2022年1月26日に、大手取引所のBybitに新しく上場したMixMarvel(MIX)。
MixMarvelはアバターを使って遊べるメタバースゲームのプロジェクトで、多くの仮想通貨トレーダーからも注目されています。
しかし、日本ではまだあまり知られておらず、プロジェクト内容やトークンの特徴などが気になる人も多いはず。
そこで本記事では、MIXの特徴や購入方法、将来性などを解説します。
なお、この記事は2022年2月18日時点での情報です。
- MIXは今注目のメタバース系銘柄
- 3次元の仮想空間内で、アバターを使いながらさまざまなゲームをプレイできる
- メタバースの需要や市場価値は高く、これからのMIXの将来性も期待できる
プロトレーダーの視点で価格が上昇するタイミングもお伝えするので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
MixMarvel(MIX)のプロジェクト概要
まずは、MixMarvelが行っているプロジェクトの概要について解説します。
アバターを通じて遊べるメタバースゲーム
MixMarvelは、アバターを通じて遊べるメタバースゲームのプラットフォームです。
メタバースとは、インターネット上やゲームの世界などに構築された3次元の仮想空間のことをいいます。
MixMarvelもそんなメタバースゲームができるプロジェクトとして、世界中の開発者によってつくられました。
プロジェクトが始動したのは2017年ですが、すでにいくつかのゲームは正式に公開されています。
以下はMixMarvelのロードマップです。
2021年には提供しているサービスやアプリのアップデートを行い、2022年以降のプロジェクト進行についてはまだ未発表のようです。
仮想空間上でさまざまなゲームをプレイできる
MixMarvelはメタバース内で、さまざまなゲームをプレイできるのが特徴です。
ゲームはイーサリアムブロックチェーンを基盤につくられており、ゲームセンターのような感覚で各種ゲームをプレイできます。
以下にMixMarvelで遊べる代表的なゲームをまとめてみました。
- HyperDragons:育成したドラゴンでバトルするゲーム
- HyperSnakes:障害物を避けながらエサを食べて高スコアを狙い、他プレイヤーと競うゲーム
- MARVEL CLANS:追いかけてくるドラゴンから逃げてステージをクリアしていくゲーム
上記の他、乗り物系やバトル系のゲームも開発されているので、これからリリースされる新しいゲームにも期待したいですね。
有名企業もパートナーになっている
MixMarvelは、数々の有名企業がパートナーになっています。
大手ゲーム会社のDapper Labsや、企業向けのパブリックブロックチェーン開発事業を行っているOntologyなども加わっているようです。
ホワイトペーパーに掲載されているパートナー企業の一部を紹介します。
MixMarvel(MIX)のトークン情報
MixMarvelは、MIXという独自トークンを発行しています。
ここからは、MIXの基本情報や用途などを見ていきましょう。
概要
項目 | MixMarvelの詳細情報 |
---|---|
トークン名 | MixMarvel |
トークンシンボル | MIX |
トークン総額 | 10,000,000,000MIX |
MIXの配布総数は100億枚で、このうちの何割かは既に配布されています。
トークンの配布割合については、ホワイトペーパーに以下の表が掲載されていました。
全体のおよそ3割はコミュニティに配布され、その他は開発資金やマーケティング資金などに割り当てられるようです。
発行の目的
MIXは主に、MixMarvelが提供しているゲームシステムの成長や開発を促進させることを目的として発行されました。
コミュニティの運営やマーケティング、ゲームアプリの提供などをスムーズに行えるようにすることも発行目的のようです。
また、MIXはガバナンストークンとしての役割もあり、保有者はMixMarvelのゲームや方針に関する投票に参加できます。
トークンに上記のような機能を持たせることで、プロジェクトを発展させることがMIXを発行した理由といえるでしょう。
使用用途
MIXは従来の仮想通貨と同じく取引所で売買ができる他、MixMarvelのゲーム内でも使えます。
基本的にMixMarvelのゲームはMIXを使ってプレイする仕組みなので、実際にゲームをしてみたい人はトークンを保有しておくとよさそうですね。
その他、MIXの保有者はMixMarvelのガバナンスに参加できたり、エアドロップを獲得できたりなどのメリットもあります。
売却せずに持っておくことで報酬が獲得できることもあるので、購入したMIXを長期的に保有するのも1つの使い方でしょう。
MixMarvel(MIX)の購入方法は?
