Bybitは日本人ユーザーが多いことで知られる海外の仮想通貨取引所です。
一方のBITPOINTも、日本国内で着々とユーザー数を増やしている取引所として注目を集めています。
どちらも仮想通貨トレーダーの間では有名な取引所ですが「BybitとBITPOINTはどんな違いがあるの?」と疑問を抱いている人もいますよね。
そこで本記事では、BybitとBITPOINTの違いやそれぞれの強みを紹介します。
BybitとBITPOINTの違いを知りたい人はぜひ参考にしてください。
この記事を読めば、どちらが自分にぴったりの取引所かわかりますよ。
目次
Bybit(バイビット)とBITPOINT(ビットポイント)の比較表
まずはBybitとBITPOINTではどんな違いがあるのか、表を使って比較してみます。
項目 | Bybit | BITPOINT |
---|---|---|
取扱い銘柄数 | 31種類 | 8種類 |
レバレッジの倍率 | 最大100倍 | 最大2倍 |
取引手数料 | メイカー:-0.025% テイカー:0.075% | 無料 (スプレッドはあり) |
日本語対応 | あり | あり |
ゼロカットシステム | あり | なし |
スマホアプリ | あり | あり |
本人確認登録 | 不要 | 必要 |
取扱い銘柄に関してはBybitが31種類、BITPOINTが8種類なので、Bybitのほうが豊富なアルトコインの売買に対応しています。
レバレッジ倍率はBybitが最大100倍なのに対し、BITPOINTは最大2倍までしか設定できず、こちらも大きな差がありました。
上記の他、ゼロカットシステムの有無や本人確認が必要かどうかなどの面でも違いがあります。
Bybit(バイビット)の強み
それではここから、BybitとBITPOINTの強みを見ていきましょう。
まずBybitにはどんな強みがあるのか紹介します。
31種類の銘柄を扱っている
Bybitの強みとしてまず挙げられるのは、合計で31種類の銘柄を扱っていること。
海外の取引所は国内取引所よりも取扱い銘柄が多い傾向にありますが、Bybitも他の海外取引所と同じく、豊富な仮想通貨の売買に対応しています。
BTC・ETH・XRPなど日本でもおなじみの銘柄はもちろん、MATIC・AVAX・AXSといった知名度の低いアルトコインのトレードも可能です。
最近になって再度アルトコインの動きに注目が集まっているため、その流れにあわせてBybitの取扱い銘柄も続々と増えています。
2021年9月には、FTM・ALGO・YFIなどをはじめとする新たな銘柄の取扱いもスタートしました。
BITPOINTは合計8種類の銘柄しか取り扱っていないため、いろいろなアルトコインの売買がしたいなら、Bybitを利用するのがおすすめです。
最大100倍のレバレッジでトレード可能
最大100倍のレバレッジ取引ができるのも、Bybitを使うメリットでしょう。
レバレッジ取引とは、口座に保有している資金を担保にして、元資金の何倍もの金額でトレードをする方法のことです。
たとえば手元に10,000円がある場合、レバレッジ2倍なら20,000円分、レバレッジ100倍なら100万円分の取引ができます。
実は日本だと、2020年5月に金融商品取引法が改正されたことにより、すべての国内取引所は最大2倍のレバレッジしか設定できません。
ここで紹介しているBITPOINTもレバレッジ取引の倍率は最大2倍までと決められています。
一方のBybitは日本の金融商品取引法による影響を受けていないため、日本人でも高いレバレッジをかけたトレードが可能です。
また、Bybitではロスカットになっても取引所が証拠金以上の損失を保証してくれる、ゼロカットという仕組みを採用しています。
そのため、ユーザーは大きな損失が出たとしても借金を背負うリスクがありません。
ただし、レバレッジをかければその倍率分だけ、損失が出たときの金額も大きくなる点には注意が必要です。
ハイレバレッジにすれば強制ロスカットになる水準も厳しくなるため、初心者だとあっという間に資金がなくなってしまうこともあります。
いくら借金のリスクがないとはいえ、想定以上の損失を出してしまわないよう、資金管理には十分に気を付けてください。
頻繁にトレードバトルを行っている
頻繁にトレードバトルを行っているのも、Bybitならではの魅力です。
トレードバトルでは仮想通貨のトレーダー同士が資金の増加率を競い合い、ランキングの上位に入賞すれば、BTCやUSDTなどの賞金を獲得できます。
2021年8月18日~9月17日には、Bybit主催で「WSOT」というドラゴンクエストをテーマにしたトレードバトルが開催されました。
Bybitのトレードバトルは規模が大きく、日本の有名なインフルエンサーや仮想通貨ユーチューバーなども多く参加します。
過去には、日本人向けの大会が行われたこともありました。
日本だとトレードバトルを開催している取引所はほぼないので、従来のトレードとは違った形で資産を増やすチャンスがあるのはうれしいですね!
