Bybitは手数料の安さやトレードバトルを行っているのが魅力の取引所として、世界中の仮想通貨トレーダーから人気を集めています。
そんなBybitと並び、最近少しずつ知名度が上がっているGate.ioという取引所をご存知でしょうか。
Gate.ioは取扱い銘柄が豊富なことや独自トークンのGTを発行しているのが特徴の取引所です。
しかし、海外の仮想通貨取引所にあまり詳しくない人からすると、BybitとGate.ioでは具体的になにが違うのか気になりますよね。
そこで本記事では、BybitとGate.ioそれぞれの違いや強みを徹底比較します。
BybitとGate.ioの違いや特徴を詳しく知りたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
記事の後半ではBybitがおすすめな人とGate.ioがおすすめな人の特徴もお伝えするので、最後まで目を通してくださいね。
目次
Bybit(バイビット)とGate.ioの比較表
まずはBybitとGate.ioではなにが違うのか、表を使って比較してみましょう。
項目 | Bybit | Gate.io |
---|---|---|
取扱い銘柄数 | 25種類 | 800種類以上 |
レバレッジの倍率 | 最大100倍 | 日本人はレバレッジ取引不可 |
取引手数料 | メイカー:-0.025% テイカー:0.075% | メイカー:0.15~0.2% テイカー:0.15~0.2% |
日本語対応 | あり | あり |
ゼロカットシステム | あり | なし |
スマホアプリ | あり | あり |
本人確認登録 | 不要 | 不要 |
BybitとGate.ioのもっとも大きな違いは取扱い銘柄の数です。
Bybitの銘柄数が25種類なのに対し、Gate.ioでは800種類を超える銘柄を取り扱っています。
また、Bybitの取引手数料は他に取引所に比べても安めに設定されていますが、Gate.ioの取引手数料はやや高めです。
その他、Bybitでは最大100倍のレバレッジ取引ができますが、Gate.ioは日本人の取引を一部規制しており、現在はレバレッジ取引ができません。
Bybit(バイビット)の強み
それではここから、BybitとGate.ioのそれぞれでどんな強みがあるのかを紹介します。
取引手数料が安い
Bybitの強みとしてまず挙げられるのは、取引手数料の安さです。
Bybitの取引手数料はメイカーだと-0.025%、テイカーだと0.075%に設定されています。
メイカーは指値注文のことを指し、取引板にはない価格で注文を出す方法のことです。
テイカーはいわゆる成行注文のことで、既に取引板にある価格で約定する注文方法のことをいいます。
多くの取引所ではメイカーとテイカーのそれぞれで手数料が決められていますが、Bybitの取引手数料は数ある取引所のなかでも安いのが特徴。
また、メイカーで注文が約定されると手数料分は利益として獲得できるため、とくに取引量が多い人などは手数料分だけでもプラス収益になります。
Gate.ioの取引手数料はBybitのおよそ2倍に設定されているので、手数料はBybitのほうが断然安いのが分かりますね!
最大で100倍のレバレッジをかけられる
最大で100倍のレバレッジをかけられるのも、Bybitのメリットです。
レバレッジ取引とは、口座に預けた証拠金を担保にすることにより、元金の2倍や4倍などの金額で取引できるシステムのこと。
日本でもレバレッジをかけられる取引所はありますが、金融商品取引法の改定により、現在のところ日本では2倍のレバレッジにしか設定できません。
しかし、Bybitは日本の金融商品取引法の影響を受けておらず、日本人でも最大100倍のレバレッジ取引が可能です。
レバレッジの設定を高くすれば、少ない資金でも大きな利益を出せる可能性があるので、ハイリターンを狙っている人にとっては大きなメリットといえます。
Gate.ioでは日本人ユーザーはレバレッジ取引ができないため、小額から大きな利益を狙いたい人はBybitを利用するのがおすすめです。
ただし、レバレッジ取引は利益が出たときのリターンは多い反面、損失が出たときのリスクも大きくなるので、資金やリスクの管理は徹底するよう気を付けましょう。
キャンペーンの種類が多い
キャンペーンの種類が多いのも、Bybitの強みです。
2021年9月5日時点だと、Bybitでは以下のようなキャンペーンを行っています。
