2022年3月15日にBybitへ上場することが決まり、仮想通貨界隈で話題を集めているZebec Protocol(ZBC)。
Zebec Protocolはブロックチェーン技術を使って、仮想通貨の受取や法定通貨への交換などができるプロジェクトです。
決済用銘柄として一部の人からは期待されていますが、新しい通貨ということもあり、プロジェクトの内容やトークンについて知らない人も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、Zebec Protocolの特徴や将来性、ZBCトークンの購入方法などを解説します。
なお、この記事は2022年3月17日時点での情報です。
- Zebec Protocolは仮想通貨での給与支払い・受取や、法定通貨への交換ができる決済サービス
- システムに連携したデビットカードも導入予定
- 現時点では将来性を判断するのは難しいものの、プロジェクトの成長や需要によっては伸びる可能性はある

ZBCトークンの価格上昇のタイミングも解説しているので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
Zebec Protocol(ZBC)のプロジェクト概要

それではまず、Zebec Protocolがどんなプロジェクトなのか紹介します。
ブロックチェーン上で給与の支払いや受取ができる
Zebec Protocolは、世界初となる源泉徴収機能が搭載された決済システムです。
公式によると、Zebec Protocolではソラナブロックチェーン上に構築された「Zebec Pay」というアプリを使い、仮想通貨の受取や法定通貨への交換ができるとのこと。
アプリにファントムウォレットを連携させれば、ブロックチェーン上で給与の支払いや受取ができます。
また、雇用主や従業員はそれぞれの用途に応じて、支払方法・投資方法・各サービスの購入方法などもカスタマイズできるようです。
たとえばある雇用主が従業員と労働契約を結び、雇用主側は1か月間で20SOLの給与を支払うと仮定しましょう。
このとき、従業員は契約通りに1か月働けば20SOLをそのまま受け取れます。
もし契約の途中で何かしらのトラブルなどがあった場合、雇用主側は契約を中断することも可能。
契約が途中終了した場合、従業員は中断された日までの給与を引き出せる、といった使い方もあるようです。
Zebec Protocolに連携したデビットカードも導入予定
Zebec Protocolは先述したシステム以外に、デビットカードの導入も予定しています。
デビットカードはZebec Protocolと連携しており、保有している仮想通貨を瞬時に法定通貨へと交換できるとのこと。
もちろん変換した通貨は、その場で決済が可能です。
今までにはあまりなかった画期的なシステムなので、プロジェクトの開発が無事に進めばこういった機能も話題になりそうですね。
プロジェクトには仮想通貨関連の大手企業が提携している
Zebec Protocolのプロジェクトには、仮想通貨関連の大手企業が提携しています。
公式サイトには、以下のパートナー企業が掲載されていました。

世界有数の大手取引所であるCoinbaseや、OKXのベンチャー企業・OKX Blockdream Venturesなど、数々の会社がZebec Protocolのバックアップをしているようです。
プロジェクトが発展すれば、今後Zebec Protocolへの出資やサポートをする企業はさらに増える可能性も高いでしょう。
Zebec Protocol(ZBC)のトークン情報

次に、Zebec Protocolの独自トークンとして発行されているZBCの情報について解説します。
概要
項目 | ZBCの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | Zebec Protocol |
トークンシンボル | ZBC |
トークン総額 | 10,000,000,000ZBC |
ZBCの総発行枚数は100億枚が予定されています。
このうちの約900万ZBCが、Bybitのローンチプールにて配布されるようです。
ZBCトークンの他の配布割り当てについては、以下の表を参考にしてみてください。

コミュニティの運営やチームメンバーへの報酬、各種トークンセールなどで配布されるようですね。
発行の目的
ZBCトークンは主に、Zebec Protocolのシステムやプロジェクトの管理・拡大を目的として発行されました。
ZBCには各種権利の決定権があり、トークンの発行によってプロジェクトを円滑に進めることを目標にしているようです。
また、仮想通貨のプロジェクトには開発者や、その通貨を保有する人が必要不可欠になります。
そういった人に対し、独自トークンで報酬を与えることもZBCが発行された理由だと考えられます。
使用用途
ZBCにはガバナンストークンとしての用途があります。
ガバナンストークンとは、プロジェクトの方針や変更に関する決定権を付与されたトークンのこと。
つまり、一定枚数以上のZBCを保有しているユーザーは、Zebec Protocolの投票に参加できます。
また、ZBCにはステーキング用通貨としての使い道もあるようです。
保有しているZBCを特定の取引所でステーキングすると、ユーザーは報酬としてZBCを受け取れます。
ZBCのステーキング機能に関する詳しい情報はまだ発表されていませんが、ZBCを保有する機会のある人は、ぜひそういった面にも注目しておくとよさそうですね。
上記の他、ZBCは一般的な仮想通貨と同じくトレード用の通貨としても使えます。
もちろんZBCの売買で得た収益は日本円として手元に戻ってくるので、単純に売買用のトークンとして使うのもいいでしょう。
Zebec Protocol(ZBC)の購入方法は?

