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Bybit(バイビット)の特徴・評判・信頼性は?【メリット&デメリットも解説】

8 min

海外取引所のなかでも、日本人のユーザーが圧倒的に多いBybit。

投資家やプロのトレーダーも使っており、他の取引所からBybitに乗り換えようか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

しかし、日本の取引所とは特徴や使い方が異なるため、実際に使っている人からの評価や、メリット・デメリットも気になりますよね。

そこで本記事では、Bybitの特徴や口コミ評判、信頼性などを解説します。

なお、この記事は2022年1月22日時点での情報です。

Bybitの口コミ評判まとめ
  • 他の取引所よりも使いやすくて重宝している
  • 取引銘柄が増えていてうれしい
  • サーバーが強くイベントも多いので、仮想通貨をやるなら登録すべきだと思う
  • 慣れるまでは大変そうで登録することに躊躇してしまう
  • 通知が来ないことがあって不満

結論からいえば、Bybitは「手数料の安さ・取扱銘柄数の多さ・機能の充実具合」など全体的に優れている取引所なのでかなりおすすめです。
実際にプロトレーダーの私も使っています。

Bybit(バイビット)とは?

Bybitは2018年に設立された、シンガポールを拠点にしている海外の取引所です。

最大レバレッジ100倍やイベントの豊富さ、取引手数料の安さなどに定評があります。

また、日本語に対応しているため、日本人からの人気も高いです。

CoinMarketCapに掲載されている取引所の取引高ランキングでは、現物取引で10位前後、デリバティブ取引では5位前後に位置しており、大手の取引所として知られています。

2022年1月21日からはNFTマーケットプレイスのサービス提供を開始し、Bybit内でNFTの売買も行えるようになりました。

NFTマーケットプレイスでは初出しプロジェクトとして、Monster Galaxyというブロックチェーンゲームのイベントを実施。

そのイベントで配布されたMOGAというNFTなども、既にマーケットプレイス内で出品されています。

Bybit(バイビット)の基本情報

以下にBybitの基本情報をまとめてみました。

項目Bybitの詳細情報
所在地シンガポール
代表者Ben Zhou
取り扱い銘柄の種類90種類以上
最大レバレッジ100倍
追証なし
(ゼロカットシステム)
取引手数料
(デリバティブ取引の場合)
メイカー:-0.025%
テイカー:0.075%
入出金手数料入金手数料:なし
出金手数料:あり
(各通貨によって異なる)
日本語対応あり
スマホアプリあり
セキュリティ対策・SSL信号
・2段階認証
・マルチシグネチャ
・コールドウォレット

