最近、仮想通貨界隈ではSTEPNをはじめとするMove to earnアプリが流行っていますよね。
そんななか、運動して稼げる新しいゲームとして登場したのがStep App(FITFI)です。
Step Appは他のゲームにはない独自性があり、さらにリリース前にもかかわらず大手取引所に上場していることで注目されています。
Step Appはまだ知名度は低いですが、Move to earnアプリは乗り遅れると参入しづらくなってしまうため、早いうちから情報を集めておきたい人も多いはず。
そこで本記事では、Step Appの特徴やFITFIトークンの購入方法、将来性などを解説します。
なお、この記事は2022年5月7日時点での情報です。
- Step Appは歩いたり走ったりすると独自トークンを稼げるNFTゲーム
- トークンを獲得するにはゲーム内でNFTスニーカーをステーキングする必要がある
- リリース前の段階で大手の取引所に上場していることから、将来性への期待値は高い
プロトレーダー目線でFITFIの価格上昇のタイミングもお伝えしますので、かなり参考になるはずですよ。
目次
Step App(FITFI)のプロジェクト概要
まずは、Step Appがどんなプロジェクトなのか紹介します。
歩いたり走ったりすることで稼げるNFTゲーム
Step Appは、歩いたり走ったりすることで仮想通貨を稼げるNFTゲームです。
運動して稼げる「Move to earnゲーム」の1種で、ブロックチェーンにはAvalancheを採用しています。
ゲーム内では、SNEAKと呼ばれるスニーカーNFTをステーキングし、その状態で運動すると仮想通貨を獲得できる仕組みです。
同じMove to earnアプリとして既に流行しているSTEPNは、靴のNFTをただ保有している状態で運動をすれば稼げます。
一方のStep Appは、スニーカーをステーキングしなければ仮想通貨をもらえないのは、STEPNとは異なる点ですね。
なお、Step Appはまだゲームがリリースされておらず、記事の執筆時点ではスニーカーNFTの入手イベントを開催している段階です。
2022年4月から夏にかけての時期にβ版が公開される予定なので、ゲームにいち早く参加したい人は、そういった情報もチェックしておくといいでしょう。
対戦やトーナメントモードがある
Step Appには、他ユーザーとの対戦やトーナメントモードがあるのも特徴です。
対戦ではそれぞれのプレイヤーの歩数を競い、勝利すると独自トークンのFITFIがもらえるとのこと。
トーナメント戦についてはまだ詳細が発表されていませんが、ゲームの開発が進めば実装されることになるでしょう。
他のMove to earnアプリでは自分で運動するだけのものが多いため、上記のような対戦機能はStep App独自の要素といえますね。
ちなみに、Step Appではゲーム内アイテムの購入手数料やトーナメント戦などで発生した収益のうち50%のトークンは、市場で買い戻されます。
そして買い戻したトークンの最大50%はステーキング報酬として配布され、残りの50%は投票でバーンするかどうか決めるようです。
開発チームやアドバイザーが優秀
Step Appは、開発チームやアドバイザーが優秀なことでも注目されています。
主なチームメンバーやアドバイザーはこちらです。
なかでもDAO Makerの共同設立者の1人として知られるHatu Sheikh氏や、Zerionの元CFO・Kirill Volginなどは、既に他のプロジェクトでも多くの実績を残しています。
他にも、仮想通貨投資企業・Primitive Venturesの創業パートナーであるDovey Wan氏や、オリンピック銀メダリストのDaniel Ritchieをはじめ、さまざまな有名人が参加しているようです。
優秀な経歴を持った人が開発・運営に関わっているため、仮想通貨界隈でもStep Appは有望だという声が多く挙がっています。
Step App(FITFI)のトークン情報(FITFI編)
Step Appはゲームの独自トークンとして、FITFIとKCALの2種類の通貨を発行しています。
ここからは、それぞれのトークン情報を見ていきましょう。
概要
項目 | Step Appの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | Step App |
トークンシンボル | FITFI |
トークン総額 | 5,000,000,000FITFI |
FITFIの総発行枚数は、50億枚が予定されています。
Step Appのライトペーパーに、FITFIの供給割合が記載されていました。
総発行枚数の30%はマイニングやゲーム内での報酬として配布され、その他はステーキング・チームへのインセンティブ・パブリックセールなどで供給されるようです。