- 新規取引:5ドルのボーナスを獲得
- 初回特典:50ドルのクーポンを獲得
- USDT取引ペア:5ドルのクーポンを獲得
各キャンペーンで一定の条件をクリアすれば、ボーナスやクーポンを獲得可能です。
もらったボーナス・クーポンは証拠金としての利用や、取引手数料の差し引き資金として使えます。
その他、期間限定のキャンペーンや友達紹介プログラムなども用意しているので、詳細はBybitの公式サイトをチェックしてみてください。
頻繁にトレードバトルを開催している
頻繁にトレードバトルを開催しているのも、Bybitならではの魅力です。
トレードバトルは仮想通貨のトレーダー同士が資金の増加率を競う大会で、ランキングの上位に入れば豪華な賞金を獲得できます。
過去には日本人向けのトレードバトルが開催されたこともありました。
Bybitでは現在、ドラゴンクエストをテーマに掲げた「WSOT」というトレードバトルを開催中です。
WSOTは2021年8月18日から開始されていて、賞金総額はなんと750万USDT。
参加するには一定の資金が必要ですが、それ以外の参加条件はなく誰でも気軽にエントリーできます。
参加するだけなら資産が減ることもないので、世界中の仮想通貨トレーダーたちが繰り広げる生のバトルを見たい人は、ぜひこういった点にも注目してみるといいでしょう。
BitDAOへの出資で注目を集めている
Bybitの強みとしてもう1つ注目しておきたいのが、BitDAOへの出資を行っていること。
BitDAOとは、DeFi分野のプロジェクトを支援するために立ち上げられた分散型組織のことです。
簡単にいうと、BitDAOは投資家や企業から資金を集め、今後の将来性が期待できるDeFi関連の事業に支援・サポートを行っています。
そんなBitDAOへの出資を主導しているのがBybitです。
BybitはBitDAOに対し、年間でおよそ1,000億円規模の出資をすることも発表しています。
1つの取引所が主体となり、これほど大きな規模で出資をすることはかなりレアなケースなので、日本の仮想通貨市場でも大きな話題となりました。
また、BitDAOはBITという独自トークンを発行しており、近い将来BITはBybitに上場するのでは、という声も。
もしBITがBybitに上場すればますます注目度は高まり、通貨としての価値が上がることも期待できます。
こういったプロジェクトへの出資は、日本の仮想通貨取引所だとあまり見ることはないので、今後のBybit・BitDAOの活動もぜひチェックしてみてください。
お得に楽しく仮想通貨取引をするならBybitがおすすめ。
登録は3分ほどで完了します。
Gate.ioの強み
次に、Gate.ioの強みを紹介します。
取扱い銘柄の数が800種類以上
Gate.io最大の強みは、取扱い銘柄の数が800種類以上もあることです。
世界最大級の取引所であるBinanceなども取扱い銘柄が多いことで知られていますが、Gate.ioではBinanceにない銘柄も多数扱っています。
もちろん日本ではなじみのないような草コインも多くあるので、知名度の低い銘柄で大きな利益を狙っている人にとってはうってつけの取引所です。
また、Gate.ioでは短期間のうちに次々と新しい銘柄が上場しています。
とくに中国系の銘柄が多く、Gate.ioで取扱いが始まった通貨がBinanceに上場し、そのあと価格が高騰するケースも多いです。
新しく上場するコインや、次に価格が上昇する草コインを発掘する楽しみがあるのも、Gate.ioの魅力といえます。
マーケット・チャート画面が使いやすい
マーケット・チャート画面が使いやすいのも、Gate.ioの強みでしょう。
たとえばGate.ioで現物注文をする際、マーケット画面は以下のような仕様になっています。
USDTマーケット・BTCマーケットなど、それぞれの基軸通貨でマーケットが分類されているため、自分のトレードしたい通貨に合わせてすぐに市場を選択できます。
また、2021年の年明け頃から日本でも話題になったNFTやDeFi関連の銘柄も各マーケットごとに分けられており、非常に取引しやすい仕様です。
ページ上部にあるマーケットの項目では、現物取引の他に最近新しく追加された銘柄の一覧や、価格の上昇率が高いコインなどもチェックできます。
チャート画面自体もシンプルで分かりやすく、初心者が操作方法で迷うこともありません。
Gate.ioはまだ日本ではそれほど知名度の高くない取引所ですが、日本語に対応しているのもうれしいですね!