Bybit(バイビット)のメリット

それではここから、Bybitのメリット・デメリットを紹介します。

まずはメリットを見ていきましょう。

取引手数料が安い

Bybitの1つめのメリットは、取引手数料が安いことです。

現物取引の場合、メイカー手数料・テイカー手数料ともに0.1%に設定されています。

デリバティブ取引の場合は、メイカー手数料が-0.025%、テイカー手数料が0.075%です。

メイカー手数料がマイナスだと、メイカーとして注文が成立すれば取引板に流動性を生む見返りとして手数料をもらえます

他の取引所だとメイカー手数料がマイナスになっていることは少ないので、トレーダーからするとうれしいポイントですね。

取り扱い銘柄が豊富

2つめのメリットは、取り扱い銘柄が豊富なことです。

2021年1月時点では、Bybitの取り扱い銘柄の数は90種類を超えています。

日本の取引所では扱われていないような知名度の低い通貨もあるので、アルトコインをメインにトレードしている人は重宝するでしょう。

実は2021年の上半期あたりまでは、Bybitの取り扱い銘柄は20~30種類程度しかありませんでした。

しかし、2021年の下半期から急激に銘柄数を増やし、現在は非常に豊富な通貨の取引が可能です。

BinanceFTXなどに比べると銘柄数の種類はまだ劣るものの、Bybitも今後さらに取り扱い通貨が増えることが期待できます。

最大レバレッジ100倍で大きな利益が狙える

3つめのメリットは、最大レバレッジ100倍での取引ができる点です。

日本の取引所では金融商品取引法の改定により、最大でも2倍のレバレッジしか設定できません。

しかし、Bybitは日本の金融商品取引法による影響を受けておらず、高いレバレッジをかけた取引ができます。

レバレッジを高くすれば元金の何倍もの金額で取引できるので、短期間で大きな利益を狙いたいときなどに有効です。

なお、Bybitでレバレッジを100倍にできるのはBTCのみで、他の通貨は50倍や25倍などそれぞれレバレッジの上限が決められています。

また、ハイレバレッジでの取引は大きな利益が狙える一方、損失が出たときの金額も大きくなるのが特徴です。

投資初心者だと安易に高いレバレッジを設定して資産を溶かしてしまうケースも多々あるため、損切りや資産管理は徹底しておきましょう。

日本語対応で使いやすい

4つめのメリットは、日本語に対応していて使いやすいことです。

海外には数え切れないほどの取引所がありますが、日本語には非対応な場合も多く、日本人からすると使いづらいことがあります。

とくにレバレッジ取引や先物取引などは設定や操作方法も複雑になるので、英語など他の言語しか表示できないとうまく操作できないことも。

その点、Bybitは操作方法やチャート画面はもちろん、問い合わせも日本語に対応しているため日本人でも安心して利用できます。

日本語の公式ブログもあり、初心者向けに基本の操作方法やチャートの見方なども解説していますよ。

キャンペーンやイベントが豊富

5つめのメリットは、キャンペーンやイベントがとにかく豊富に開催されていることです。

Bybitでは各種ボーナスがもらえるキャンペーンはもちろん、新しい銘柄の上場を記念したイベントなども頻繁に行っています。

取引所内にはByFiセンターというプラットフォームがあり、以下のようなプロダクトに資産を預け入れると、各サービスや年利に応じた利益を獲得可能です。

  • 積立ステーキング
  • 二重資産マイニング
  • DeFiマイニング
  • ローンチプール

なかでも特定の通貨を預け入れるだけで新しいトークンがもらえるローンチプールは、低リスクで資産を増やせるサービスとして注目されています。

また、BybitではローンチパッドというIEOイベントを積極的に行っているのも魅力です。

IEOとは、取引所に新しく上場するトークンを安い金額で購入できるトークンセールのこと。

BybitではBITという銘柄を保有していればローンチパッドに参加できます。

トークンの上場後はセール価格の何倍、何十倍の価格をつけることも多いことから、こちらも大人気のイベントです。

その他、期間限定のトレードバトルなどさまざまなイベントを開催しているので、気になる人はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