発行の目的
FITFIは、Step Appのネイティブトークンおよびガバナンストークンとして発行されました。
ガバナンストークンとは、プロジェクトの運営や方針に関わる投票権を与えられたトークンのことです。
つまり、FITFIはゲームの基軸通貨になることに加え、プロジェクトの運営や開発を円滑に進めることが発行目的の1つだと考えられます。
STEPNでいうところのGMTの役割を持っているのが、このFITFIトークンですね。
また、ステーキングやパートナーへのインセンティブはFITFIで付与されるため、一部の人に報酬を与えることも目的にしているのでしょう。
使用用途
FITFIは主に、ステーキングをしたりゲーム内での対戦をしたりといった用途があります。
ゲーム内で他のプレイヤーと対戦するには、FITFIを預ける必要があるようです。
また、FITFIは公式サイトや特定の取引所でステーキングすることにより、報酬を獲得したりさまざまな特典を得たりといった使い道もあります。
ゲーム内でNFTを取引する際は通常だと2.5%の手数料がかかりますが、FITFIをステーキングしておくと手数料は2%に割引されるとのこと。
ガバナンストークンとしての機能もあるので、FITFIトークンを保有し、Step Appの投票に参加してみるのも用途の1つです。
既に複数の取引所に上場しているため、単純にトレード用の通貨としても使えます。
Step Appのトークン情報(KCAL編)
次に、KCALトークンの概要や用途を紹介します。
概要
項目 | KCALの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | KCAL |
トークンシンボル | KCAL |
トークン総額 | 不明 |
KCALは、Step Appのゲームトークンです。
ガバナンス機能は付与されておらず、基本的にはゲーム内でのみ使えるよう開発されています。
STEPNでいうGSTの位置付けにあるのが、KCALと考えておくといいでしょう。
発行の目的
KCALは、Step AppをMove to earnゲームとして成立させるために発行されました。
ゲーム内でユーザーが実際に仮想通貨を獲得したり、スニーカーNFTを入手・修理したりすることを目的にしています。
FITFIのようにプロジェクトの運営を進めたり、ステーキングや流動性を提供したりといった目的はありません。
こういったゲームのトークンが2種類あるシステムは「デュアルトークンシステム」と呼ばれ、それぞれで発行目的や用途が異なるのが特徴です。
使用用途
KCALのメイン用途は、ゲーム内でのスニーカーの入手や修理です。
ゲーム内でスニーカーをミントする際は、FITFIではなくKCALを使います。
また、運動して実際に獲得できるのはKCALで、獲得したKCALをFITFIに交換することにより利益を得ることが可能です。
なお、KCALは10日ごとに獲得できる仕組みなので、それより前にステーキングを解除すると、支払い予定だったKCALはバーン(焼却)されるようです。
Step App(FITFI)の購入方法は?
FITFIトークンは、Bybit・OKX・Huobi Globalなどをはじめとする一部の海外取引所で購入可能です。
今回は日本語にも対応していて使いやすい、Bybitでの購入方法を紹介します。
Bybitでは現時点だとFITFIの現物取引を扱っていますが、デリバティブ取引のほうはまだ未対応です。
実際にFITFIを購入する際は、Bybitにログインしてページ上部にある「Trade」のメニューから「FITFI/USDT」ペアを選びます。
そうすると以下の取引画面に移るので、購入したいFITFIの数量や注文方法を設定しましょう。
Bybitの現物取引では、以下3種類の注文方法から選べます。
- Limit(指値注文)
- Market(成行注文)
- Conditional(条件付き注文)
より高度な設定をしたい場合は、MarketやConditionalを活用するといいですよ。
すべての項目を設定したら、下にある「Buy(買い)」のボタンを押して購入完了です。
上記と同じ手順で設定を行い「Sell(売り)」ボタンを押すと、保有しているFITFIの売却もできます。
BybitでFITFIの売買をするにはUSDTという通貨が必要なので、事前に資金の準備もしておくといいでしょう。
ちなみに、現時点だとBybitではUSDT建ての取引がメインですが、日本円での取引にも近々対応する予定です。
日本円建てのほうがやりやすい人は、そちらの情報もぜひチェックしてみてください。
Bybitの口座をお持ちでない方は以下のボタンより開設できます。
登録は無料で3分ほどで完了しますよ。
Step App(FITFI)の将来性は?