さまざまな取引方法に対応
さまざまな取引方法に対応しているのも、Gate.ioのメリットです。
たとえばGate.ioでは現物取引はもちろん、先物取引やステーキングなども行えます。
ステーキングとは、ユーザーが口座に預けている仮想通貨をロック状態にしておき、ブロックチェーンの管理などに貢献をすることで報酬を得るシステムのこと。
通常の仮想通貨トレードのように通貨を売買しなくても資産が増える便利なサービスとして注目されています。
とくに長期で仮想通貨の投資をしようと考えている人は、こういったステーキングなども利用してみるといいでしょう。
ちなみに、BybitでもDeFiマイニングやクラウドマイニングといった資産運用するためのサービスを利用できます。
しかし、Bybitのマイニングやステーキングサービスは2021年の5月頃から始まったばかりなので、まだ利用できる通貨の数は少ないのが現状です。
そのため、長期的な資産運用を計画しているなら、Gate.ioの利用を検討してみることをおすすめします。
独自トークンのGTを発行している
Gate.ioを利用するもう1つのメリットは、独自トークンのGTを発行していること。
最近ではBinanceのBNBやHuobiのHTなど、取引所の独自トークンが人気を集めていますよね。
GTもGate.ioが発行しているオリジナルトークンで、過去の取引量やGTの保有量に応じて、手数料の割引を受けられるのが特徴。
その他、GTトークンはGate.io独自のイベントやプロジェクトに参加する際にも使われます。
取引所トークンは仮想通貨トレーダーの間でも有力な投資先として認識されつつあるので、独自トークンに興味がある人はぜひチェックしてみてください。
マイナーな仮想通貨取引もしたいならGate.ioがぴったり。
登録は無料で行えます。
結局どちらの取引所を選ぶべき?
ここまで紹介したBybitとGate.ioの強みをふまえて、結局どちらの取引所を選ぶべきなのかまとめてみました。
Bybit(バイビット)がおすすめな人
Bybitがおすすめな人の特徴は、以下の通りです。
- 手数料の安い取引所がいい人
- レバレッジをかけてトレードしたい人
- キャンペーンの豊富な取引所に登録したい人
- トレードバトルに参加してみたい人
Gate.ioではレバレッジをかけた取引はできませんが、Bybitでは最大100倍のレバレッジをかけてトレードできます。
そのため、レバレッジを設定して大きな利益を狙いたい人にはBybitがおすすめです。
キャンペーンをうまく活用して利益を出したい人も、Bybitが向いています。
また、Bybitは数ある取引所のなかでも大規模なトレードバトルを行っているのが特徴です。
仮想通貨の売買に自信がある人やトレードバトルに参加してみたい人も、Bybitへの登録を検討してみるといいですよ。
「手数料はできるだけ安い方が良い!」「せっかくだから高レバレッジなトレードを楽しみたい!」という人はBybitで仮想通貨取引を始めてみましょう。
Gate.ioがおすすめな人
以下のような人は、Gate.ioを利用するのがおすすめです。
- いろいろな草コインのトレードをしてみたい人
- 仮想通貨のステーキングなどにも興味がある人
- 独自トークンを保有してみたい人
Gate.ioでは、800種類以上の銘柄を取り扱っています。
Bybitに比べると銘柄数は圧倒的に多いので、有名な銘柄だけでなく知名度の低い草コインのトレードをしたい人には、Gate.ioがおすすめです。
Gate.ioは現物取引の他、先物取引やステーキングサービスなども行っているため、ステーキングをしてみたい人もGate.ioが狙い目です。
また、Gate.ioは独自トークンのGTを発行しており、GTの保有者は手数料の割引や独自イベントへの参加などができます。
そのため、取引所の独自トークンを保有してみたい人も、Gate.ioに登録してみてはいかがでしょうか。
「一歩進んだ仮想通貨取引をしてみたい!」という人はGate.ioもあわせて登録しておくと良いかもしれないですね。
まとめ
Bybitは手数料が安く、最大100倍のレバレッジをかけられるのが強みです。
とくに仮想通貨の売買にかかる手数料を安くしたい人や、レバレッジをかけてトレードしたい人にはBybitがおすすめ。
その他、豊富なキャンペーンを行っていたり、トレードバトルに参加できたりなどのメリットにも注目してみてください。
Gate.ioは取扱い銘柄の多さや、独自トークンのGTを発行しているといった強みがあります。
海外にある取引所のなかでも、銘柄数は800種類とトップクラスの多さなので、いろいろな草コインのトレードをしたい人はGate.ioに登録してみるのもありですね!