MixMarvelは、海外の仮想通貨取引所で購入できます。
2022年2月15日時点だと、日本の取引所では購入できません。
MIXを扱っている海外取引所はいくつかありますが、今回はとくに日本人からの人気度が高いBybitで購入する方法を紹介します。
Bybitでは現物取引やデリバティブ取引などさまざまな取引方法があるものの、現時点でMIXの売買ができるのは現物取引のみです。
現物取引をする場合、ログイン後に「Trade」のメニューからMIX/USDTペアを探してクリックします。
もしMIXが見つからないときは、右側にある「Search Coin」という項目でMIXを入力して探すことも可能です。
以下のようにMIX/USDTの取引画面が表示されたら、右側のメニューで「Buy(買い)」か「Sell(売り)」を選択しましょう。
あとは注文の種類や購入したい数量を入力して下の決定ボタンを押せば、MIXの購入は完了です。
MIXは2022年1月26日にBybitへ上場したばかりですが、今後デリバティブ取引で扱われる可能性もあります。
MIXのレバレッジ取引をしたい人は、デリバティブ取引での対応が始まっているかどうかも定期的にチェックしてみるといいでしょう。
なお、Bybitは海外の取引所なので日本円での取引はできず、購入するにはUSDTという通貨が必要です。
Echeckというサービスを使った銀行振込、もしくは国内の取引所から仮想通貨を入金すればUSDTを保有できるので、事前に準備しておくといいですよ。
Bybitの口座をお持ちでない方は以下のボタンより開設できます。
登録は3分ほどで完了しますよ。
MixMarvel(MIX)の将来性は?
MixMarvelはさまざまなメタバースゲームがプレイできるプロジェクトですが、今後の将来性についても気になりますよね。
近年メタバースは、インターネットの進化系である最先端の技術として注目されています。
最近では仮想通貨界隈だけでなく、一般的なメディアでも取り上げられるようになりました。
世界中におけるメタバースを活用したAR・VRなどソフトウェアサービスの市場規模は、2022年には51億ドルに成長し、2025年には1,600億ドル以上になると予測されています。
実際に2021~2022年にかけて、メタバースに関連した仮想通貨銘柄の価格は、軒並み大きく高騰しました。
ユーザーがゲームの世界でアバターを持ち、他のユーザーと交流したりものを作ったりなど、少し前までは未来の話だと思われていたことが既に現実化しています。
あの有名なFacebook・NIKE・Adidasといった有名企業も、メタバース関連の事業を立ち上げることを発表して話題になりました。
メタバースがこれだけ注目されていることを考えると、メタバースのゲーム銘柄であるMixMarvelの将来性も十分に期待できるでしょう。
なお、ここで紹介している内容はあくまでも筆者独自の見解であり、MixMarvelの将来性を保証するものではありません。
MixMarvel(MIX)の価格上昇が期待できるタイミングは?
最後に、MIXの価格上昇が期待できるのはどんなタイミングなのかを紹介します。
MixMarvelがメタバースゲームとして人気になったとき
MixMarvelがメタバースゲームとして人気になったときは、MIXの価格上昇が期待できるでしょう。
MIXはゲームに関連した銘柄なので、やはりゲームプロジェクト自体の知名度や人気度合いによって価格が左右されます。
たとえば2021年に人気を集めたメタバース系ゲームとしては、The Sandboxが有名です。
The Sandboxは仮想空間のなかで、ものや建物の建築などさまざまな体験ができるゲームとして多くのユーザーを獲得しています。
そしてThe SandboxのネイティブトークンであるSANDも注目を集め、価格が大きく上昇しました。
こちらは、2021年2月~2022年2月にかけてのSANDのチャート表です。
以前は20円前後だった価格が7か月ほどで900円台にまで上昇しており、上昇率でいうとおよそ40倍です。
ここまで価格が上昇したのは、The Sandboxのゲームが人気になったのが大きな要因だと考えられます。
上記ケースのようにゲームの需要が高まってユーザーが増えれば、MIXの価格上昇も期待できるはずです。
ただし、逆にゲームの人気があまり出なかった場合、価格が思うように伸びない可能性もあります。
MixMarvelは比較的新しいゲームなので、今後の伸びしろやプロジェクトの発展にも注目しておきたいですね。
他の取引所への上場
MIXの価格上昇が期待できるタイミングとして、他の取引所へ上場したときも狙い目です。
仮想通貨はどんな銘柄であれ、大手の取引所に上場すると価格が暴騰する傾向にあります。