Bybitのトレードバトルは参加費を払う必要はなく、一定以上の資金があれば誰でも参加できます。
チーム戦なら初心者でも上位に入る可能性はあるので、興味のある人はぜひトレードバトルの情報もチェックしてみるといいですよ。
BitDAOへの出資で注目されている
Bybitのもう1つの強みは、BitDAOへの出資で注目されている点。
BitDAOとは、DeFi分野のプロジェクトをサポートするために立ち上げられた分散型組織のことです。
BitDAOは仮想通貨への関連性が強い投資家や企業から資金を集め、将来性が期待できるDeFiプロジェクトへの出資や支援を行っています。
そしてBitDAOに対し、多額の出資をしているのがBybitです。
BybitはBitDAOのプロジェクトを支援するために、年間でおよそ1,000億円規模の出資を行うことも発表しました。
また、BitDAOはBITという独自トークンを発行しています。
Bybitが主導となってBitDAOに出資していることもあり、2021年9月28日からはBITがBybitに上場することも決定済みです。
BitDAOのプロジェクトは仮想通貨界隈でも多くのトレーダーから注目されているので、長期的な目で見れば、今後BITの価格が高騰することも期待できます。
さらに、BybitではBITの上場を記念し、2021年9月後半からは総額800万BITを配布する3大イベントや、期間限定の入金キャンペーンを実施中です。
DeFi関連の事業やBybitの新しい取り組みに興味がある人は、上記のようなプロジェクトやキャンペーン、BITの値動きにもぜひ注目してみてください!
仮想通貨の楽しみを存分に味わうならBybitがおすすめ。
登録は3分ほどで完了します。
BITPOINT(ビットポイント)の強み
続いて、BITPOINTの強みを紹介します。
金融庁に登録済みで安心してトレードできる
BITPOINTは日本人ユーザーに対する仮想通貨のサービス提供を、日本の金融庁に許可されている取引所です。
そのため、サービスが突然終了したり、詐欺に遭ったりなどのリスクが少なく、誰でも安心して利用できます。
一方のBybitは海外の取引所なので、日本の金融庁にはサービス提供を許可されていません。
Bybitは無登録で日本人への仮想通貨サービスを行っている取引所として、2021年5月に金融庁から警告を受けたこともあります。
現在のところBybitでは金融庁の警告による実質的な影響はなく、日本人でも以前と変わらず利用可能です。
ただ、なかには金融庁から警告を受けたことにより、日本人ユーザーのサービス利用を中止した海外の取引所もあります。
上記のようなケースを考えると、Bybitが日本人ユーザーに対するサービス内容を変更する可能性もゼロではありません。
こういったリスクを避け、安心して仮想通貨のトレードをしたいなら、金融庁に登録されているBITPOINTを使うといいでしょう。
日本円での資金管理や売買が可能
日本円での資金管理や売買ができるのも、BITPOINTのメリットです。
BITPOINTは日本の取引所なので、日本円の入出金はもちろん、口座内にそのまま日本円を保有できます。
利益や損失が出た際、資金の増減がどれくらいあったのかを日本円で確認できるなど、初心者でも使いやすいのは利点です。
また、チャート画面での値動きもすべて日本円で表示されるため、仮想通貨に慣れていない人でも瞬時に価格の計算ができます。
Bybitも日本円の入出金には対応していますが、入金した時点でUSDTなど他の通貨に変換されるので、そのまま日本円として口座に保有することはできません。
Bybitでトレードできる通貨に日本円建てのペアはなく、「〇〇ドルは日本円だといくら?」など、少し計算がややこしいこともあります。
他通貨での価格計算に慣れていない人や、日本円でのトレードをメインで行いたい人にとっては、BITPOINTは使いやすい取引所といえるでしょう。
日本では珍しいTRXやADAの取引ができる
BITPOINTではBTCやETHといった主要銘柄の他、TRXやADAも扱っています。
国内だと、TRXやADAのトレードができる取引所は数えるほどしかありません。
そのため、他の国内取引所ではあまり取り扱っていない銘柄の売買をしたい場合はBITPOINTがおすすめ。
BITPOINTは注目度の高い銘柄を上場させる傾向が強いので、日本の取引所で珍しいアルトコインの売買をしたいなら要チェックです!
ちなみに、BybitもTRXやADAのトレードに対応しています。
海外の取引所も使いたい!という人は、Bybitが扱っている詳しい銘柄の種類もぜひ確認してみてください。
口座開設キャンペーンを行っていることが多い
口座開設キャンペーンを頻繁に行っているのも、BITPOINTの魅力。
とくにBITPOINTでは、新しい銘柄の取扱いが始まったタイミングに合わせてキャンペーンを開催することが多いです。
現在は新しくADAの取引が開始したことを記念して、期間限定のキャンペーンを行っています。
上記キャンペーンは、2021年8月31日~2021年10月29日16:00までの間にBITPOINTで口座開設が完了すると、1,000円相当のADAが獲得できるというもの。
その他、BITPOINTの公式Twitterをフォローして指定ツイートをリツイートすると、抽選で10,000円相当のADAが付与されるキャンペーンも実施中です。
ツイートキャンペーンは、2021年10月1日に終了するとのこと。
BITPOINTに登録しようと考えている人は、こういったキャンペーンにぜひ参加してみるといいでしょう。
ちなみに、Bybitでも入金キャンペーン・SNSキャンペーンをはじめとする豊富なボーナスや特典を用意しています。
口座開設キャンペーンに限ってはBITPOINTに比べると開催している頻度は少ないものの、Bybitのキャンペーンもチェックしてみてくださいね。
BITPOINTは仮想通貨デビューするのにうってつけです。
登録は無料でできます。
結局どちらの取引所を選ぶべき?
