVLの購入方法は?
2021年12月1日時点だと、日本でTRVLを扱っている取引所はなく、BybitやGate.ioなど一部の海外取引所でしか売買ができません。
今回はそのなかでも、BybitでTRVLを購入する方法を紹介します。
Bybitでは2021年11月21日~11月28日にかけてTRVLのローンチプールを行っていましたが、2021年11月26日時点で既に現物取引(TRVL/USDTペア)がスタートしました。
現在は他の銘柄と同じように、現物取引にて購入できます。
成行注文・指値注文・条件付き注文など、注文方法も通常通り利用可能です。
Bybitで現物取引をするためにはUSDTが必要なので、利用したことがない人は、他の取引所から資金を送金しておくといいでしょう。
なお、今のところTRVLの購入ができるのは現物取引のみで、レバレッジ取引での売買はできません。
ただ、これまでBybitに上場した新規銘柄は、現物取引が始まって少し経ったあとにレバレッジ取引を開始したものもあります。
上記ケースと同様に、TRVLのレバレッジ取引が始まる可能もあるので、現物以外のトレードも検討している人はBybitの最新情報などもチェックしてみるといいですよ。
TRVLを購入できるBybitへの登録は以下のボタンより行えます。
3分ほどで完了しますよ。
TRVLの将来性は?
DtravelはAirbnbのライバルともいわれているので、Dtravelの独自トークンであるTRVLも将来性はおおいに期待できるでしょう。
ただし、今後TRVLの価格や需要が上がり続けるかどうかは、Dtravelプロジェクトの発展次第といえます。
近年、DeFiやメタバースなどのプロジェクトは仮想通貨界隈で話題になり、それらに関連する銘柄も人気を集めました。
一方、旅行系トークンといえば今回Bybitに上場したTRVLやAVAなどがありますが、DeFiやメタバース関連の銘柄に比べると、まだ需要が少ないのが現状です。
そのため、今後Dtravelの知名度が上がりユーザー数も増えれば、TRVLの将来性も期待できます。
ちなみに、2020年度は新型コロナウイルスの影響で旅行業界の需要自体が減り、一時はAirbnbも売上高が減少していました。
しかし、2021年度は旅行業界の需要に回復の兆しがあり、Airbnbの売上高も増加しているようです。
この調子で旅行業界の需要が高まれば、TRVLの将来性もあるのではないでしょうか。
なお、ここで紹介している内容はあくまでも筆者独自の見解であり、TRVLの将来性を保証するものではないので、あくまでも参考程度にしてくださいね。
TRVLの価格上昇が期待できるタイミングは?
もしTRVLを保有するなら、できるだけ利益が出やすいときに売買をしたいですよね。
ここからは、どういったタイミングでTRVLの価格上昇が期待できるのかを紹介します。
大手取引所への上場
TRVLの価格が上昇するタイミングとしてまず注目すべきは、大手の取引所へ上場したときです。
仮想通貨の価格は、流動性や取引高に大きく左右されます。
たとえば、配布数量が多いにも関わらず取引高が低い通貨は、流動性も低いため価格はあまり変わらない、もしくは下がることがほとんどです。
一方、1日に多くの取引がされる通貨だとその分流動性も高く、価格も大きく上昇しやすい傾向があります。
とくにBinanceやFTXなど、世界トップクラスの取引所に上場されると一気に取引高が上がるので、そのタイミングで価格が高騰する可能性が高いです。
日本で話題になった銘柄を例に挙げると、2021年10月26日にBITPOINTに上場したJasmyというコインは、上場から10日も経たないうちに価格は4倍近くまで上昇。
そのあとは少しずつ価格が下がっていましたが、2021年11月22日にBinanceへの上場が発表されると、再度価格が大きく上昇しました。
このように、特定の銘柄が大手取引所に上場すると、短期間で一気に価格が急騰することがあります。
流動性が高まったことにより、上場後も高値圏をキープする銘柄などもあるので、TRVLが有名な取引所に上場するかどうか注目しておくといいでしょう。
Dtravelの知名度アップ
TRVLの価格上昇が期待できるタイミングとして、Dtravelの知名度がアップしたときも狙い目です。
将来性の項目でも解説したように、TRVLの人気はDtravelがどう評価されるかにかかっています。
Dtravelの提供するサービスが評価されて知名度が上がれば、必然的にTRVLも注目を集めるので、価格が上がる可能性は高いでしょう。
逆にDtravelがあまり評価されず、利用者もなかなか増えないとなると、TRVLの価格上昇もあまり期待できません。
そのため、これからTRVLを保有しようと考えている人は、Dtravelの需要や人気も考慮しつつ、どのタイミングで売買するか検討してみるといいですよ。
仮想通貨市場がバブルになったとき
仮想通貨市場がバブル期になったときも、TRVLの価格上昇が期待できるでしょう。
仮想通貨の王様といえばビットコインですが、市場全体の傾向として、ビットコインの価格が上がると他銘柄の価格も上がりやすい傾向にあります。
実際に、2021年は仮想通貨バブルといわれ、ビットコインを筆頭に多くの銘柄が史上最高値を更新しました。
アルトコインのなかには、1年で100倍以上の価格になった銘柄もあります。
この仮想通貨バブルに突入している時期は、細かい値動きやファンダに関係なくほとんどの銘柄の価格が上がりやすくなるため、TRVLの価格が上昇する可能性も高いはずです。
ただし、仮想通貨のバブルがどのタイミングで来ていつ終わるのかというのは、簡単に判断できるものではありません。
仮想通貨の価格は、マイナーのマイニング報酬が半分になる半減期や、市場の過熱感などによっても左右されます。
このあたりの判断はプロの投資家でも難しいので、自分でも仮想通貨に関する情報収集をしながら、慎重に売買するタイミングを見極めてみてください。
絶好のタイミングを逃さないためにも、まずはBybitへの登録を済ませておきましょう。
まとめ
Dtravelは、ブロックチェーンを基盤にした分散型のホームシェアリングサービスです。
他のサービスに比べると手数料が安く、さらに独自トークンのTRVLを保有していれば、プロジェクトの運営方針に関わる投票などにも参加できます。
Dtravelのサービスが評価されて需要や人気が高まれば、TRVLの将来性も期待できるでしょう。
なお、TRVLはBybitの現物取引で購入できます。
2021年12月1日時点だと現物取引のみの対応ですが、今後TRVLのレバレッジ取引が始まる可能性もあるので、Bybitからの通知や最新情報などもぜひチェックしてみてください。
- Bybitの現物取引で購入できる
- 購入するためにはUSDTが必要
- 現時点では現物取引のみの対応で、レバレッジ取引については今後に期待
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わかりやすく説明しているので、お役に立てるはずですよ。