ここからは、ZBCの購入方法を紹介します。
ローンチプール
ZBCはBybit・Gate.io・OKXをはじめとする一部の海外取引所に上場済みです。
今回はそのなかでも日本人ユーザーが多く、使いやすさでも定評があるBybitで購入する方法を紹介します。
Bybitでは2022年3月15日より、ZBCのローンチプールを開催中です。
ローンチプールとは、特定の通貨を預け入れることで新しいトークンを獲得できるイベントのこと。
期間は2022年3月15日19:00~3月22日19:00です。
その間にBybitのローンチプールプロダクトにてBITというトークンを預けると、総額900万ZBCから一定数量の配分を受け取れます。
BITの最小ステーキング額は100枚、最大ステーキング額は30,000枚です。
利回りの計算はBITを預け入れた翌日から始まり、計測期間の次の日に資産運用アカウントへ毎日反映されます。
実際に獲得できるZBCの数量は、以下の計算式で決まるようです。
もらえるZBCの数量=(預け入れたBITトークン数量÷全参加者が預け入れたBIT総数)×BIT枠のZBCプール総額(900万ZBC)
BITを保有している人は、ぜひローンチプールに参加してみるといいでしょう。
上場後
Bybitではローンチプールのイベント期間中に、ZBC/USDTペアの現物取引が始まる予定です。
現物取引の開始日時は、2022年3月16日19:00を予定しています。
上場後は、以下3種類の注文方法でZBCの現物取引が可能です。
- Limit(指値注文)
- Market(成行注文)
- Conditional(条件付き注文)
ローンチプールに参加した人は、現物取引の上場後すぐに獲得したZBCを売却するという選択肢もあります。
ただし、予定時刻通りにZBCの現物取引が始まるとは限らないため、気になる人は上場時間の前後にBybitの公式Twitterなどで最新情報をチェックしてみてください。
なお、Bybitは海外の取引所なので、ZBCを購入するには日本円ではなくUSDTという通貨が口座内に必要です。
USDTは別の取引所から仮想通貨を送金する他、クレジットカード入金やE-checkというサービスを使った銀行振込で準備できます。
ZBCの売買をしたくなったときにいつでも実行できるよう、事前にUSDTの準備も済ませておくといいですよ。

Bybitの口座をお持ちでない方は以下のボタンより開設可能です。
登録は3分ほどで完了しますよ。
Zebec Protocol(ZBC)の将来性は?

Zebec Protocolの将来性については、プロジェクトやシステムの需要がどれだけ高くなるかにかかっているでしょう。
各仮想通貨にはプロジェクトや特徴に違いがあり、それらの需要や注目度が高ければ高いほど、長期的に事業が拡大していきます。
たとえば仮想通貨の王様として知られるBTCは、銀行などを介さずに直接個人間での送金ができることや、時間を問わず通貨の送金・着金が可能な点などが評価されました。
これまでの法定通貨とは違うメリットがあると認められたことで、今のような有名通貨になっています。
その他、決済や送金用の銘柄としてはETHやXRPなども有名です。
Zebec Protocolも仮想通貨のなかでいうと、上記で紹介した通貨と同じく決済手段に特化した銘柄に当てはまります。
ただ、Zebec Protocolは他の銘柄とは違い、ブロックチェーン上で給与の支払い・受取ができることや、デビットカードとの連携などが特徴です。
これらの特徴が仮想通貨市場でどう評価されるかが、今後の将来性を決めるカギになるでしょう。
Zebec Protocolのプロジェクトは始まってからまだ間もないので、現時点だとそれほど多くの人には注目されていません。
通貨の機能としては優秀なので期待できるプロジェクトではあるものの、今すぐに将来性を判断するのは難しいのが現状です。
そのため、これからのプロジェクトの成長や需要の拡大具合に注目しておきましょう。
なお、ここで紹介した内容はあくまでも筆者独自の見解であり、Zebec Protocolの将来性を保証するものではありません。
Zebec Protocol(ZBC)の価格上昇が期待できるタイミングは?