Bybit(バイビット)のデメリット

ここまで紹介した内容だとメリットばかりのように思えるBybitですが、覚えておくべきデメリットもあります。

機能が多すぎて慣れるまでに時間がかかる

Bybitのデメリットとしてまず挙げられるのは、機能が多すぎて慣れるまでに時間がかかることです。

Bybitでは一般的な現物取引の他、USDT無期限・インバース無期限・インバース型先物といったデリバティブ取引もあります。

それぞれで取引方法やルールは異なるため、初心者だと最初は難しく感じることがあるでしょう。

また、ByFiセンターには計4つのプロダクトがあり、こちらも各プロダクトによって仕組みや預け入れる通貨、利益の計算方法などはバラバラです。

そのため、取引方法や各項目の操作方法を覚えるまでに時間を要することもあります。

一度慣れてしまえば非常に便利な機能ばかりなので、分からないことがあればBybitの公式ブログやネットの情報などを調べつつ、使い方を覚えていくといいですよ。

当サイトでもスマホアプリの使い方や入出金のやり方など、基本的な操作方法を解説した記事があるので、ぜひチェックしてみてください。

条件によっては即時出金に対応していない

条件によっては即時出金ができないのもBybitのデメリットです。

他の取引所では多くの場合、出金処理を行えばいつでも資産の送金ができます。

しかし、Bybitでは出金額が一定のラインを超えると、1日3回までしか出金リクエストが処理されません。

即時出金の限度額や対応通貨の詳細は、以下の表を参考にしてみてください。

Wallet 2.0と記載のある欄が即時出金に対応できる金額です。

Wallet 1.0と記載されている金額になると、日本時間における1:00・9:00・17:00の1日3回のみ、出金リクエストが処理されます。

小額なら即時出金できますが、金額が大きくなると好きなときに出金できないのはデメリットといえるでしょう。

出金手数料がやや高い

Bybitを使うもう1つのデメリットは、出金手数料がやや高い点です。

たとえば日本にある取引所のなかでは有名なGMOコインBITPOINTなどは、出金手数料が無料に設定されています。

しかし、残念ながらBybitでは出金する際にトランザクション手数料というものを払わなければなりません。

トランザクション手数料は銘柄によって異なり、代表的な通貨の手数料は以下の通りです。

銘柄手数料
BTC0.0005BTC
ETH0.005ETH
BIT13.48BIT
XRP0.25XRP
USDT10USDT

XRPなどは100円以下の手数料で済むこともありますが、BTCやETHといった銘柄ではトランザクション手数料が数千円になることも。

何度も出金を繰り返していると、それだけでも大きな損失が出る場合もあるので、できるだけ出金回数を減らすなど工夫する必要があります。

どの取引所にもプラス面とマイナス面があります。
しかしBybitはデメリット以上にメリットが多いため、日本でも多くの人が使用しています。

Bybit(バイビット)ユーザーの評判&口コミ

Bybitの特徴は分かりましたが、ユーザーからのリアルな評価も気になりますよね。

そんな人のために、Bybitの口コミ評判を紹介します。

Binanceから使いやすいBybitに変えた

こちらはプロのトレーダーで、ユーチューバーとしても活躍しているひでさんのツイートです。

以前まではBinanceを使っていたものの、より使いやすいBybitに変えたとのこと。

プロのトレーダーからも「使いやすい」といわれており、Bybitが多くの人から評価されているのが分かりますね。

取引銘柄が増えてきている

Bybitの取り扱い銘柄が増えてきていることに注目している人もいました。

少し前まではそれほど多くの銘柄は扱っていなかったので、急激に銘柄数が増えて驚いている人も多いようです。

ちなみに上記ツイートは2021年7月のもので、2022年1月時点だとさらに取引できる通貨は増えています。

今後も銘柄数が増えれば、より使いやすい取引所として注目されるのではないでしょうか。

サーバー強い&イベントが多い

Bybitのサーバーが強いことや、イベントを頻繁に開催している点を高評価している声もありました。

実はBybitは使いやすさやイベントの多さだけでなく、暴落・暴騰が起きたときにサーバーが強い取引所としても定評があります。

急激な価格変動で取引が集中し、他の取引所ではサーバーがダウンしてしまうようなときでも、Bybitではサーバーダウンが起きることはほとんどありません

もしものときの安心感があるのも、Bybitが人気を集めている理由の1つといえるでしょう。

慣れるまでは大変そう

良い口コミの多いBybitですが、慣れるまでは大変そうというイメージを持っている人もいました。

やはり機能が豊富な取引所なだけあり、初心者だと利用するのに躊躇してしまう人もいるようです。

通知が来るときと来ないときがある

通知が来たり来なかったりすることに不満を抱いている人もいました。

なぜ通知が来ないのか原因は不明ですが、取引に関する通知が来なかった場合は損失につながる可能性もあるので、指摘するのは当然といえます。

もし通知が来ないときは、Bybitの設定画面で通知設定を確認してみるといいですよ

それでも通知が来ない場合は何らかの不具合の可能性があるので、サポートセンターに問い合わせてみるといいでしょう。

Bybit(バイビット)の信頼性・安全性

Bybitは海外の取引所ということもあり、本当に登録して大丈夫なのか心配な人もいるはず。

そこで、Bybitの信頼性や安全性はどうなのかを解説します。

コールドウォレットや2段階認証の導入でセキュリティ対策は万全

Bybitではセキュリティ対策として、コールドウォレットや2段階認証を導入しています。

また、秘密鍵などの仕組みを利用して通信内容を暗号化するSSL通信や、複数の秘密鍵を組み合わせて認証を行うマルチシグネチャも採用。

専門用語が多く分かりづらいですが、簡単にいうと万全のセキュリティ対策をしているため、取引所としての安全性は高いといえます。

これまでにBybitが外部からのハッキング被害に遭ったニュースなども報道されたことはないので、安心して取引できるでしょう。

ただ、いくらセキュリティの高い取引所といえど、ハッキングや不正アクセスを100%防げるとは言い切れません。

資産を取引所のウォレットに預けた状態で取引する以上、少なからず資産が流出する可能性はあります。

日本の金融庁には未登録

日本人のユーザーが多いBybitですが、日本の金融庁には登録されていません

日本国内で仮想通貨サービスを提供している取引所は、原則として日本の金融庁に登録が必要です。

しかし、Bybitは海外の取引所なので、今後も金融庁に登録することはほぼないでしょう。

金融庁に未登録の海外取引所でも、サービスの利用は可能です。

ただ、場合によっては無登録で仮想通貨交換業を行っている取引所として、金融庁から警告を受けることがあります。

実際に大手取引所のBinanceは過去に2回、日本の金融庁から警告を出されました。

提供しているサービス自体にはあまり影響はなかったものの、表向きは日本撤退を発表しています。

Bybitは現時点だと日本の金融庁から警告を受けていませんが、今後警告が出される可能性もゼロではありません。

もしも警告を受けた場合、一部のサービスが利用できなくなったり、口座が使えなくなったりする可能性もあります。

万が一そういったことが起きたらすぐに資産を移動できるよう、情報収集や事前準備もしておくといいでしょう。

【まとめ】Bybit(バイビット)の総合評価

Bybitは手数料が安く、取り扱い銘柄も豊富にある取引所です。

各種キャンペーンやイベントを頻繁に実施しており、日本語にも対応しているので、日本人でも使いやすいでしょう。

Twitterでは「他の取引所より使いやすい」「サーバーが強くて安心」といった良い口コミが多く見受けられました。

一部では「慣れるまでは大変そう」「通知が来ないことがある」などの声もありますが、極端に心配するほどの内容ではありません。

2022年1月からはNFTの売買も可能になりさらに便利になったので、今までBybitを使ったことがない人はぜひ一度登録してみてはいかがでしょうか。

ただし、条件によっては即時出金ができなかったり、円表記に対応していなかったりなどのデメリットもあるので、そういった面も考慮しつつ利用を検討してみてくださいね。

Bybitの口座開設は以下のボタンより行えます。
登録料は無料で、3分ほどで完了しますよ。

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