ここまでBybitとBITPOINTの強みを紹介しましたが、それぞれの取引所で特徴やメリットは異なるので、結局どちらの取引所を選べばいいか迷ってしまう人も多いはず。
そこで、Bybitがおすすめ人とBITPOINTがおすすめな人の特徴をまとめてみました。
Bybit(バイビット)がおすすめな人
以下のような人は、Bybitを利用するのがおすすめです。
- 取扱い銘柄が豊富な取引所を使いたい人
- 高いレバレッジをかけてトレードしたい人
- トレードバトルに参加してみたい人
BybitはBITPOINTに比べると、豊富な取扱い銘柄があります。
そのため、いろいろな銘柄のトレードをしたい人はBybitを使うのがおすすめです。
Bybitは最大100倍のレバレッジをかけられるのも強みなので、高いレバレッジで大きな利益を狙いたい人にもBybitが適しています。
また、Bybitは日本の取引所では行っていない、トレードバトルを頻繁に開催しているのも特徴です。
通常の売買だけでなく、トレードバトルに参加して賞金を獲得してみたい人も、ぜひBybitへの登録を検討してみてください。
Bybitでは国内取引所よりも自由度が高い仮想通貨トレードが可能です。
トレードバトルやBitDAOにもぜひ注目してみてくださいね。
BITPOINT(ビットポイント)がおすすめな人
BITPOINTがおすすめな人は以下の通りです。
- 日本の金融庁に登録されている信頼性の高い取引所がいい人
- 資金管理や売買を日本円メインで行いたい人
- 口座開設キャンペーンでお得にトレードしたい人
BITPOINTはBybitとは違って、日本の金融庁にサービス提供を許可されています。
そのため、金融庁に登録済みで信頼性や安全性の高い取引所を使いたい人には、BITPOINTが向いています。
BITPOINTはチャート画面の表示や口座に保有する資金もすべて日本円に対応しているので、資金管理やトレードを日本円メインで行い人にもおすすめです。
また、BITPOINTでは口座開設キャンペーンを定期的に開催しています。
キャンペーンを活用してお得に資産を増やしたい人は、ぜひBITPOINTを使ってみるといいでしょう。
海外取引所に不安がある人はまずはBITPOINTで仮想通貨を始めてみると良いでしょう。
慣れてきたらBybitでも取引してみてくださいね。
本格投資を始めるならBybit×BITPOINTを組み合わせるのが最強
本格的に仮想通貨投資をしようと考えている場合は、BybitとBITPOINTを組み合わせながら使うことも検討してみてください。
なぜなら、両方の取引所を使うとそれぞれの利点をうまく活用でき、自分のトレードスタイルやそのときの値動きに応じた投資ができるからです。
たとえばBybitにしか登録していない場合、急な値動きがあってすぐにトレードをしたくても、日本円の入出金に手間取ってしまいチャンスを逃してしまう可能性があります。
逆にBITPOINTだけしか使っていないと、ここぞという場面でも最大2倍のレバレッジでしかトレードできないため、大きな利益を狙うのは難しいでしょう。
その点、両方の取引所に登録しておけばそのときの相場や資産状況を見つつ、幅広い選択ができます。
複数の取引所を使うのが不安ならどちらか一方だけでも問題ありませんが、本格的な仮想通貨トレードをしたい人は、ぜひBybitとBITPOINTを組み合わせて使うといいですよ!
まとめ
Bybitは豊富な銘柄のトレードができることや、最大100倍のレバレッジに対応していることを強みにしています。
トレードバトルに参加してみたい人や、いま注目されているBitDAOのプロジェクトに興味がある人にもBybitがおすすめです。
BITPOINTは日本の金融庁に登録済みで、なおかつ日本円での資金管理やチャート分析がしやすいといったメリットがあります。
口座開設キャンペーンも行っているので、キャンペーンを活用してお得に資産を増やしたい人も、BITPOINTを検討してみるといいでしょう。
なお、BybitとBITPOINTの両方に登録しておけば、より自分の投資スタイルやそのときの値動きに応じた幅広いトレードができます。
本格的に仮想通貨の投資をしたい人は、ぜひBybitとBITPOINTを組み合わせながら使ってみてください!