せっかくZBCを購入するなら、できるだけ価格が上がったときに売却をして大きな利益を出したいですよね。
そこで、Zebec Protocolの価格上昇が期待できるのはどんなタイミングなのか紹介します。
Zebec Protocolのプロジェクトが注目されたタイミング
ZBCの価格が上昇しやすいタイミングとしてまず考えられるのは、Zebec Protocolのプロジェクトが注目されたときです。
将来性の項目でも解説したように、仮想通貨はそれぞれのプロジェクトが注目されるほど事業が拡大します。
そしてプロジェクトの需要が高まれば高まるほど、そのトークンの価格も上がっていく場合がほとんどです。
ZBCは仮想通貨市場に上場したばかりのトークンですが、通貨の特徴や大手企業がパートナーになっていることなどを考慮すると、期待値は高い銘柄といえます。
そのため、今後さらに人気や注目度が高くなれば、ZBCの価格上昇も期待できるはずです。
大手取引所への上場
次にZBCの価格上昇が期待できるタイミングとして注目したいのは、大手取引所に上場したときです。
どの銘柄にもいえることですが、仮想通貨は有名な取引所への上場が決まると、トークンの価格が暴騰しやすい傾向にあります。
これはユーザーの多い取引所で売買されるようになると流動性が上がり、それがトークンの価格にも影響を与えるためです。
とくにユーザー数が世界トップクラスのBinanceやFTXといった取引所に上場すると、一気に知名度が上がるので通貨の価格も飛躍的に上がります。
たとえば直近のケースだと、2022年2月28日にASTRというトークンがBinanceに上場するニュースが発表されました。
こちらは2022年2月22日~3月1日までのASTRのチャート表です。

チャートの前半は目立った値動きはありませんでしたが、上場が発表された2月28日、明らかに大きな価格上昇を見せているのが分かりますよね。
このように大手取引所への上場による影響は絶大で、1日で価格が30%以上暴騰することも珍しくありません。
ZBCはまだBybitやGate.ioといった一部の取引所でしか扱われていない状況です。
そのため、今後さらに有名な取引所への上場が決まれば、短期的な価格の高騰が期待できるでしょう。
ただし、取引所への上場で価格が上がるのは一過性である場合が多く、実際に上場したあとは価格が一旦下落することもあります。
価格が上がったときにZBCを購入すると高値掴みになる可能性が高いので、もし乗り遅れた場合は無理に売買せず、別の機会を待つのも1つの選択肢です。
大きめのファンダメンタルズが出たとき
上記で紹介した要因の他に、大きなファンダメンタルズが出たときもZBCの価格上昇が期待できます。
あくまでも仮定の話ですが、ZBCは決済系銘柄なので、大手のクレジットカード会社や金融会社との提携などが決まれば、トークンの価格にも大きな影響を与える可能性が高いです。
現に決済系銘柄の1つであるXRPは多数の金融会社や銀行と提携しており、世界中の国や企業でサービスを提供しています。
大手企業とのパートナー協定はプロジェクト拡大の後押しになるので、こういったファンダメンタルズはトークンの価格が上がるタイミングとしては狙い目です。
また、Zebec Protocolは将来的にデビットカードの導入を予定しています。
とくにSolalaウォレット用のデビットカードは珍しいので、実際にカードが発行された際はZebec Protocolが話題にあがり、ZBCトークンも値上がりする可能性が高いでしょう。
その他、仮想通貨に関連する法律の改定・各国の金融緩和・株価との相関性など、さまざまな要因がトークンの価格に影響することがあります。
Zebec Protocolのプロジェクト自体に注目しつつ、こういった大きなファンダメンタルズが出ていないかどうかにも目を配らせておくといいでしょう。

仮想通貨で収益を得るコツは絶好のタイミングを逃さないこと。
上記のチャンスをしっかりと掴むためにも、Bybitには事前に登録しておきましょう。
まとめ

Zebec Protocolは世界初となる、源泉徴収機能が搭載された決済システムです。
Zebec Protocolを導入することにより、ブロックチェーン上での給与の支払い・受取や、仮想通貨と法定通貨の交換などができます。
今までにはなかった画期的なシステムなので、プロジェクトの注目度や需要の高さ次第では、今後の将来性も期待できるでしょう。
なお、Zebec Protocolの独自トークンであるZBCはBybitで購入できます。
BybitでZBCを購入するにはUSDTが必要なので、口座開設とあわせて資金の準備も済ませておくといいでしょう。
- ZBCは海外取引所のBybitで購入できる
- ZBCのローンチプールでBITを預ければ、いち早くZBCを獲得可能
- ローンチプール後はZBC/USDTの現物取引ペアが上場予定

Bybitへの登録方法がわからない…という方は以下の記事を参考にしてください。
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