最近、多くのIEOプロジェクトを行っているBybit。
そして2021年12月5日より、Bybitローンチパッドの第6弾プロジェクトとしてRealy(REAL)のIEOが始まりました。
しかし、REALは新しいトークンなので日本ではまだあまり知られておらず、どんな銘柄なのか気になっている人も多いでしょう。
そこで本記事では、Realyの特徴や将来性、さらにBybitでREALを購入する方法を紹介します。
なお、この記事は2021年12月5日時点での情報です。
- RealyはメタバースとNFTを融合させたプロジェクト
- ユーザーはメタバース内でアバターの作成やイベントへの参加など、さまざまな活動ができる
- 近年メタバース銘柄は非常に注目されており、REALの将来性も期待大
- 独自トークンのREALは、BybitでBITと交換する形で購入できる
REALのIEOへの参加を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
Bybitの口座開設がお済みでない方は今のうちに登録しておきましょう。
目次
Realyとは?
まずは、Realyの概要について紹介します。
RealyはNFTとメタバースを融合させたプロジェクト
Realyは、NFTとメタバースを融合させたプロジェクトです。
メタバースとは、インターネット上に作られた3D仮想空間のことをいいます。
もともとRealyは、ストリートカルチャーを基軸にした分散型のNFTマーケットプレイスの開発をメインに行っていました。
しかし、現在は現実世界と密接に関連したメタバースの開発も進んでいます。
2021年はENJやSANDをはじめ、メタバース銘柄の知名度が一気に上がりましたよね。
Realyも、そういったメタバース系プロジェクトの1つとして注目されています。
メタバース内でさまざまな活動ができる
Realyは、メタバース内でさまざまな活動ができるのが特徴です。
まずユーザーは、Realyのメインテーマであるメタバース空間を構築できます。
ショップ・美術館・バーチャルコンサートなど、現実世界に近いリアルな都市を仮想空間に作り出し、いろいろなイベントが行えるようです。
NFTをベースにした音楽・ゲーム・ファッション・各種アイテムなどの作成や、交換なども可能。
また、特定のブランドやアーティストと提携しているとの情報も出回っており、その点でも期待されています。
もしメタバース内で土地の所有なども可能になれば、より独自性の高いコンテンツやサービスの提供ができる可能性もあるでしょう。
アバターの作成やアイテムの紐付けも可能
Realyではユーザーが自分でアバターを作成し、メタバース内を自由に行動できます。
作成したアバターはウェアラブルNFTというものを付属することで、服装なども自由にカスタマイズ可能。
ウェアラブルNFTは、Tシャツ・シューズ・上着など多種多様なものを選べるようです。
また、現実世界のアイテムにNFCチップを埋め込むことで、それに連動したNFTを発行できるとのこと。
つまり、現実世界のファッションアイテムとNFTを紐付けてアップロードできます。
公式サイトでもまだ詳しくは触れられていませんが、現実と同じアイテムがメタバース内で取引できるようになる可能性もあるので、今後の情報にも要注目です。
メンバーシップの証明になるNFTも販売されている
Realyでは既に、メンバーシップの証明になるNFTの販売も行っています。
NFTの売買ができるのは、「Bearache」という専用のマーケットプレイスです。
こちらのNFTはメンバーシップの証明であると共に、所有者には以下のような特典の付与が予定されています。
- メンバー限定で、独自トークンであるREALのエアドロップを行う
- 限定版のTシャツ・パーカー・スニーカーなどのグッズ購入
- 各コンテンツの優先権
- メタバース内での使用
これらのNFTはBearacheだけでなく、「Opensea」など他のマーケットプレイスでも売買が可能です。
早めにNFTを入手したい人は、他のマーケットプレイスもチェックしておくといいでしょう。
なお、BearacheのNFTは合計10,000個のコレクションを販売する予定ですが、2021年12月5日時点では、その10%にあたる約1,000個のコレクションしか発行されていません。
コレクションの発行はこれから徐々に進んでいくようなので、公式サイトのリリース情報もぜひ確認してみてください。
RealyのトークンREALとは?