これはユーザー数の多い取引所で売買されることにより、取引高や流動性が上がるためです。
とくにBinanceやFTXなど世界トップクラスの取引高を誇る取引所に上場すれば、一気に注目を集めて価格が上がることがよくあります。
最近の事例だと、Bybitでも扱われているWOOという銘柄がBinanceに上場するニュースが、2022年2月8日に発表されました。
こちらが2022年2月5日~2022年2月10日までのWOOのチャート表です。
少し前までは価格にあまり変動はなかったにもかかわらず、Binanceへの上場ニュースが発表された2月8日に大きく価格が上昇しているのが分かります。
MIXはBybitやGate.ioといった一部の取引所には上場していますが、現時点だとBinanceやFTXでは取扱われていません。
そのため、WOOのように他の大手取引所に上場するニュースが発表された場合、短期的な価格上昇が期待できます。
ただし、上場したあとで価格が上がるケースもありますが、どちらかというと上場ニュースが発表されたタイミングで価格が高騰することが多いです。
つまり、上場ニュースの前に仕込んでおけば利益が狙えますが、上場直後に購入するのはタイミングとしてやや遅いということになります。
自分が仕込んだ銘柄が必ずしも大手の取引所に上場するとは限らないので、うまくタイミングを狙って取引するのは難易度が高いです。
もちろんMIXは今後の将来性も期待できる銘柄なので、まだ大手の取引所に上場していない今のうちから仕込んでおくのもいいでしょう。
しかし、売買のタイミングをしっかりと見極めないと損失が出てしまう可能性もあるため、SNSでの情報収集なども行いながら、どのタイミングで取引するか判断してみてくださいね。
仮想通貨市場全体が注目を集めたタイミング
仮想通貨市場全体が注目されたときも、MIXの価格上昇が狙えるタイミングの1つです。
仮想通貨はそのときの市場観や世界全体の過熱感によって、価格の上がり下がりが決まりやすいという特徴があります。
そして市場全体が盛り上がると、BTCやETHといった主要銘柄を筆頭に、多くのアルトコインの価格も上がることが多いです。
こういった市場全体の価格が上がる時期を、いわゆる仮想通貨のバブルといいます。
たとえば2021年は数年ぶりの仮想通貨バブルといわれ、多くの銘柄が史上最高値を更新しました。
BTCはもちろん、ENJやOMGなどそれほど注目されていなかった銘柄も高値を更新し、なかには数か月で100倍以上の価格になった通貨も。
仮想通貨がバブル期に突入すると、銘柄独自のプロジェクトや仕組みなどはあまり関係なく、市場の雰囲気につられていろいろな通貨の価格が上昇します。
そのため、市場全体が再び盛り上がれば、MIXの価格も高騰する可能性が高いでしょう。
ただ、仮想通貨のバブルはいつまでも続くわけではなく、ある程度の期間が経つと終わりが来ます。
バブルが終わるとBTCをはじめ、市場全体の価格が一気に下落することも珍しくありません。
そのため、現物を購入するなら価格が落ち着いたタイミングを見計らって、少しずつ仕込んでいくのが有効な手法とされています。
2022年2月時点だと、BTCは最高値よりもだいぶ価格が下がっており、MIXの価格もやや落ち着いている状況です。
これから再度MIXの価格が上がるかどうかは判断が難しいところですが、価格上昇を狙うなら、こういった要素にも注目しておくといいでしょう。
仮想通貨で収益をあげるためにはタイミングを逃さないことが大事です。
絶好のチャンスを掴むためにも、あらかじめBybitには登録しておきましょう。
まとめ
MixMarvelは、アバターを使って仮想空間内で遊べるメタバースゲームです。
ゲームは既に公開されており、HyperDragonsやHyperSnakesなど内容の異なるゲームをプレイできます。
メタバース市場は世界的にも非常に注目されているため、MixMarvelの将来性も十分に期待できるでしょう。
MixMarvelの独自トークンであるMIXは、Bybitで購入できます。
Bybitでは現時点だとMIXの現物取引のみを扱っており、購入するにはUSDTが必要です。
資金の準備や口座開設さえ完了していれば誰でも簡単に購入できるので、ぜひBybitに登録してMIXの売買をしてみてはいかがでしょうか。
- MIXはBybitの現物取引で購入可能
- 購入するにはBybitの口座開設をしたあと、USDTを準備しておく必要がある
- MIXは現時点だと日本の取引所では扱われていない
Bybitへの登録方法がわからないという方は以下の記事を参考にしてください。
写真付きでどこよりもわかりやすく解説しています。