Step Appの将来性については、これから伸びる可能性は十分にあるでしょう。
最近ではSTEPNを筆頭に、いろいろなMove to earnアプリが人気を集めています。
とくに新型コロナウイルスの影響で運動不足の人が増えている現代において、運動して稼げるゲームの需要は高まっていますよね。
Move to earnアプリの需要がなくならない限りは、Step Appもある程度のユーザー数は確保できるでしょう。
また、Step Appはゲームのリリース前にもかかわらず既に大手取引所に上場しており、仮想通貨界隈での期待値も高めです。
そういった面からも、Step Appが注目される可能性は高いのではないでしょうか。
なお、ここで紹介している内容はあくまでも筆者独自の見解であり、Step Appの将来性を保証するものではありません。
Step App(FITFI)の価格上昇が期待できるタイミングは?
最後に、FITFIの価格上昇が期待できるタイミングについて解説します。
有名な取引所への上場
有名な取引所にFITFIが上場すれば、トークンの価格が上昇する可能性が高いでしょう。
どの銘柄にもいえることですが、仮想通貨は大手の取引所に新しく上場すると、流動性や知名度が上がります。
それがトークン価格にも影響を与え、短期間で高騰することが多いです。
FITFIの場合、ゲームがリリースする前の段階で既にBybitやOKXといった海外取引所に上場しています。
しかし、世界最大手のBinanceや、トップクラスの取引高を誇るFTXなどにはまだ上場していません。
他にも上場していない取引所は多くあるので、そういった取引所で扱われるようになれば、トークン価格の上昇が期待できるはずです。
Step Appの人気が出たとき
FITFIの価格上昇を狙うなら、Step Appの人気が出るかどうかにも要注目です。
仮想通貨にはいろいろな銘柄がありますが、なかでもMove to earnアプリのようなゲーム系通貨は、ゲームの人気度合いやユーザー数がトークンの価格に直接影響します。
たとえばMove to earnアプリの代名詞的な存在となったSTEPNも、リリースされた当初はそれほど話題になっていませんでした。
しかし、運営陣がまず日本をメインにマーケティングをしたこと、さらに日本人のインフルエンサーがSTEPNのことを広めたことにより、少しずつ人気は上昇。
そしてアジアを中心に大流行し、STEPNの独自トークンであるGMTとGSTも急激に価格が上がっています。
STEPNの事例を考えると、Step Appが人気になってユーザー数が増えれば、FITFIの価格も上がる可能性が高いです。
ゲームのリリース後、実際にどれだけのユーザーが参入するかは現時点だとわかりませんが、運営陣のマーケティング戦略や市場での注目度も確認しつつ、値動きを見ておきたいですね。
大手企業やブランドとのコラボ
Step Appが大手企業やブランドとのコラボなどをすれば、FITFIの価格が上がる可能性もあります。
たとえば先述したSTEPNは、2022年の4月に大手スポーツメーカーのアシックスとコラボしたNFTスニーカーの販売イベントが実施されました。
有名メーカーの限定スニーカーが入手できると、SNSで話題になったイベントでもあります。
コラボが要因かどうかは定かではありませんが、2022年4月の中旬あたりからSTEPNのガバナンストークンであるGMTの価格も高騰しました。
上記のような大手企業との提携やコラボが追い風になり、プロジェクトの知名度が上がることはよくあります。
現状、Step Appはとくに有名ブランドの参入ニュースは出ていませんが、ゲームの開発が進めばそういった企業と提携する可能性もゼロではありません。
そうなればFITFIの価格高騰にも期待が持てるので、今後の情報にも注目しておきたいですね。
上記のタイミングを逃さないためにも、Bybitには事前に登録しておいてくださいね。
まとめ
Step Appは、運動して仮想通貨を稼げるNFTゲームです。
ゲーム内ではNFTスニーカーをステーキングし、歩いたり走ったりすることで独自トークンを獲得できます。
第二のSTEPNとして注目されている新しいプロジェクトでもあるので、他のMove to earnゲームに乗り遅れた人はぜひStep Appに注目しておくといいでしょう。
なお、Step AppのゲームトークンであるFITFIは、海外取引所のBybitで購入できます。
BybitでFITFIの売買をするにはUSDTが必要なので、口座開設や資金も早めに準備しておくといいですよ。
- FITFIはBybitの現物取引で購入できる
- レバレッジ取引に対応するかどうかは未定
- 現時点だとFITFIの取引をするにはUSDTが必要なものの、近いうちに日本円での売買にも対応予定
Bybitの登録方法がよくわからない…という人は以下の記事を参考にしてください。
写真付きで詳しく解説しています。