次に、Realyの独自トークンであるREALについて紹介します。
概要
トークン名 | Realy |
---|---|
トークンシンボル | REAL |
トークン総額 | 100,000,000REAL |
ローンチパッド割り当て総額 | 500,000REAL |
REALのトークン配布総額は、1億REALです。
このうち、総額の0.5%にあたる50万REALがBybitのローンチパッドで配布されます。
上場後は、REAL1枚あたり1ドルのレートが提供されるとのことでした。
発行の目的
REALの発行目的は、主にRealyのメタバース内で利用するためです。
ユーザーはメタバースのなかで何かしらのアクションを起こすことにより、REALが獲得できるとのこと。
また、BearacheのNFT保有者に対する特典としても、REALのエアドロップが予定されています。
そのため、REALはRealyユーザーに特典を付与するためのトークンとしての役割もあるといえるでしょう。
ただし、Realyはまだ始まって間もないプロジェクトなので、独自トークンのREALについても詳細は発表されていません。
これからさらに詳しい発行目的などが公表される可能性もあるので、その点にも要注目です。
使用用途
Realyはメタバース内で、REALトークンの獲得ができるよう開発を進めています。
具体的にどんな活用方法があるかは不明ですが、今後の情報に期待しておきたいですね。
また、REALは仮想通貨銘柄の1つとして、他のコインと同じように取引所でトレードすることも可能です。
たとえば今回Bybitが行うREALのIEOプロジェクトでは、上場後にREAL/USDTペアの現物取引ができます。
トレードで得た利益は日本円にも換金できるので、資産を増やすための通貨として活用するのも用途の1つです。
ただ、先述したようにRealyのプロジェクトはまだ開始したばかりで、詳しい用途などについては記載されていません。
これからREALの新しい用途が発表される可能性もあるので、定期的に公式サイトの最新情報なども確認しておくといいでしょう。
REALの購入方法は?
それではここから、REALの購入方法を解説します。
IEO
REALは、BybitのIEOプロジェクトとして上場します。
IEOとは、取引所を介して新しいトークンを発行する資金調達方法のことです。
誰でも参加できるICOなどとは違い、IEOでは取引所の厳しい審査をクリアしたトークンでなければ発行できません。
そのため、トークンとしての信頼性が高く、詐欺のリスクも少ないのがメリットです。
今回Bybitに上場するREALは、BITというトークンを交換する形で購入できます。
したがって、REALを獲得するにはまずBITを保有していなければなりません。
そして保有しているBITの数量に応じて、購入できるREALの数量が決まる仕組みです。
BybitのIEOは、計測期間・コミット期間・配布期間の3つのステップに分かれています。
具体的な手順は以下の通りです。
- BybitでBITを購入し、自分のアカウントに保有しておく
- 保有しているBITの数量が計測される
(日本時間の2021年12月5日9:00~12月10日8:59) - コミット期間中にコミットボタンを押し、BITをロックする
(2021年12月10日12:30~19:59) - コミットしたBITの数量に応じたREALと、残りのBITが現物アカウントに配布される
(2021年12月10日20:00~20:59)
実際に獲得できるREALの数量は、以下の式で計算されます。
REALの数量=(ユーザーがコミットしたBIT÷参加者全員がコミットしたBIT)×本イベントに割り当てられたREALのトークン数
1人あたりが獲得できるREALの数量は、最大300REALまでと上限が決められているので、コミットしたBIT分のすべてのREALが購入できるとは限りません。
参加者全員がどれくらいのREALをコミットするかによっても、自分が獲得できるREALの数量は変わります。
その点も考慮しながら、コミットするBITの数量を決めるといいでしょう。
なお、REALのIEOはコミット期間が7時間半しかなく、その時間を過ぎてしまうとコミット自体ができません。
せっかくBITを保有していたのに、時間を過ぎてしまいコミットできなかったというケースも考えられるので、期間内にコミットすることも忘れないよう注意しておきましょう。
上場後
BybitでREALが配布されると、流動性の条件に達し次第、新たな現物取引ペア「REAL/USDT」の取り扱いが始まります。
現物ペアの取り扱いは、配布期間が終わったすぐあとの2021年12月10日21:00頃(日本時間)を予定しているようです。
上場後、すぐにREALを売却しようと考えている人は、この時間を狙って取引するといいでしょう。
ただし、予定されている時間ぴったりに現物取引が始まるとは限りません。
以前Bybitが行ったGENEというトークンのIEOでは、予定されていた上場時刻よりも数十分ほど遅れて現物取引が始まりました。
一方、前回のIEOで上場したSISというトークンは、ほぼ予定時刻通りに現物取引がスタートしています。
このように、トークンによって現物取引が始まるタイミングに若干差が出ることも。
上場直後にREALの取引をしようと思っている人は、いつ現物取引が始まってもいいように、予定時刻の少し前から待機しておくといいですよ。
仮想通貨の取引はタイミングが大事です。
「購入したい!」と思った時にBybitに登録するとなると大きな遅れを取るので、口座開設だけは今すぐ行っておきましょう。
REALの将来性は?
REALの将来性については、Realyのメタバースプロジェクトが成功するかどうかに左右されるでしょう。
どの銘柄にもいえることですが、仮想通貨はプロジェクトの仕組みや運営陣に信頼性があり、多くのユーザーから長く支持されるほど、トークンの価格も上昇する傾向にあります。
逆にプロジェクトに信頼性や根拠がなく、投資するに値しないと判断されてしまうと、価格はなかなか上がりません。
REALの場合、まだ詳細情報などは発表されていない部分があるものの、メタバースとNFTという近年非常に需要がある仕組みを基盤にしています。
とくに2021年はメタバース関連のプロジェクトが注目を集め、ENJ・SAND・MANAといったメタバース銘柄の価格は軒並み上昇しました。
このままメタバース系のプロジェクトが高い需要を保ち、Realy自体も成功すれば、独自トークンであるREALの将来性も十分に期待できるでしょう。
ただし、仮想通貨市場全体の盛り上がりや、ビットコインの値動きによって価格に影響が出る可能性もあります。
メタバースの需要が低くなる可能性もゼロではないので、REALを保有する際は、そういった面も考慮しつつ投資するかどうかを判断してみてください。
なお、ここで紹介している内容はあくまでも筆者独自の見解であり、REALの将来性を保証するものではありません。
REALの価格上昇が期待できるタイミングは?
もしREALを購入するなら、できるだけ価格が高いときに売却して利益を出したいですよね。
そこで、REALの価格上昇が期待できるタイミングを紹介します。
Bybitで上場した直後
REALの価格が上がるタイミングとしてまず注目したいのは、Bybitで上場した直後です。
もともとIEOは、安い価格で新規トークンを事前に入手できるイベントなので、上場したすぐあとに価格が大きく上がる傾向にあります。
実際に、今までBybitのIEOで上場した新規トークンは、上場直後に数倍~数十倍の値上がりをしました。
そのため、REALをIEOで購入しておき、上場後の価格が急上昇したタイミングで売却するのも1つの手です。
ただし、銘柄によっては上場直後は極端な高騰は見せなかったものの、そのあと少しずつ価格が上がっていく場合もあります。
たとえば、2021年11月にBybitで上場したGENEというトークンのチャートを見てみましょう。
画像を見ても分かるように、上場直後は2~3倍程度の値上がりでしたが、そのあと価格は少しずつ上昇し、上場から10日以上あとに高値を更新しました。
このように、上場したあとでどういった値動きをするかは銘柄によって異なります。
確実な値動きを予想するのはプロの投資家でも困難なので、どのタイミングで購入・売却をするかは、自分で判断するしかありません。
REALのプロジェクト内容や、ネット上で他のユーザーがどんな反応をしているかなど情報収集もしっかり行ったうえで、取引するタイミングを見極めてみるといいでしょう。
大手取引所への上場
大手取引所へ上場したときも、REALの価格上昇が期待できます。
これは大手の取引所で扱われるほど取引高や流動性が上がり、その影響で価格が上昇しやすくなるためです。
今回REALが上場するのはBybitですが、他の取引所に上場することが決まれば、そのタイミングで価格の高騰が起きる可能性が高いでしょう。
とくにBinanceやFTXといった世界トップクラスの取引高がある取引所に上場すれば、高い確率で価格の急騰が期待できます。
大手取引所への上場は急に発表されることもあるので、定期的にRealyや各取引所の公式サイト、SNSの情報などもチェックしておくといいですよ。
Realyが注目を集めたとき
Realyが注目を集めたときも、REALの価格上昇が期待できます。
REALの将来性の項目でも解説したように、仮想通貨の価格はその通貨のプロジェクトがどれだけ成功するかにかかっているといっても過言ではありません。
そのため、Realy自体が人気を集めてユーザーが増えれば、必然的にREALの価格が上がる可能性も高いでしょう。
また、2021年はメタバース関連のプロジェクトが注目され、それに連動するように多くのメタバース銘柄の価格が上昇しました。
SNSで話題になったことも要因となり、特定の銘柄が単独で値上がりするというよりは、メタバース銘柄全体の価格が上昇するケースが頻繁に見られます。
上記のことを考えると、REALが上場したあとに再度メタバース銘柄が注目を浴びれば、REALの価格が高騰する可能性も。
Realyのプロジェクトと合わせて、メタバース全体の需要や盛り上がりにもぜひ注目してみてください。
上記のタイミングを逃さないためにも、事前にBybitの口座開設をしておきましょう。
登録は3分ほどで完了します。
まとめ
Realyは、メタバースとNFTを掛け合わせたプロジェクトです。
ユーザーはRealyのメタバース内でアバターを作成し、さまざまなイベントへの参加や活動ができます。
独自トークンのREALに関してはまだ詳しい情報は発表されていないものの、既にメタバース内での活用や、エアドロップの配布などは決まっているようです。
さらに詳しいプロジェクト内容や、REALの他の用途などが発表される可能性もあるので、今後の情報にも期待したいですね。
なお、Bybitが行うIEOでは、BITと交換する形でREALを購入できます。
REALのIEOに参加するためにはBITの保有やコミットボタンを押すなどの作業も必要なので、事前にチェックしておくといいでしょう。
- BybitでBITを購入し、アカウントに保有しておく
- アカウントにあるBITの残高が計測される(計測期間)
- コミットボタンを押し、BITをコミットする(コミット期間)
- コミットしたBITの数量に応じたREALと、残りのBITが現物アカウントに振り込まれる(配布期間)
以下の記事でBybitの口座開設方法を詳しく解説しているので、登録がお済みでない方はぜひ参考にしてくださいね。
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